心の次元.生命の次元 | 路傍の如来   多々方聖道石     

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♡こよなき幸せの仏教♡人々を堅固な安らぎ.喜び.満足.幸福そして大悟へと導く.大乗.小乗.宗派.部派を超越した不偏なる頂乗仏教.目覚め.乗り越え.解き放て.[覚醒][超越][解放][鑑定][供養][浄霊]
JR山手線.上野駅不忍口前
辻立ち.托鉢.御相談 eメイルbongteng@live.com

人間は無明(本質的無知)に生まれついているのです…

そんな無明な者が.己れが無明である事を知らないままに.自らが理解出来ず.説明つかず.腑に落ちないからと言って.やれインチキだ.まやかしだと浅薄.短絡的.感覚的.主観的に断定するそんな無明な人達が増えている気がします…

これも西洋的な唯物論に侵され.唯識(意志)によって成り立つこの世界が見え辛くなって居るからに他ならないのです…

それは.有能な物理学者達が口を揃えて宣う…

量子の世界と精神的性質は.驚くほどの一致が見られる…

量子科学の権威.マックスプランクは.意識とは物質よりも根源的であり.物質とは意識の派生物に過ぎない.言っています…

私達が存在すると見做す.全ては.意志を前提としているとか.粒子(物質)とは.エネルギーな一つの形態に過ぎないとも言われます…

量子世界とは重力.空間.時間を超えた世界であり.意識(本質的意志)が量子世界の存在であるならば.肉体の死によって単純に意識も消滅するとは言えない…

そして心的エネルギーの連鎖(輪廻)も.当然として在るだろうと言うのです…


心の次元

⚫心の次元
心の次元の形状により全ての身句意は成され、心の使い方次第で、心の次元(業・カルマ)の形状は形成されてゆく…
❖心のレベル(心的次元)により来世(輪廻・成仏)は結び付けられてゆく。
⚫来世
[空] 仏心レベル次元→成仏
※無常で空性な感覚.感情.主観などから目覚め.乗り越え.解き放たれた次元
[天] 無我.無私レベル次元→天界⇄人界
      ※ 喜びを糧として食する次元
[人] 獣性(感覚的.感情的.主観的レベル)を乗り越えた(超越)次元→輪廻→人界
※理性と客観性が育成された次元
[修羅]獣性(感情的.感情的.主観的レベル)→輪廻・因果律に遵い肉食系動物
※人性と獣性との間で迷い、刺激と怒りのエネルギーを糧として食する次元
[畜生]獣性(感覚的.感情的.主観的レベル)→輪廻・因果律に遵い草食系動物
[餓鬼] 欲望.渇望への深い執着.強欲レベル→輪廻・因果律に遵い生産層生物
※[もっともっと]という不満のエネルギーによる次元であり[あれをもっとしておけば良かった…これをもっとしておけば良かった…もっと金を儲けておけば良かった]満たされない未練に縛られた渇いたエネルギーを糧とする次元 
[地獄]地獄心(殺人.無慈悲.凶悪さ…)
        →輪廻・因果律に遵い分解層生物
※痛み.苦しみのエネルギーを糧として食する次元

思考とはコンピュータ的(物質的)なものであり、意志.衝動.形成力(業/カルマ)とは心的次元により形成される。
❖そして多くの人達が勘違いしている事…思考は心の従者であり、主人である心(潜在意識.潜在煩悩.潜在概念.性根の形成力.カルマ)が、刺激情報に従って五集合要素(五蘊)という精神作用による概念.意識を生じさせ、その概念.意識を従者である思考域(脳域)でなぞったり.思考を付け加えたり組み替えたりして見解.主観を形成させているのです。

生命の次元
宇宙は梵(一源のエネルギー)で満ちている
△梵我一如
仏教的観点から言えば私達が世界.存在.そして個人.私と見なしているものは途方もなく膨大な根源エネルギー(梵)の流動であり、堪えず変化してゆく物質的(肉体的).精神的エネルギーの結合を私.自分(我)と認識しているに過ぎず、それは五集合要素(五蘊)という精神作用により形成されている。
❖執着の五集合要素(五蘊)は苦(ドゥッカ・不安定性)であり、安定化への渇愛運動であると釈迦尊(ブッタ)は説きたもう。

