来週の28日水曜日、今年最初の自分のトーク&音楽鑑賞イベント『CROSSROADS』を、いつものように渋谷のクラブOrgan-Barでやります。
 
 いつものように、自分でテーマを決めてそれらについて語り、映像を見たり音楽を聴いたりするという、実にアナログなものです。で、今回は欲張ってふたつのテーマ。ひとつはリクエストも多かったイギリスの音楽ムーブメント「PUB ROCK」について。ま、言うまでもなく、コレはパンクの前にイギリスの一部で盛り上がったムーブメントで、パンクの呼び水の作用をしたと言われています。

 その中でもリーダー的な役割を果たしたのが、DR.FEELGOODという4人組で、ぼく自身彼らの登場には大きな衝撃を受けたし、その音楽も大好きでした。ストーンズやアニマルズという60年代のビート・バンドが戻って来たようで、懐かしくも新鮮でした。

 もうひとつは、ここでも紹介したデラボニこと、DELANEY & BONNIEです。それは当然故デラニー・ブラムレットを偲んでの企画です。ジョー・コッカー、レオン・ラッセルなんかも一緒に紹介しつつ音楽に浸りたいと思っています。

 Organ-Barは渋谷のTOKYU HANDSのそば、ハーレー・ショップ方面の左にある路地を行ってすぐ右手の「くれたけビル」3階のこじんまりとしたバーのような感じのクラブです。スタートは午後9時半頃からで、入場料1000円です。11時過ぎには終わる予定ですので、なにかのついでにフラッと寄ってみてくれると嬉しいです。お酒もタバコもOKですよ。

 映像は75年デビュー当時のDR.FEELGOODのテレビショウでのもので、曲は一番おなじみの「She Does It Right」。ギターのウィルコ・ジョンソンのヘアスタイルとムーブの独特な感じ&ボーカルのリー・ブリローの怒れるサラリーマンみたいな雰囲気は見モノです。鮎川誠くんや森山達也くんなど、ぼくの友人たにからも熱く支持されてます。