- トヨタの片づけ/中経出版
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一番わかりやすくて、基本中の基本のところを説明してくれているので、会社に1冊あれば「マニュアル」になって便利なんじゃないかな?僕個人的にはすでに「カイゼン」「見える化」「5S」などなどいくつかのトヨタの本を読んで知識にはあったので、復習と言うか、おさらいをした感じでした。(内容はとってもわかりやすく書いてあるので、とても読みやすいです)
+++(紹介文をコピペ)+++ - 「キレイがゴールじゃない。片づけは『成果を出す』ためのビジネスツールだ」
- この言葉はトヨタの生産現場で勤続40年以上の元トヨタマンたちが全員、口を揃えて語った言葉です。
- 日本のものづくりの最高峰を担ってきたトヨタでは、「片づけ」を何よりも大切にしています。しかし、トヨタの片づけは、単なる「清潔にする」「きれいにする」といった次元のものではありません。トヨタマンたちは、「片づけ」という行為そのものが仕事のパフォーマンスを上げ、成果を生み出し、ひいては会社の売り上げを押し上げる、そこまでのツールだと断言します。
- さらに、この「片づけ」は生産現場にとどまらず、事務職といったオフィスワークからクリエイティブまで、そのパフォーマンスを上げるといいます。そのためのいちばんシンプルで効果的な方法が「片づけ」だと。その効果はトヨタのこれまでの実績をみれば明らかでしょう。そしてそのマインドや方法もたとえば、
- 「片づけは雑務じゃない。『仕事そのもの』だ」
- 「『ムダ』という宝を探せ」
- 「線を1本引きなさい」
- 「『掃除しないですむしくみ』を考えろ」
- というように、現場の人間らしく、きわめてシンプルかつ実践的です。
- 本書は、そんな勤続40年以上の元トヨタマンたちが培ってきた片づけのマインド、実践方法について語る、いわば「トヨタの知見」をまとめた1冊です。
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◆「片づけ」は「雑務」じゃない、「片づけ」そのものが「仕事」なのである。
この考え方は非常に良いと思います。実際に仕事の効率や成果に密接な関係である以上、それは仕事です。
そうそう、ところでちょっと気になるニュース。
■高速道路の改修 「造る」から「守る」への転換を(5月4日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20130503-OYT1T00933.htm
1960年代~高度経済成長期、日本列島改造論などでとにかく作りまくって、建設費用は約50年で回収、その後は高速道路は無料にする。そんな計画だったみたいだが、
>老朽化した橋やトンネルの大規模な建て替えに2兆円、道路設備などの修繕に3・4兆円の計5・4兆円が必要という。補修箇所をすべて造り替えると10兆円超で、7年分の料金収入に相当する。
うーーーん、補修・改修費用をきちんと見積もってなかった模様・・・。あちゃー。結局しばらく(ほぼ継続的?)有料道路が無料になりそうにないですね。さまざまな事を想定した、長期ビジョンって大事だな~、と思いました。
うちの会社の中長期経営計画もあれこれ想定しないとね。
ガンバろうっと。
もうこれでトヨタ関係の本を読むのは5~6冊目かな~?