仕事の質を求める | ムズカシイことぬき!

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 ジャイアント・キリングを起こせ!大阪日本橋と東京秋葉原&渋谷ではたらく社長のブログ。

仕事を誰よりも早くする、って話をしたんですが、次のステップ。


・早いながら品質や正確性を維持し、皆で共有すること


これが難しい。今のところ自分の経験論では、


 ・統計や確率の問題を常に分析、追及し続ける

 ・常に改善され続ける、可視化されたルールや手引書

 ・各個人のスキル、力量にあった指導、教育


ここらへんがポイントだと思います。自分でやるのは簡単だけど、

人に教えたり、同じことを求めるのって、結構しんどい作業。

また人それぞれ個性や特徴があり、すべての人が出来る

作業を基準とすると、品質水準を下げざるを得ない時があって、

そこをどう乗り切るか?様々な手法を考えないといけなくなる。


ムズカシイことぬき!で考えると、ルールやマニュアルって

ものは、良いか悪いかは新人で試すのが一番。


 ・理解しやすい

 ・作業中に確認できる

 ・業務の全体像(前後)がわかる


職人さんの世界では、○○は3年、△△は10年の修行が必要、

なーんて言うかも知れないけど、企業はやっぱり入社から最速で

即戦力に仕上げたいと思うもの。


なぜ新人に注目するかと言うと、中堅やベテランと言われる人ほど

新しいチャレンジやパフォーマンスを追わなくなり、品質はある程度

維持するが、可もなく不可もなく、ってのに陥りやすい。

でもって、マニュアルやルールを改善しようって気にもならなくなる。


中堅の活性化の話はまたの機会にするとして、とにかく新人から

は色々新しい発見や、今まで見えなかったものを教えてくれたり

するので、すごく重要です。


あと、「確率を変える作業」って自分では呼んでいますが、すべてを

確率の問題に置き換えて、確率を上げる為には?(又は下げる為には?)

と常日頃から考えるようにしています。


ものごとすべてを確率で考えるんです。


 ・お客様がAの商品を買う確率は?

 ・Aの商品を買う時に同時にBの商品を買う確率は?

 ・うちのお店が目的では無かった人が来店する確率は?

 ・この一言を言ったらOKになる確率は?(セールストークなど)

 ・この一言でクレームになる確率は?

 ・この態度でお客様の印象は?

 ・売場のここで立っている時の接客回数は?


とか無限に考えて、実現出来て結果が変わりそうなものから

どんどんやる訳です。全部が確率の問題だと思う訳。


これってゲーム感覚で考えるとめっちゃ楽しいですよ♪

もちろんすべて数値化、可視化される訳ではないけど、

なるべく数値化(適当でもいいので)したいですね。


仕事は楽しく、ムズカシイことぬき!

がんばろうっと。