こんにちは
最近、BCRデイルームは座談会が多くあります。
絶対無理せず、でも、あったらちょっと座ってとか、明るくなってます。
もちろん、ご高齢の方もいらっしゃるので、話がループするんですが、これもこれで俺にとっては大事なことですね。
ネットの交流ってのも、すごくいいことです。
でも、リアルな近くにいる患者さん同士で挨拶するのは、これまた気分いいもんですよ。
個室の部屋にずっといるのは、心が折れてしまうもん。
で、少しずつ集まってきて、いろんな話します。
今日は、発症した時の気持ちです。
これ涙して話される方もいますが、その後スッキリされる方もいます。
無理に聞き出さなくても、喋ってしまうもんなんかなー
やっぱ、いろいろです。
諸症状で運ばれて、とにかく即入院で、見えるのは天井なわけです。
検査と、処置が行われ、わけわからんうちに抗がん剤。
先生の話に耳を傾けても、あと少しで手遅れだったよ、移植しか手がないねとか言われて、また天井を見上げるわけで…
多くは、なんで私がこんな病気にならんといけんの?
毎日、キツい薬を身体に入れて、ご飯食え、リハビリしろ、尿を図れ、熱が出りゃアイスノン、売店も自由に行けないから、買い出しは家族…
親が来れば、こんな身体に産んでごめんって泣かれ
旦那さんに全部甘え
子どもたちは、何も文句言わず励ましてくれ
部屋の中で気持ちぐっちゃぐっちゃなんですよーとかね。
こんなに迷惑かけて、お金も使わせて、生きててもしょうがない
こんなだったら、もう助からないって言われたほうがいい
ネガティブな発想山ほど出てきます。
実はこれ、俺も思った。
そして家族に言えないんです。
医師や看護師にも聞いてもらえる時間は限られる。
そして溜め込んでいっちゃう。
抜け出せず、睡眠薬を処方してもらっても寝れない
ご飯も欲しくない、ベッドで寝てばかり。
看護師の優しい問いかけにも八つ当たりすることもある。
こんな気持ちがずっと続く人もいる。
発症した時は、こういう気持ちです。
白血病なんてドラマの世界ぐらいですから。
美しい愛の前に、抗がん剤と採血ばかり。
調べたり、本読んだりでさらに自分の生存率を測ったり落ち込んだり。
ネガティブな発想しか出来ないのが、白血病患者の多くではないかなと。
そこからの脱却は、また大変です。
こういう話を、ゆっくり何度もデイルームですることで落ち着かれる方も多くいらっしゃる。
とにかく、戦う意思を持つまで時間かかるという感じを見受けました。
俺もそうです。
座談会での一幕でした。
あ、座談会は患者の挨拶から始まります。
勇気出して、元気に言ってみませんか?
いつか話をする機会が生まれますよ。
それじゃ