そうだ、肋骨を動かそう! | ~からだに聞く!~案内人のブログ

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フェルデンクライスメソッド♪
脳と心とからだのつながり、脳の学習、意識改革、動きの改善etc とても奥深い世界。キーワードは 『気づき』誰にでも取り組みやすい、そしてからだにやさしいメソッドからお伝えします。

長時間同じ姿勢をとり続けた後の、体の固まり具合が半端ない…朝目覚めた時、草むしりを続けた時、机に向かって作業し続けた時…立ち上がって動こうとすると、一時的ですが、腰が痛い、膝が痛い…これまでに頻繁に体験した場面です。

そう言えば、ジムで肋骨(肋骨に関わる関節)をちゃんと動かした翌日は、とても軽快に体が動く…でも、自宅ではあまり体を動かしていない、家事仕事以外で積極的に体を動かすのは、スクワットぐらいかな?それも、毎日の暑さの中でサボり気味(・・;)…扇風機の風だけを頼りに暮らしているので、無駄に体を動かしたくない、なんて思ってしまう。運動をしている場面では、どんなに暑くても、どんなに汗をかいても平気なんですが 笑

ウォーキング?最近一番歩いているのがスーパーの中、買い物の最中…積極的な動きで歩いているわけではありません。目は棚の商品に向いていますが、動きの感覚意識は体に向けて、結構長い時間ウロウロしています。毎日の動きの感覚の違いがよく分かります。もちろん空いている時に。

自分でも驚くくらいに、軽く体が動いているという感覚に出逢えれば、出来ることなら毎日味わいたいと思いますよね。自宅での怠け癖を反省…肋骨は毎日動かそうと実践中!

動きを軽快にする為に、体中のいろいろな箇所を、わざわざ全部動かそうとしなくても肋骨だけで大丈夫…実は、肋骨をちゃんと動かせばその動きは全身に及ぶ、繋がっているから♫

肋骨がくっついている胸の部分の背骨(胸椎)に、“ 丸める ” “ 反らせる ” “ 捻る ” “ 曲げる ” …と、この四つの動きをさせれば肋骨は動くはずなんですが、背骨の固まり具合の方が頑固なので、肋骨の動きをイメージしながらの方が扱いやすいかもです…
・背中を丸めて前側の肋骨を閉じる→窓のブラインドの羽を下に向けていくように
・丸めた背中を伸ばして(反らして)肋骨を広げる→窓のブラインドの羽を上に向けていくように
・後ろを振り返るように、顔を横から後ろに向けていく、肋骨の動きと共に
・頭を横に傾けていく(片側の肋骨は閉じていき、反対側は開いていく)

ざっくりとした動きで済ましたり、バリエーションを加えながら、繊細な感覚と共にやったり…そんなに長い時間をかけなくてもいいから、毎日やることを心がけて!

“ 自分にとって普通に動けること ” が、たいへん貴重なことであり、どれだけ有り難いことであるかが身に染みて仕方ない今日この頃です。