仕事を誰よりも早くする、って話をしたんですが、次のステップ。
・早いながら品質や正確性を維持し、皆で共有すること
これが難しい。今のところ自分の経験論では、
・統計や確率の問題を常に分析、追及し続ける
・常に改善され続ける、可視化されたルールや手引書
・各個人のスキル、力量にあった指導、教育
ここらへんがポイントだと思います。自分でやるのは簡単だけど、
人に教えたり、同じことを求めるのって、結構しんどい作業。
また人それぞれ個性や特徴があり、すべての人が出来る
作業を基準とすると、品質水準を下げざるを得ない時があって、
そこをどう乗り切るか?様々な手法を考えないといけなくなる。
ムズカシイことぬき!で考えると、ルールやマニュアルって
ものは、良いか悪いかは新人で試すのが一番。
・理解しやすい
・作業中に確認できる
・業務の全体像(前後)がわかる
職人さんの世界では、○○は3年、△△は10年の修行が必要、
なーんて言うかも知れないけど、企業はやっぱり入社から最速で
即戦力に仕上げたいと思うもの。
なぜ新人に注目するかと言うと、中堅やベテランと言われる人ほど
新しいチャレンジやパフォーマンスを追わなくなり、品質はある程度
維持するが、可もなく不可もなく、ってのに陥りやすい。
でもって、マニュアルやルールを改善しようって気にもならなくなる。
中堅の活性化の話はまたの機会にするとして、とにかく新人から
は色々新しい発見や、今まで見えなかったものを教えてくれたり
するので、すごく重要です。
あと、「確率を変える作業」って自分では呼んでいますが、すべてを
確率の問題に置き換えて、確率を上げる為には?(又は下げる為には?)
と常日頃から考えるようにしています。
ものごとすべてを確率で考えるんです。
・お客様がAの商品を買う確率は?
・Aの商品を買う時に同時にBの商品を買う確率は?
・うちのお店が目的では無かった人が来店する確率は?
・この一言を言ったらOKになる確率は?(セールストークなど)
・この一言でクレームになる確率は?
・この態度でお客様の印象は?
・売場のここで立っている時の接客回数は?
とか無限に考えて、実現出来て結果が変わりそうなものから
どんどんやる訳です。全部が確率の問題だと思う訳。
これってゲーム感覚で考えるとめっちゃ楽しいですよ♪
もちろんすべて数値化、可視化される訳ではないけど、
なるべく数値化(適当でもいいので)したいですね。
仕事は楽しく、ムズカシイことぬき!
がんばろうっと。