計算はするけど適当にやる感覚 | ムズカシイことぬき!

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9月20日(月)のe☆イヤホンTVでも告知しましたが、明日から4日間セールをやります。

◆EAR4DAYS RETURNS 9/23(木/祝)・24(金)・25(土)・26(日)

昔のソフマップ時代からそうですが、この手のセールやキャンペーンの企画はよく好きで色々とやってました。たくさんのお客様に楽しんでもらって、お店も繁盛して喜び、協力してもらったメーカー・流通さんも喜んでもらえる企画。まさに理想の「Win-Win-Win」の関係です。

こういった企画(イベント・セール・キャンペーン)を考えるに当たっては何よりもまず、

◆本当にたくさんのお客様に喜んでもらえるのか?

この一点に尽きるのですが、やる前の計画上では、

 <企画内容に関しては>→かなーりざっくりと大まか。

 <収支関係に関しては>→きっちきちに計算。

と言う具合にハッキリと分けて考えます。

具体的には、今回の「EAR4DAYS RETURNS」は4日間の開催で、店頭でやる「その場で当たるスピードくじ」の景品総額は約20万円です。4日間で20万円の経費持ち出しですから、イメージ的には、

 ・23日の「利益予算」に対し、プラス5万円の達成目標を立てる
 ・24日の「利益予算」に対し、プラス5万円の達成目標を立てる
 ・25日の「利益予算」に対し、プラス5万円の達成目標を立てる
 ・26日の「利益予算」に対し、プラス5万円の達成目標を立てる

まあ、これが実際に達成されれば「企画スピードくじ」によって増えた集客効果で投資回収が済んだことになります。もちろん未達成であれば赤字です。そこにはこだわるんですが(←当たり前か)、実は企画内容の方にはそんなにこだわりがありません(笑)

つまり極端な例となりますが、一等がSE535でも、HD800でも、edition8でも、あるいはPS3とかハワイ旅行とかうちで取扱いの無い商品でも、とにかく何でもいいんです。

◆本当にたくさんのお客様に喜んでもらえるのか?

この点にだけ拘るのと、結果的に投資回収(もちろん経営なのでリターンが大きい方が良い)が出来ればOKなんです。これが、

「(収支の)計算はするけど、(企画は現場の状況に合わせ)適当にやる感覚」

ってことです。前回のEAR4DAYSでセール4日間の初日に一等のSE535が出てしまったけど、現場では空気を読んで最終日に急遽T50Pを2本特賞で追加したりとかは、その時点で収支ラインをクリアしていたのですぐにGoサインが出せました。(←収支ラインがマイナスであったなら無理でした)


どんな企画でも、投資回収が出来れば良い企画、出来なければ悪い企画と言う感覚です。良い企画はどんどんバージョンアップさせ、悪い企画は廃止するか修正するかです。そして何より「まずはやってみないとわからない」です。やれば結果が出ます。結果から何かしらの判断が出来ます。


うーーーん。


お客様が増える→利益が増える→お客様を増やすことに使える原資が増える
 →またお客様が増える→利益が増える→お客様を増やすことに使える原資が増える
  →またまたお客様が増える→利益が増える→お客様を増やすことに使える原資が増える


ループ&ループ。