1日雨予報で足元が悪い日でしたが、思い切って行って良かった
会場が都内のオフィスビルなので、安曇野で聴いたみたいな贅沢な環境ではないから、開放的にはなれませんでしたが、お二人の奏でる音色に癒されました
アイリッシュハープ、ライアー、横笛、縦笛、カリンバ、ギター、ピアノ
優しさに包まれる心地いい音色
聴く人の思いや気持ちが楽器と共鳴することで、より良い音色になるそうですよ
からの~↓↓↓
話題の『万引き家族』を観てきました。
入れ歯をはずして撮影に挑んだという樹木希林さんも、どこから演技か分からない自然体のリリー・フランキーさんもモチロン良かったけど、とにかく安藤サクラさんが素晴らしかった
感動するとか、ものすごく泣けるような内容ではないけれど、安藤サクラさんの演技とは思えない演技力や、色んな意味でリアルで自然体な姿に引き込まれました。
万引き、風俗、育児放棄、虐待、死体遺棄…軽犯罪を重ねる家族たち…。
物が溢れて汚くてだらしない、貧困家庭の生活臭が漂った家で暮らす血の繋がらない家族は、品もなければ学もない、それでもどこか温かく幸せそうにさえ見えました。
映画に限らず、どんな作品も賛否両論があって当たりですが、個人的には好きな作品でした。
終わった後に何とも言えない余韻が残って、あれこれ考えさせられるのも、私は嫌いじゃない。
観る人に結末を委ねる感じとか、モヤモヤ感が残る結末がイヤな人は、悪評せずに是枝作品を観ない方がいい。
ちょうど最近、目黒区で起こった5歳の女児虐待死事件を思い出して、やるせない気持ちになりました。
「おねがいします。もうゆるしてください。」とノートに綴った女の子は、血の繋がった母親と暮らして幸せだったのでしょうか?
そして、コチラも何年か前に数々の賞を授賞した名作『チョコレートドーナツ』↓↓↓
深夜に放送されていたので、録画して久しぶりに観ました。
コチラは実話に基づいた作品なので、ちゃんと結末があるのですが、その悲しい結末に涙せずにはいられません。
『万引き家族』と共通しているのは、他人同士が家族となって生活するうちに芽生える、血の繋がりを超えた愛情。
薬物中毒で育児放棄する母親と、他人ながらきちんと教育を受けさせ、惜しみない愛を注ぐゲイカップルと、どちらに育てられた方が子供は幸せなのか?
親権を巡って行われる裁判の中で「私は守りたいだけです。制度の隙間からこぼれ落ちる罪の無い子供を。」という台詞が裁判長の心を動かします。
それでも、血の繋がりが優先された判決結果に裁判に関わった誰もが後悔することとなったでしょう。
どちらもいい映画です
さて、いよいよ今週末は…
プレミアムフライデー=会議っす