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先日、ちょうどCROSSROADSがあった日に下北沢のガーデンというライブハウスでオールナイトのイベントがありました。主宰の人とはこの何年か親しくさせてもらっていて、たまにゲストDJとして声をかけてもらってます。

基本的に、ただのパーティー・イベントではなく、明確なメッセージを持った、ある意味、リベラルでラディカルなポリティックスを打ち出すもの。音楽も主にワールドで、特にラテン、メスティソなどが本線です。マヌチャオやフェルミン・ムグルサ、ゴゴル・ボデーロ、ベリー・ビー・ケアフルなどは大人気ですね。


今回アニバーサリーで海外からバンドも来ていて(フジロックに出るついでに)、少し前にここでも紹介したバルセロナのオブリント・パスとかドイツのマッテ・パワーとかに、日本からはお馴染みZOOT16にブラフマンや最近人気のタートル・アイランド、元ブルーハーツの梶くんのサンダービートなど多様な顔ぶれ。ただ、みんなに共通しているのは、彼らはみな今の社会、政治経済のシステムに異議を唱えて抗い闘っている人たちなんです。

というと、過激なイメージが湧くかもしれませんが、それはありません。バイオレンスではなく音楽のパワーで心をひとつにして、そうしたダメなシステムに挑戦しよう、としているんです。決してデモ集会みたいな雰囲気はなく、普通のライブ同様音楽ファンが楽しみに来ているだけ。


そんな中で、自分はラテン系とかは専門外だし、やることはいつも通り。自分なりにロックな音楽をみんなに楽しんでもらうだけです。ロンナイ的な選曲プラス、より幅広い60~70年代のロック、例えばこないだはJIMI HENDRIXの初期の作品Manic DepressionとかFLEETWOOD MaCのShake Your Moneymakerとかを交えてやりました。


マッテのメンバーとは去年来日中にGRCに出てもらったりで、話しかけたら覚えていて、たどたどしい英語で近況などちょっぴり話したり。そしたら新作CDをいただきました。他にも出演していた浅草ジンタというワールドな和風センスのバンドの関係者が古いラモーンズ仲間だったりで、雷矢のボーカルの康夫くんも来ていたり、とにかく自分にも楽しいイベントでした。


みんな今ごろはフジロックです。フジロックに行く、行っている方は是非Caribbean Dandyチームのテントに足を運んでみて下さい。自分は今夜はソノラの夏祭り、日本語ポップナイトで深夜2時からDJです。グループサウンズとかで30分くらい軽くやりますので、六本木あたりに出ていたら寄ってみて下さい。