小笠原の代表的な固有植物の『マルハチ』
ガイド付きで、森の中(山の中)に入ったお客様はきっとこの植物の名前は覚えていることと思います。
下から仰ぐと、放射状に開いた葉が綺麗ですね。大きくなると15メートルを超えます。
でも、そんなに背の高い『マルハチ』はなかなかありません。そしてここ数年、その大きな(背の高い)物が、枯れ始めています。昔のお話を聞くと山には水が豊富にあったようです。清瀬川や、奥村川など今は、ほとんど水がありませんね。そのような場所には元々島にある樹木よりも成長の早い木々がものすごい勢いで生長しています。土壌水分も当然吸収されているのでしょうね。