結局買ってないんすよ。Mac。


なんか、あれ?イラストを描かなければいらないのでは?とか思って。


いや、コンピューターは好きなので、

おもちゃとしては欲しいし、

イラレは第二の頭脳だからあるといいけど、

早く買わなければ、というものではなくなっている。


私のサバイバル意識が呟くのですよ。

イラストは金になりまっせ、いいんすか。

イラストレーターをやめたら、

何者でもなくなりまっせ。

こんなお宝、捨てていいんすか。



ねー。

イラストレーターのキシダですが自己紹介の定番だった。

世間の皆様はそれだけで、

お?と気に止めてくれるんすよ。


それは、フェラーリ持ってるようなもん。



一方の私が言います。

いやでも、もうやんねーし。

やりたくなさすぎて下手になったし。

確かに自分を表す便利なツールではあった。

でも、ちーーーっともやりたくねぇ。



何者でもない私になろうと思って。


とっくにそうなってたし。

そこそこ華々しい過去があるというだけの。


うっすらしがみつきたくなるこれを、

未練っていうんだろうな。

それもまた味わい深いわ。

でもそれももう要らんわ。



Macはフロッピーの時代から、

仕事とともにあった。


そのデザインも、文房具のような操作も、

ほんとに大好き。

次は仕事仲間でなく、友達として会おう。



しばしのお別れ。