前述の「妻を帽子と間違えた男」の中に、双子の男の子の話がある。
ふたりで、とある数字を言い合っている、という話だ。
一人がある数字を言うと、もう一人が、それを味わうように反復し、
しばらくして別の数字を言う。
の、繰り返し。
(念のため、本をひっぱりだしてきた。このとき双子はすでに大人になってたみたい。)
その時点で数字は6桁。最終的には20桁にまでなったらしいその数字群は、
素数だった、という話。
ものすごい話なので、自分たちの感覚と一緒にするなというところだが。。。
「この位置だと、まだちょっと普通じゃん?」
「うん」
「このへんは、どうかな。」
「ああ、いいね。くすぐるよね。でも、あと0.3ミリ左でどう?」
「あぁ、…いいね。じゃあ、どうせならあと0.1ミリさげようか。」
「あぁ、……いいね。ここだね。うん。ここだ。」
一番しっくりくる、不安定な位置を探る私たちであった。。。
そんな不安定は、とりあえず明日へと続く!
ふたりで、とある数字を言い合っている、という話だ。
一人がある数字を言うと、もう一人が、それを味わうように反復し、
しばらくして別の数字を言う。
の、繰り返し。
(念のため、本をひっぱりだしてきた。このとき双子はすでに大人になってたみたい。)
その時点で数字は6桁。最終的には20桁にまでなったらしいその数字群は、
素数だった、という話。
ものすごい話なので、自分たちの感覚と一緒にするなというところだが。。。
「この位置だと、まだちょっと普通じゃん?」
「うん」
「このへんは、どうかな。」
「ああ、いいね。くすぐるよね。でも、あと0.3ミリ左でどう?」
「あぁ、…いいね。じゃあ、どうせならあと0.1ミリさげようか。」
「あぁ、……いいね。ここだね。うん。ここだ。」
一番しっくりくる、不安定な位置を探る私たちであった。。。
そんな不安定は、とりあえず明日へと続く!