関西の大手進学塾である浜学園から独立を求め、前田卓郎氏を中心とした希学園が結成されたという事実は関西塾業界だけでなく、日本塾業界を驚かせた事実である。


関西超難関中学といえば、灘高校&六甲高校&四天王寺高校&東大寺学園&西大和学園&神戸女学院など列挙すればきりがないほどである。


そしてそんな超難関中高入学者が目指すのが、東大&京大&医学部だ。最近の傾向では東大&京大よりも医学部医学科傾向が強い。


そのため、関西の国公立医学部&私大医学部は比較的難易度が高いように感じていた。

もちろん偏差値的に見ればさほど東海地方や関東地方と変わらないが、現状はそうでもないようだ。


医学部入試に限らず難関大学入試業界で求められていることは徹底的な基礎力を地盤に持った応用力であるといわれている。


私が思う医学部入試は難問が解けることよりも取らなければならない問題をどれだけ死守し、差のつく応用を少しでも多く得点化することであると思う。


特に理科の世界では、重要問題集をできて当たり前そして新演習&新物理入門演習・・・

少し考えてほしいことがある。浜学園&希学園のモットーであった基礎力を大事にしてほしいのだ。


大学で学習する生物学&物理学は大学受験でやるようなテクニックはほとんどどころか全く出てこないに等しい。


次回以降中学受験がもたらした新たな受験業界について特集していきたいと思う。