帝国劇場 【エリザベート 2012】 | お気楽たまこの観劇日記

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たまこの趣味である観劇感想ブログです。
お芝居以外にも、ライブや映画なんかの感想も書いてます☆


お気楽たまこの観劇・読書・ドラマ感想文

会場:帝国劇場
日時:2012年 5月17日(木) 13時半開演
座席:1階 V列 14番
脚本・歌詞:ミヒャエル・クンツェ
音楽・編曲:シルヴェスター・リーヴァイ
演出・訳詞:小池修一郎


<CAST>
※()内は役代わりキャスト

オーストリア皇后 エリザベート / 春野寿美礼 (瀬奈じゅん)
黄泉の帝王 トート / マテ・カマラス (山口祐一郎、石丸幹二)

ルイジ・ルキーニ / 高嶋政宏
オーストリア皇帝 フランツ・ヨーゼフ / 石川禅 (岡田浩暉)
皇太后 ゾフィ / 杜けあき (寿ひずる)
エリザベートの父 マックス / 今井清隆
オーストリア皇太子 ルドルフ / 古川雄大 (大野拓朗、平方元基)
少年ルドルフ / 加藤清史郎 (坂口湧久、鈴木知憲、山田瑛瑠)

エリザベートの母 ルドヴィカ / 春風ひとみ
エルマー / 岸祐二
マダム・ヴォルフ / 伊東弘美


<感想>

2~3年に一度の楽しみ、帝劇のエリザベート。
今回はニューキャストのオサさん@春野寿美礼さんのシシィと
ウィーン版エリザでトートを演じ、今回日本版でも挑戦するマテさんトート。
どうしてもこの組み合わせで観に行きたくて、
有休を取って姉と行ってきました♪

ちなみに、2010年版の感想は、こちら⇒ 1回目 2回目

この日の役替わり配役↓
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フランツの石川さんとゾフィーのかりんちょさん@杜けあきさんは
2010年の時に観た時と同じですが、他の方は初めてなので
それはそれは楽しみでした~。


エリザは相変わらず素敵なミュージカル。
まず楽曲が素晴らしいし、飽きさせない構成もすごいし、
今回はオケももとてもよかった。
こういう海外物の演出は、やっぱり小池先生ですよね~。
心の底から楽しめて、やっぱりエリザ大好き!って思いました。

ではでは、出演者の感想を。。。


オサさんのエリザベート。
オサさんは私が宝塚ファンを一時やめていた頃に在団していたので
生徒さんだった頃のオサさんを知りません。
でも、歌ウマで有名だったことは知っているので
そういった意味でもとっても楽しみでした。

さすがに高音部はちょっとつらそうなところがあったけど、
(そもそもエリザベートの高音部は、本当に難しいもんな・・)
伸びやかな声だし、声質が私好みでよかったなー。
2010で観たアサコさん@瀬奈じゅんさんよりも好みです。

それにしてもオサさん、顔が小さい。
首の太さと顔の幅が一緒だし。
そしてほっそくて鎖骨が綺麗でしたwww

ロビーのオサさんエリザ写真↓
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マテさんトート。
最初はカタコトの日本語がおかしくてプッてなっちゃってたけど
耳慣れしちゃうと、全然平気ー。
黄泉の国の人だからね、カタコトでも仕方ないってことで。

歌い方はロック!
1幕終わりの最後のダンスなんて、超ロック!!
あっついトート、私は嫌いじゃありません。むしろ・・・好きラブラブ
最初は「ん?」って思うんだけど、なんかハマってしまうマテトート。
好き嫌いは分かれそうな気がするけど。

シロタントートには敵わないけどビジュアルも美しいし
(オサさんと並ぶと顔が大きく見えちゃうのが難点だけども)
適度な色気がいいのよね。
特に今回はルドルフが全員超イケメンなので、
"闇が広がる"の絡みがイケメン×イケメンで萌える。

