食いしん坊さんは必見!「魯山人のかまど」初夏編 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今や私めが絶大な信頼をおくNHK火曜22時枠ですが、全4話なので春ドラマ期待度ランキングには入れられませんでした。




初回を見ましたが、やはり期待を裏切らない良質な作品で、食いしん坊の私めにはたまらない作品でもあります。私め同様に食いしん坊な方はぜひご覧ください。ヒューマンドラマとしても見ごたえありです。




NHK  火曜22時

「魯山人のかまど」第1話(初夏編)


主演…藤竜也

脚本、演出…中江裕司




このドラマの主人公、北大路魯山人について、皆さんはどの程度ご存知でしょうか?



漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとされている人で、美を追求して、書道、陶芸、篆刻、多岐にわたる芸術をきわめた大いなる趣味人です。




中でも料理に関しては特にこだわりが強く星岡茶寮という店を持ち、政財界のセレブたちをもてなしたそうです。




このドラマでは傲慢で偏屈ゆえに恐れられたり嫌われている孤高の魯山人(藤竜也)の自伝的記事を書くことになった若い雑誌記者ヨネ子(古川琴音)の視点を通して魯山人の料理の鉄人ぶりが描かれていくようです。




魯山人の恐さにビクビクしている先輩(和田聡宏)と違い、魯山人を待つ間に出された湯呑みの絵付けに見惚れているヨネ子。




美しい物を率直に美しいと言える彼女を気に入った魯山人はヨネ子を京都に行かせます。



実は魯山人のもとには吉田茂(柄本明)から大磯の吉田邸に来て料理を作ってほしいという依頼が入っていました。




食通な吉田茂を満足させる料理を作れるのか?

魯山人はヨネ子を京都丹波の山奥に行かせ鮎釣り名人と共に釣った鮎を生きたまま大磯に運びます。




小林薫が降板して藤竜也になったらしいですが、コワモテで偏屈な魯山人を藤竜也は自然体で演じていて、魅力的な主人公です。




古川琴音演じるヨネ子との組み合わせもぴったりで、ピュアでフランクなヨネ子はこれまた古川琴音にはピッタリです。




丹波の川で釣れた小ぶりな鮎の塩焼きは美味しそうでしたね。

吉田茂も思わずかぶりつき、もう1尾と所望しても応じませんでした。




まだ数はあるのに1尾めにはかなわないからという理由にこだわりの強さを感じました。




ヨネ子の取材に応じて語られる魯山人の幼少期は、捨て子ゆえに養い親を転々とし、もう捨てられたくなくて独学で料理を覚え身につけたというのが心に響きました。



かまどで毎朝炊いたご飯は、3等米とは思えぬ旨さで養い親を喜ばせました。




ヨネ子のためにも炊いてくれておこげをふるまってくれたし、お土産におにぎりも作ってくれました。



この先も魯山人とヨネ子の関わりようが楽しみですし、どんな料理が出てくるかも楽しみでなりません。




初回の評価は…8