会場：パルコ劇場
日時：2012年5月15日（火） 19時開演
座席：L列24番
作・演出：蓬莱竜太
＜CAST＞
七島誠 / 仲村トオル
関谷直也 / 柄本佑
七島梢 / YOU
久坂友康 / 千葉哲也
山田浩彦 / 中村倫也
海江田恵介 / 宮崎敏行
前橋真紀 / 佐藤めぐみ
七島勇次郎 / 江守徹
＜STORY＞
都心から車で3時間という土地の山道を入ったところにあるレストラン「山猫」。
カリスマオーナー七島誠の作る独創的な料理が人気で、
立地が悪いにもかかわらず雑誌やメディアにも取り上げられる繁盛店だ。
そこに、有名正統派フレンチレストランで働いていた若きシェフ・関谷が
独創的な料理で腕を磨きたいと「山猫」にやってくる。
しかしそこは、関谷が思っていたようなレストランの厨房とは違っていた。
常識が通用しない。
そこへ、雑誌記者の前橋がやってくる・・・・・・・。
＜感想＞
仲村トオルさんが大好きな私。
友人が「チケットあるよ～」と声をかけてくれ、行ってきました♪
前回更新したエリザベートから感想が遡ってしまい、すみませんｗ
以下、ネタばれありの感想になるので、
まだ観ていない方はご覧になってから来てくださいね☆
↓↓↓ ネタばれあり ↓↓↓
観に行く予定ではなかったので前知識は全くなく、
そういう意味では「どうなるんだろう？」とワクワクしながら観れました。
まず、セットは厨房のみ。
とっても繊細なセットです。
蓬莱さんの作品は実は初めてみるんですけど、
なんていうか・・・淡々としている中にあるちょっとした恐怖？
みたいなのを感じる作品でした。
出演者は上手いし、言いたいことも分かる。
一番マトモだと思っていた関谷が、
最後の方で誠に「お前がこの店に来たのはどうしてだ」と
責められるシーンでは、いつの間にか関谷の方がおかしいのでは、
と思ってしまう辺り、すごいな～と。
でも、なんだろう・・・面白いっちゃ面白いんだけど、
なんかグイグイ引き込まれる。って感じじゃなかったな～。
ちょっとダラっとしてしまうところがあったのかも。私的に。
海江田が頭を打ってから変わってしまうところとか
結構笑えたんですけどねｗ
要所要所は面白いし、いろいろ考えさせられます。
今回の目的、七島誠役の仲村トオルさん。
・・・・・・・カッコエェ。(〃∇〃)
やっぱりかっこいいよ、トオルさん。
何度かカミカミしちゃってたけど笑。
生トオルさんが見られただけで、本望です。←感想それだけ？ｗｗ
関谷役の柄本佑さん。
・・・まずは、結婚おめでとうございます♪
佇まいが独特で、いい味出てます。
他の方々がアクが強いので、印象には残りづらいですが、
それが逆に関谷らしかった。
誠の姉、梢はYOUさん。
ある意味一番マトモな役が梢かも（父・勇次郎除く）。
YOUさんは、もう本当にYOUさんですね笑。
キムタクは何をやってもキムタク。っていうのと同じ。←褒めてます。
YOUさんの不思議な世界観、喋り方が梢に合ってました。
誠と梢の幼馴染、久坂役の千葉哲也さん。
うまい。言うことなし。
彼がセリフを言うと、場が締まる。
やっぱり舞台は声が大事だなって思うわ。
山田役の中村倫也くん。
この役、本当は永山絢斗くんが演じる予定だったんですよね。
永山くんが怪我をしたので、中村くんになったわけですが、
すっごく演技がうまくてよかったです。声も間もいい。
彼、時々テレビでも見かけるけど、もっと売れてもいいのにな～。
舞台好きな私としては、舞台方面で活躍してくれたらいいのにって思うけどｗ
海江田役の宮崎敏行は初めて拝見しましたがとてもよかったです。
彼の雰囲気あってこその、ジミーちゃんですねｗ
前橋役の佐藤めぐみも、舞台で観たのは初めてですが上手かった。
何かやらかしそうで・・・でも意外と普通だったｗｗｗ
最後に、江守徹さん。
失礼ですが、年を取られたなぁ～・・・。
テレビでもよく見かけますが、やっぱり貫禄が違います。
今回はどっちかというと出てくるたびに「ホッ」とするような役。
テレビだと悪役をよくやってる印象ですがｗｗ
面白かった～！！という感じではなかったですが、
ちょっと考えさせられる、深い話でした。
どちらがいいか悪いかなんていうハッキリした答えの出ない世界。
それでも誠がちょっと救われるようなラストになっていて、
ハッピーエンド好きな私としては、ちょっと安心しました＾＾
さて、次の観劇は前回のブログにも書きましたが、
本日観てくる宝塚雪組【ドン・カルロス / Shining Rhythm!】です。
感想、なるべく早めにアップできるように頑張ります！！