とうとう、どんぐり倶楽部について語る日がやってきました(笑)

 

みなさん、どんぐり倶楽部って知っていますか?

私は教育系の書籍等を読み漁っていた時期があり

ちょうどBONさんが小学校2年生ぐらいのときにどんぐり倶楽部、および絶対学力という書籍に出会いました。

 

ここからはどんぐり倶楽部というものを知っている方がたどり着いたという前提で話をします。

 

振り返りとして

 

どんぐり倶楽部の環境設定

 あの厳しすぎる環境設定は意味のないことと考えそのまま採用していません

  

どんぐり倶楽部の問題を解いていた時のBONさんとPONさんの様子(娘さんはやっていません)

 基本どのレベルの問題も適当に解いているが、時々難しい問題があり

 泣く(笑)笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

どんぐり倶楽部の問題は、時々難問が混じっています。

※ 普通の子供が解いたら全部難問かもしれません

 

ということはありましたが、どんぐり倶楽部はBONさんとPONさんにはあっていました

 

私はどの教育カリキュラムについても、その子の素養、持っている素質とあっていることが大切だと思っています。

※もちろん努力の力が強い子供については、その持っていない分野の素養を伸ばすことも可能だと思います。

 

うちの場合は、考えることが好きで、処理することが嫌いだったので、強みを伸ばすことができたと思います。

思考すること、じっくり考えることが不得意な子供には、かなり苦しい時間になるかもしれません。

 

 

このどんぐり倶楽部は、公文を強く否定しておりますが

思考力のある子供については、中学受験や大学受験で処理スピードは現状強いアドバンテージになります。

どんぐり倶楽部では、高速処理を否定しておりますが、現在の中学入試では高速処理とある程度の典型題の対応力がなれば、多くの保護者が望む志望校には到達は難しいとも思います。

 

 

特に共通テストでは、高速処理がまだまだ必要です。

言語の高速処理能力も必要ですが、理数系の高速処理も必要です。

東京大学の二次試験は思考力がものをいう良問ばかりですが、化学は計算力が必要な問題が多いと聞いております。

 

さて、総合的な評価(私見)ですが

 環境設定にはこだわる必要はない

 絵を描くことが嫌いな子供は図でも問題ない

  (イメージ化ができているのに、絵を描くことを強制することに意味はない)

  (むしろ理解できているのであれば、図さえも必要なかった)

 先取り学習をする学力がある場合には、どんぐりの問題を自力でさせることには高い効果があると思える

 高速処理は後から伸ばせるという考えですが、意外と後からは伸ばしにくい面もある 

 

一番大きな効果としては

 わからないことに対して、自力で考える力を育むことができたこと

 わからないことに対して、安直に答えを見ずに考えつづける力を育めたこと

が大きいと思います。

 

これからは、すでにある問題に対しては

 ChatGTPのようなAIがある程度の知識や手法を提案してくれるようになります

 それらの提案を安直に信頼せずに、自ら検証する。みずから考える力を得るのにどんぐり倶楽部のような考え方は素晴らしいと思います。

 

 

ただ!

あの制約はやりすぎ

他の方法に否定的すぎ

 

なので、どうかな?って思う人が多いと思います。

 

 

どんぐり倶楽部とか、中学入試の良問って

中学3年生にやらせても意外と解けないんですよね

本当に思考力が必要な問題なので

もしやらせている人がいたら

親が問題を選定してやらせてあげてもいいかもしれません