デグーの飼育における我が家のケージ遍歴 | デグーのぼんてん

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今日は広々ケージのイージーホーム80ハイへ2匹のお引越し!
の予定でしたが、結局ネットで買ったはしごなどが届くのが明日なので引越しは明日へ延期しました。
そんなわけで今日はこれから初めてのデグーを飼いたいと考えている方の参考になればと、これまでの我が家のケージ遍歴と、超個人的なレヴューをご紹介したいと思います。
 
その1「イージーホーム40ハイ」
2020年4月〜三晃商会「はじめてのデグー飼育セット」を買って梵天をお迎え
 
▼お迎え当時は66gで今の1/3の大きさだった梵天
ケージはセットについてきたイージホーム40ハイ。まさに、はじめてデグーを飼うけど、何が必要か全く検討がつかなかった自分達のような者にはありがたきセット。ただし、これは1匹飼い向き(←特にセットについている回し車『メタルサイレント』は2匹以上で使わせるのはとても危険)
 
▼奥に見えているのが『メタルサイレント』ケージの金網につけた際、他のホイールと比べて静かな点は良いのですが、時折、デグーのサイドバーへの挟まれ事故が起こっているので設置する際は注意が必要です。(うちでは上から吊り下げて設置し、スタンドとサイドバーの間に挟まれないようにしていました)
もしも可能であるならば、1匹での飼育の場合でも、『メタルサイレント』の使用は事故予防のためにも避けたほうがいい気がします。幸い我が家の場合はこのホイールを使っている期間に事故も起こりませんでしたが・・・
1匹用のホイールなら『サイレントホイールフラット25』が安全かつ成長して身体が大きくなっても使えるのでおすすめです。
最初から2匹以上の多頭飼いを予定している方は、ケージはその3のイージーホーム80ハイあたりの大きさのケージを最初から購入したほうがよろしいかと思います。
 
そして上記にも書いたとおり回し車は『メタルサイレント』は避けたほうが無難です。
出入りの際にサイドバーに身体や尻尾が挟まれて大ケガをすることもあり、一匹が回している間に別のコが入ろうとして挟まれたりすると非常に危険。2匹以上で使うなら『サイレントホイールフラット30』や『静音ホイール31』あたりがよいでしょう。
 
 
 
以下は個人的感想になりますが、この「はじめてのデグー飼育セット」についてきたもので個人的に不要、あるいは買い替える必要があったもの。
 
×北海道産ニ番刈りソフトチモシー
ブリーダーさんのところでアメリカ産一番刈りを食べていることを知っていたので別途チモシーを買い直す必要があった。チモシーは産地等によって見た目も触感も香りも全く違うので、まずはお迎えしたペットショップやブリーダーさんのところでその子が食べ慣れたものを買うことになると思います。案の定、これは食べませんでした。捨てるにしても量が多くてもったいないので、もしもチモシーをつけてくれるのなら、その個体の好みを探るため、アメリカ産、カナダ産、北海道産1番刈り、2番刈りなどを少量ずつセットしてつけてくれれば親切なのにと思います。このセットにはついてないけど副食のペレットフードも、まずはお迎え先で今食べているもの確認してから買うほうが間違いないです。
 
△スパイラルパーチ L
40ハイに設置するには大き過ぎるし足場としても安定しないのでひたすらジャマだった。ただし、後日切って工作してステージをつなげる足場にしたので、それなりに役には立ちましたが。バーチはいらないからその予算でもっとちゃんとした牧草フィーダーをつけて欲しいって感じです。
 
△ガリガリローラー
牧草フィーダー的なものですが、とりあえず付けときました、というおもちゃ的存在。食べ放題であるべきチモシー牧草を入れるにはあまりに小さすぎて使えない。よく木をかじる子ならかじり木としての役割にはなる。我が家では結局チモシーは皿で平置きにしたし、床に転がすしかなくジャマなので早々にお払い箱に。
 
△ココハウス
必要ではないが、はじめてのデグー飼育を始める飼い主側が、天然ヤシの実に気分があがるので、はずせというほどではない。でも必要ではないな。
 
■その他、初めてのデグー飼育の際の注意とあったほうがいいもの⚠️
★給水ボトルか平置き水か
このセットには小さめの給水ボトルがついていて、これは我が家でも今も活躍していますが、お迎え時の個体によってはまだボトルから飲む訓練が出来ていない子がいます。我が家の銀河がまさにそれで、しばらくは平置きの水入れが必要でした。このセットには平置き用水入れはついていないので、それを知らずに給水ボトルだけを設置して「なかなか水飲まないなぁ」なんてのんびり構えていたら水が飲めずに大変なことになるので、お迎え時にその子が給水ボトルを使えるかどうかは要確認です❗️
★どこか隠れられるところがあるとよい
お迎え当初は怖がってちょっとした物音でもどこかに隠れようとします。ココハウスは隠れるのには小さすぎるので、例えば「SANKO ウェーブハウス M」などが隠れながらも、なかでご飯を食べたりできるゆとりもあり、おすすめです。(お椀式に下部が開いているので掃除もしやすい)そのうちにあまり隠れなくなり、不要になってしまいますが、かじって遊ぶ子もいるので入れてあげると親切かなと思います。
 
2020年6月〜
備品が増え、特にヒーター関係を設置したら、万が一暑い時でも熱気から逃げるスペースがないのでは?と心配になり、イージーホーム60ハイに引越し。40ハイのケージのほうは、その後、想定外に7月からお迎えすることになった銀河が使うことになりましたが、ヒーターはいらない時期なのでひとまずそのままで秋を迎えました。

 

 

このイージホームハイメッシュ60は大きさも広すぎず、狭すぎず、天板も開きやすく1番使いやすかったかもです。我が家は回し車を31径にして、さらに2匹を入れたから狭くなったけど、我が家のような手狭な集合住宅で1匹飼いをするならデグーにもニンゲンにも、このくらいでちょうど良いのではないでしょうか。

 

追記:イージーホームシリーズには2022年にステンレス製が出ました!これまでのエポキシ樹脂塗装ワイヤーは1年経たずに錆びたり塗装がはげたりするのに対し、ステンレスは汚れや錆びがつかず塗装もはがれず永く使え安全性も高いので、割高になっても断然ステンレス製の方をオススメします!

 
▼左のケージが銀河の40ハイ。右が現在2匹で同居している60ハイメッシュ
 
▼突然我が家にやってきた銀河(右)。梵天大喜び。
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▼子供の時は色素も薄い。梵天も銀河も今より薄めの毛色をしています。
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その3「イージーホーム80ハイ」

2020年10月〜
冬支度からの、なし崩し的に同居になったボーイズのために同居ならこれと決めていた80ハイに買い替える。60ハイの使いやすかった工夫が何故かなくなってたりして、不満がないわけではないですがとりあえず広いからよし。
レイアウト紹介はまた後日!
 
 
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ぼんてん本日の体重:207.0g (前日比+0.5g)
銀河本日の体重:211.5g   (前日比-0.5g)

 

食事:
ぼんてん
■チモシー1、2番刈り、(食べ放題)、イタリアンライグラス(別荘内のみ)

■副食:アルファルファヘイ、ウェルバランスデグーフード少々
■おやつ:蕎麦の実5粒、菊芋、乾燥野菜少々
銀河
■チモシー1、2番刈り(食べ放題)、イタリアンライグラス(別荘内のみ)

■副食:アルファルファヘイ、ウェルバランスデグーフード少々

■おやつ:蕎麦の実5粒、乾燥野菜少々、菊芋少々