ロビーのマテさんトート写真↓
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ルキーニの高嶋兄は、もう今更語ることがないw
もちろん当然うまいし、慣れ切っちゃってるし。
そろそろルキーニに新しい風を・・・と思うけど、
適度に粘っこく、いい意味で鼻につく感じで、
小汚く(←褒めてるよ)、もちろん歌も芝居も上手な人。
っていうのが、高嶋兄以外に浮かばないんだろうな~。
エリザベートとトートはもちろんなんだけど、
このルキーニが下手だと、全てがダメになってしまうからね・・・

個人的にはこの高嶋兄が鶴見辰吾さんに見えて仕方ないのだけど
鶴見さんにしたら、年齢がさらに上がっちゃうからありえないね笑。
うぅむ~・・・誰がいいかなぁ。
私的ベスト配役、今度じっくり考えてみようっと。


皇帝フランツの石川禅さん
安定しすぎて、言うことなし。
禅さんの歌声は本当に心に響きます・・・。
姉とも話していたのだけど「夜のボート」がとっても素敵でした。
禅さんとオサさんの歌声、相性がいいのだと思います。

それにしても、エリザ観るたびにフランツが可哀想になる・・。
禅さんの芝居がうまいからなんだろうけれど、
若い頃は母親のいいなりだったり、一度裏切ってしまったけれど、
シシィ(エリザベートの愛称です、念のため)のことを心から愛してるのに。
我儘なエリザを「ずっと待ってる」って言ってるのに。

禅さんフランツは本当に素晴らしくて大好きなのだけど、
トゥビコン岡田浩暉さんのフランツも、興味あるなぁ。
いつの間にやら舞台人になっていたトゥビコン岡田さん。
2012はこの1回きりしか観る予定ではないので、
ぜひ次のエリザにも出てもらい、その時は岡田フランツをチェケラしたいです!


ゾフィは私の青春、かりんちょさん
2010年の時は声が出ていなくて悲しかったけど、
びっくりするくらい出るようになってた!!嬉しい!!!
キャバレーでのかりんちょさんがよかったので期待してたんだけど
その通りになってくれてよかった~^^
やはり高音部になるとちょっとつらそうだけれど、いいお声してます。
1幕と2幕での年齢を重ねた感じもちゃんと出てました。
ただ、寿ゾフィを拝見したことがないので、次は寿ゾフィを観てみたいな。


シシィの父マックスは今井清隆さん
安定した歌声でとってもいいお声。
でも、なんだろう・・・マックスにしては「いいお父さん」過ぎるというか、
豪快さやエロさ(笑)みたいなのが、ちょっと足りないかな~と。
やさしくていいパパって雰囲気なのよね。


皇太子ルドルフは、見目麗しい古川雄大くん
いやぁ~、眼福眼福!本当に美しい!!
歌声はまだちょっとか細い。♪王座~♪のところは、もっと迫力が欲しかった。
ただ音程は取れているので、これからもっと頑張って上達して欲しいなぁ。
でも、ルドルフのか弱い感じがよく出ていて
「ママも僕を見捨てるんだね・・・」なんて抱きしめてあげたくなっちゃうw
やっぱルドルフは美しいといいよね~。

ちなみに、平方くんのルドルフが個人的にはとっても観てみたかった。
ロミジュリのティボルトで彼を初めて知ったのだけど、
本当にイケメンで素敵だったし、歌える人だと分かっていたので。


ちびルドルフは、あの子供店長・加藤清史郎くん
演技も歌も上手でした。
彼は舞台の道に活路を見出した感じだね!
声変わりでどうなるか分からないけど、頑張って欲しいなぁ。
カーテンコールでかりんちょさんのドレス踏んじゃって、
エヘッってなってて可愛かった♪


三銃士以来なんとなく思い入れの強い、エルマーの岸祐二さん
彼が出てくると、思わずオペラグラスで追っちゃうw
いい声してるわ~。


今年のエリザはこの1回のみの観劇。
未だに頭の中を歌がぐるぐる回ります。
あーーー。エリザ大好き!!!


最後に、イケメンルドルフ3人と撮ったお写真を♪

今回のルドは本当にイケメンで、
「ルドルフ」という写真集まで出てました笑。
美しいですな~~~


さて、次の観劇は明日。
宝塚雪組【ドン・カルロス / Shining Rhythm!】です。
楽しみ!