桑名の蛤とズッキーニのサラダ、スモモのプチケーキ | bon repas 日記

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料理好き、ワイン好きが高じて「料理研究家」の道へすすんだ私。



そんな私の日々の「bon repas(ボン・ルパ)=おいしくて楽しい食事」を綴ります。

6月の料理教室は、旬の蛤を使ったレシピをご紹介。

「桑名の蛤とズッキーニのサラダ仕立て」

今年は6月に入ってとても暑い日が続いていたので、ひんやりと、そして蛤の旨味を

しっかりと味わえるジュレ仕立てに。

「味付けは極力控えめにして、蛤の風味を大切に」が、このレシピのポイントです。

メインは「豚肩ロース肉のポットロースト 色々夏野菜」

こちらもシンプルな味付けで、調味料は塩のみ。カラフルなミニトマトがいい仕事を

してくれます。ソースに隠れていますが、茄子、ズッキーニ、モロッコいんげん、

新じゃがが付け合わせ。

デザートは「スモモのプチケーキ」

スモモの酸味をアクセントにした簡単なケーキ。料理教室ではマフィン型を使って

プチケーキにしましたが、ワインのクラスではタルト型で大きく焼きました。

今月のワインは、蛤の旨味をひきたたせるものを…と考えてチョイス。

ワイン単体でも優しいフルーティーさが楽しめて、夏の昼飲みにお薦めな

感じです。

Crudo Bianco Catarratto Zibibbo 2023年/Mare Magnum

    クルード ビアンコ カタラット ジビッボ /マーレ マンニュム

◆産地 イタリア・シチリア テッレ シチリアーネIGT

◆生産者 マーレ マンニュム

◆葡萄品種 カタラット75% ズィビッボ25% ブドウは全て有機栽培。

6月のテーブルは、実家の庭の紫陽花を添えて。

余談ですが、今年の蛤は例年に比べて身がぷっくりクリーミーなものが

多かったと思います。

 

桑名の蛤は、「入」の形で、縦に線が入っているのが特徴。

そして時々混じっている黒々とした貝殻は、その光沢から「油貝」と呼ばれる

…というのは、料亭のお姉さまからの受け売り。蛤がいる砂地の色も同じく

黒っぽい(砂出しする際に出てくる砂の色と同じ)なんですよね。