11月のとある日曜日。
キャリーバッグと大きなリュックを持ち、
休日の空いた電車に乗りました。
病院には11時入院。
到着すると、
今日は担当の先生も
担当の看護婦さんもお休みとのことで
代わりの看護婦さんが面倒みてくれます。
「じゃ、早速パジャマに着替えましょう!サイズ何?」
「あ、私持ってきてます。」
「え!そうなの!!」
あれ。。?
持ち物一覧に書いてあったから、
家の近くのサミットで前開きパジャマ新調したんだけど。。。
2泊3日の入院で気づいたことは、
たしかに自前パジャマの人なんてほとんど皆無でした。
お金かかるし、
可愛くないし、
なんで皆着てるんだろう。謎です。
ご家族の洗濯大変だからかな。。
赤いチェックの自前パジャマを着ると先ほどの看護婦さん、
「可愛いね!家でもそれ着てるの?!」
まさかー。
家では中学の時の体操着と会社のロゴ入りTシャツですわ。
しばらくすると、お昼ご飯が出ました。
今日は純和食のランチ。
病院食はまずいとよく聞いていたので、
おそるおそる、、
むむっ!
美味!!!!
自分の手料理より美味しい←
味もしっかり、そしてバラエティ豊か。
感動ものです。
入院中の楽しみなんて食べることぐらいだと思うので、
テンション上がりました。
料理は毎食20円払えば3タイプから選べるそう。
だだ、私は次の日絶食だったし、
最終日は出されたものを美味しく頂こうと思い、
特に選びませんでした。
窓からは東京タワーも遠くに見えて、
こりゃあホテルやなあ、とご満悦の私。
夜まで特にすることないや、と思っていると、
看護婦さんの問診とのことで個室へ。
今の不安感、
病気を言われた時の気持ち、
などなど、
メンタルケアをしようとしてるのか、
統計でもとるのか、
色々聞かれます。
「言いたくなかったら言わなくていいんだけど、パートナーはいますか?」
婦人科系の病気って、やっぱりパートナー有無が重要なんだなあ。
特に隠す必要もないので、いますよーと言うと、
恐らく看護婦さんも同い年ぐらいで、
ここからはただのガールズトーク。
出会いは?
なんで付き合おうと思ったの?!
出会い系アプリはどれが良いの?!
(私はアプリで出会いました)
がっつりおススメのアプリをお伝えし、
今すぐ始めてください!と念押ししました。
正直、丸の内で働いても出会いなんてないです。
良い物件は売れてるし、
不倫の誘いは多いし、
合コン行っても、
コリドー街行っても、
実になる出会いなどなし。
と、、少し脱線しましたが、
この後夕飯を食べ、(やっぱり美味しい)
シャワーを浴び(20分しかないので大急ぎ)
同じ病室の人に迷惑がかからないよう
おそるおそるドライヤーをかけ、
夜9時の就寝を待ちます。
明日の今頃は手術終わってるんだなあ、と思いながら。
8時。。。
魔の時間。。。
坐薬タイム!
小学校の時ぐらいに母親に挿入された以来です。
やっぱり辱め意外の何ものでもないです。
まあ、一番嫌なのは
私の汚いお尻に挿入する看護婦さんですよね。
「2回深呼吸してくださーい」
スーハー
スーハー
……
滅多に便秘にならない私が、
この日だけは一切出ていませんでした。
坐薬を入れた10分後、
トイレ行きたい!
トイレに飛び込むも、
出ません。。
少し粘っても、全然出ない。
諦めて戻ると、先ほどの看護婦さん、
「坐薬出ちゃいましたかね?」
「たぶん。。すみません」
「まあ、仕方ないですね!寝ましょう!」
あんな辱めを受けたのに効き目なく出してしまう自分に腹が立ちました(*`へ´*)
9時に寝るなんていつぶりだろう、
寝られなかったら睡眠薬もらおーっと、、
9時5分にはおそらく寝息を立て寝てた緊張感のない私でした。