この世界(現象世界)は根源エネルギー(梵)世界(彼岸・安定世界)の一点に生じた揺らぎ(インフレーション.不安定性)により、途方もなく高密度な大膨張(ビッグバン)により形成された世界(宇宙)であり、今も尚.加速度的に膨張を続けていると言われるが、この不安定性からの安定化運動でもある膨張とは、同時に次元の形成でもあり、世界(現象世界)はこの次元形成により発生した11の次元により形成されていて.各次元の形状により全ての運動性.現象性は形造られる。
[全ては不安定性の安定化運動である] 
この世界の全ては途方もなく膨大な根源のエネルギー(梵)の[各次元]における次元運動性.次元現象性による流動であり膨張により[空間]という次元を形成し、根源エネルギー(梵)の凡そ4パーセントが次元運動性.次元現象性により離合集散し.物質化(色化)し.質量の発生により[時間]という次元を形成し、[相対的次元]により根源エネルギーが各種(各性質)のエネルギー(重力.反重力.電磁力.核力.弱い力)を形成している。根源エネルギーと相対的次元の関係性により、根源エネルギーの離合集散により.素粒子(クォーク)か形成され、素粒子の離合集散により原子(陽子.中性子.電子.光子など)は形成され、原子の離合集散により分子は形成され、分子の離合集散により物体は形成され、全ては各次元の形状による一源の根源エネルギー(梵)の振動パターンによる次元運動性.次元現象性によって形造られているのであり、それは[次元の形状]がエネルギーの振動パターンを決定付け.次元運動性.次元現象性という性質を現わしているが.それは天地自然の法則に則って、量子界(エネルギー域)での次元運動性.次元現象性が、空間的次元.時間的次元(物質界)の次元運動性.次元現象性に優先して働くのである。  
『全てのものは因果律(縁起)に随い、条件により生起し、条件により消滅している。生起する性質のものは、同時に消滅する性質のものである』 

●根源エネルギー(梵)のコントロール
          梵我一如
●因縁[起]果報の法則
この章は.路傍の如来の説法に於ける[輪廻]の補足資料として執筆しています…
 路傍の如来の説法(晩冬の集い)において話された.叡智によりこの世界の実相を明確に洞察されたお釈迦様(ブッダ)が旧来のバラモン教などが説く魂(霊魂.霊体)の輪廻を否定なされながらも.輪廻自体は肯定され.仏典にも数多く残されている逸話を盲目的な信仰(バラモン教など)から.蛇が旧来の皮を脱ぎ去るように真実への脱皮を促したお釈迦様の輪廻の改革的な教えを旧来のバラモン教.キリスト教.ゾロアスター教.ミトラ教などの信仰宗教を礎に興った大乗が.お釈迦様が尊き神通力を以て垣間見られた.見難く微妙で深淵な真実の輪廻を魂論的(バラモン教的)な輪廻思想と混同して捉えてしまった事は否がめず.空の思想を拡大解釈した半端な者達の手や.中華思想の先祖崇拝により.お釈迦様の説かれた輪廻転生をも方便だと捉え.因果律を再誕を含めて説かれる因縁の縁起(十二縁起)を蔑ろにし.お釈迦様の真意から逸脱した得体の知れないものへの信仰を大きな船だと宣いしは欺瞞
●では生命とは何か.輪廻するものは何か.つまりは業(カルマ)とは突き詰めて言えば何か?
という問題でもあり.その為に彼の世を含めて此の世界はどの様に成り立っているのかを解説させて頂きます…
先ず五集合要素(五蘊)に説かれるように精神(心)を含めて生命とは何かと言えば.四つの力(重力.電磁気力.弱い力.強い力)の作用により身体形成させるDNA.RNA(設計図)に随い構築され形成された物質的化学的要素と九次元の形状により決定付けられたエネルギーの振動パターンにより生じる心的エネルギーの性質による集合要素こそが生命体であり、以前から説かれるように輪廻するものとは魂や霊魂というような固定的.実存的.永遠的なものではなく.高次元(心的エネルギーを形成する次元)の意志.運動性.性質形成力(業・カルマ)であり物質的要素に結び付けられた状態を生と呼び.結び目を解かれた状態を死と呼び.次の何かへと結び付けられてゆく心的次元が輪廻であり連鎖であり.エネルギーは肉体的要素と心的次元との結合で絶えず供給されエネルギーの振動により.物質的(電気的.化学的)なコンピューター的要素である認識.識別.思考(CPU).記憶(メモリー)要素と衝動.意志.感情.表象という心的要素により.意識(概念)を生じさせます…
故に輪廻してゆくものは心的エネルギーであり.性質.運動性.電荷である業(カルマ)であり蔵識なのです…
つまりは微生物から人類までが違った形状要素を含む同じ種類の次元を有し.結びつき生体となり結び目が解かれて死体となりながら次の何かへと成り続けるのです…
微生物の心的次元は微生物としての物質的な機能.能力との集合要素を形成し.人間の心的次元は人間としての物質的(色)な機能.能力と集合要素を形成するのであり.その次元の要素(i意志.性質.運動性)により各々の生命体へと輪廻してゆくのです…
実存的.主宰的.実相的.永遠的な魂.霊魂.霊体などではなく次元的要素として意志.性質.運動性が輪廻してゆくのであり.次が何であり因果律(縁起)に遵って新たなる感覚器官.思考域.記憶域などの機能.能力と結び付いた集合要素により貴方は再び出現するのです…
 ●意識(主観)とは.物質的要素(色).感覚的要素(受).識別記憶要素(想).意志要素(行)に依存して生じるのであり.それらから独立して単独では意識は生じない…
[意識は条件により生起し.条件のない処には意識は生起しない]
●肉体的(物質的.電気的.化学的)な要素とそれに結び付いた心的エネルギーの結合による五集合要素への執着が輪廻を生じさせる芽となるのです…