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実は旦那方のお母さんの容態が悪く、夜中に猛烈な痛みで救急車で搬送されたそうで、、
愛ちゃん、、と、今朝、私宛のメールを見て、あまりにもビックリして、、
震える手で、電話しました、
【お母さん、、、、大丈夫?】
緊張で、私の声まで震えていました、情けないな、、
お母さんは、救急車で搬送されてから、点滴治療し、腎臓の造影剤検査の後、先程お父さんと自宅に戻ったらしく
電話すると
【お父さんと仲良く一緒にお風呂入ったら、あんなに痛いのがおさまったわ!わははは!そんなことより愛ちゃんは大丈夫か?】
と。
すこぶる明るい声に、逆に私ががんばれよ、と、励まされているようだった、、、
お母さんは、パーキンソン病という難病だ。それも、つい5年ほど前に発症。
歩く事すら、できなくなり、死に至る病気なのに、
それでもいつもすこぶる明るくて、
寝たきりになるとみんなに迷惑をかけるから、と、毎日リハビリしながら、弱音ひとつ吐かない。
実家が、土砂崩れにあいそうになり、避難する時ですら、、病気の身体で、周りのおばあちゃんやおじいちゃんを、おぶって避難所を往復するような、
人のために生きるような人。
まだ検査結果待ちなのだが、
【愛ちゃん、どんな病気でも、癌でも、うちはもう覚悟はできてるんや。人はな、寿命が来るまで死なれへんのやから、それまで懸命に生きるだけや】
と。
【そんなことより、うちが、先立ったら、残されたお父さんが心配で心配で死なれへんよ。救急車も118番して間違った人やねんから、】
と。
慌てて、、お父さんらしいなぁ。
お父さんが、どんな時も、懸命に支えて支えて、愛を与え続ける人。
私が病気で辛かった時は、
【辛いことはみんなで分ち合おうな、そうしたら、愛ちゃんの苦しみが半分になるよ】
と、言ってくれたこと、
その一言に救われた事、
一生忘れない。
誰かが、困っていたら、放って置けない人。
そんな人、放っておいたらいいのに、と、思ってしまう程の人も助ける、、
今はそういう生き方は、令和のベストセラーによると、
だから病気になるんだよ、アホだな、と言われるかもしれない。
それでも、
こんな時代だからこそ、一人一人の生き方、生き様が問われる。
自分だけ、よければいいのか?
自分だけ、楽で楽しければいいのか?
日本人はいつからか、心が無くなりAI人間になってしまったのか?
血の通った人間なら、
お互いを、思い遣って生きていきたいものだ。
お母さんのような人のために生きたい!なんて言うと、おこがましいが
せめて人の心に寄り添い
人として、恥じない生き方がしたい。
特に今現在コロナ禍において、真に愛される人、本当に求められる人とは、
いつでも代用が効くAI人間ではなく、そういうAIにはない、慈悲深い心を持った人なのだろう。
そして、
痛みと苦しみが和らぎますように、、
長文、最後まで読んでくださりありがとうございます
2020.8.9
高岡 愛