2022年を迎えました…3年ほど前、娘の結婚披露宴のテーブル飾りを作った時に余った金銀の和紙を使おうと思い立ち、久しぶりに変わり折り紙の鶴を折ってみました。
折り紙…指を使うことは言うまでもありませんが、何となく折っているわけではありません。
折り方の説明によくある、例えば、端を中央線に合わせて折る…なんてところも、紙の厚みを考えて線にキッチリ合わせるのか、少し控えて合わせるのか、折り重ねていく先の出来映えをイメージしながら決めていきます。
今回使った揉み和紙のような素材は、折目を付ける際、和紙の皺を伸ばさないように気をつけないといけません。逆に和紙の皺をゆとりと捉えて、最後に端と端との合わせ具合を整える為に利用したりもします。
また、余分な折目を付けない…当然のことながら、出来上がった時の見映えに影響します、同じ線での折りを必要以上に繰り返さない…紙がクタクタになってしまいます。
こんな風に、気を使いながら、考えながら、イメージしながら、指の感覚を繊細にして細やかな操作をしていきます。脳をフル回転させて指を使っています!
ここで、私にとっての問題点…3年ほど前には、何十個も…100個近く作った折鶴の折り方を忘れてしまっていたこと。
普通の折鶴は絶対に忘れないのに…
他の作品でも、折り方を覚えているものと、忘れてしまっているものありますね。
まぁ、気に入っている作品は、時々折って、忘れないように頑張るのではなくて、何回も何回も思い出すようにしようと思います。
小さな和紙で練習してから、一辺が55cmの大きな揉み和紙で、お正月に似合った変わり鶴「祝い鶴(寿鶴)」を折り上げることが出来ました〜
何回作っても途中あやふやになってしまう作品に「アンパンマン」があるのですが、私の知る限り、このアンパンマンの折り方の説明書、動画は存在しません。
完成品が手元にある時は、その作品を広げながら折り方を確認します。完成品が無い時は、イメージの中で作品を広げています(根性?執念?笑)
懲りずに時々作り上げています♪
1枚の紙で折ったアンパンマン
記憶回復用…これを使って何度も思い出していましたので、ボロボロです(^_^;)