★星を見て俺を想ってくれ。。。★ | パティシエール★あいぼんブログ in スウェーデン
 
 
 
 
 
 

 

 
 
 
先週末は山梨某所で行われた野外音楽イベントでDJ出演をしました。
私も一緒についてゆきました。
昔は頻繁に行っていた日本のこういったイベント、久しぶりでとても楽しかったです。
 
 
夫は今回ラウンジのフロアで朝の5時半~と言う時間帯でした。
オールナイトだけど、一泊だけのイベントなので時間が短く、
しかもその後の予定があって早朝に出発しなくてはならなかったのですがDJが思いの他
好評で急遽延長することになったので終わった後バタバタと荷造りしてまた出発。
 
 
 
駅まで一緒に戻って、そこから私は電車に2時間半揺られて帰宅。
夫はその駅から迎えに来た車に乗っていってしまいました。
 
 
 
 
 
どこにって・・・?
 
 
 
 
 
 

 

 

 

 
 
四国での御遍路 第二段です。
御遍路とはその昔に空海が巡ったのと同じように四国にある
八十八箇所の寺を巡る巡礼の修行です。
 
 
 
このブログを最近読み始めた方のために説明しますと。
2012年の10月、結婚式が終わった後彼は日本で10年以上勤めた会社を退職して
1ヶ月の間一人御遍路修行へ出かけました。(私は東京で待ってました。)
四国への道のりはヒッチハイク。四国では全て徒歩で周り、ほぼ野宿生活。
たまに御遍路小屋と呼ばれるものに泊まらせていただいたり、
御遍路さんを歓迎することを信仰の一つとしている地元の方にお世話になり
一宿一飯の恩返しにお掃除などをお手伝いしたり。
 
 
 
 
 

 

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前回はこのような格好で突然帰ってきました。↑
前回のことを書いた記事はこちら。
 
 
 
 
 
 
最近テレビでも御遍路ブームだと報道されているようですね。
バスツアーなどがあったりもするようですし、外国人の観光客お遍路さんもいるようです。
ただ、本気で、徒歩で、有料の宿泊施設など使わずに野宿で
やる人は日本人でもなかなかいないと思います。私でも絶対やりません汗
一番正式な方法で全て巡ったら1ヶ月以上かかりますからね。
 
 
 
夫はこの為に日本に帰ることをとても楽しみにしていて、ジムに通って体力筋力をつけたり
いかに荷物の重さを軽減させるかを考えて、石鹸を半分に切ったり、超~薄くて軽い
登山用のテント(実際テントとは呼ばないものらしいです。)や寝袋をそろえたり
全ての荷物の重さをグラム単位で計ったりしてました。
 
 
 

 

 

 

 
 
そして荷物の重さを減らす努力として、薄くて軽いヨットの帆の生地を
自分で縫い上げてリュックサックまで自作したんです。
普段ミシンなんて使う人じゃないのに、よくここまでやったな~と関心します。
 
 
 
 
 
前回は1ヶ月。今回はその続きの地点からで、休みの都合もあって2週間ちょっとです。
彼にとってのお遍路はただひたすら毎日歩いて自分と向き合うこと。つまり心の旅。
どこまで歩くとか、最後まで終わらせるとか、そう言うことが目標ではありません。
時間制限を設けてしまうと、ゲームのようなかんかくになってしまい
御遍路そのものの意味や神聖さが失われてしまうので
それを恐れて時間や目標地点は決めてないのです。
与えられた時間内にいける所までひたすら歩く。
 
 
 
しかしながら、後半戦に差し迫った今回は難所も多く
比較的簡単なスタート地点から近い場所は寺も密集しており一日に6件回れる場所も
ありますが、今回は2つの寺の間に2日歩かねばならないような箇所もあるそう。

 
スウェーデンに戻る前に東京での予定もあるため、その日にはどうしても
帰ってこなくてはならないけど、いくら時間切れになったからと言って何も無い誰もいない
山奥で止まってしまったら、そこから帰ってくるまでにまた数日を要してしまうわけです。
 
 
 
しかも前回はまだ日本に住んでいたのでケータイも持ってました。
野宿生活でなかなか充電できないので、バッテリー問題はあったけど連絡はつきました。
しかし今回はスウェーデンで使ってるケータイに入れられるプリペイドのsimカードを
私の分は買いましたが、夫のケータイに対応してるものが売り切れで買えず。
断念してケータイ無しで旅立ちました。 なので基本的に連絡がつきません。
 
 
 
 
 
女の子 『 ダーリン・・・ちゃんと生きてるかどうか どうやって確認したらいいの ? 』
 
 
 
Friend1a 『 星を見てくれ 』
 
 
 
女の子 『 ・・・・ 』
 
 
 
Friend1a 『 あるいは鳩を送るよ 』
 
 
 
女の子 『 ・・・・・・ 』
 
 
 
 
月曜の早朝から歩きはじめ、今日始めて短いメッセージがきました。
道の駅に10分だけ使えるWi-Fiがあったそうです。

 

 

 

周りからも、よく平気で行かせられるね~ とか 
行かないで~と怒ったりしないの? とか 聞かれますが。。。。
そりゃあ勿論寂しいし、心配ですが、行かないでと言って、行かない人ではないし。笑
これが彼にとってとても大切なことだと言うのは理解してる(私はやらないけどw)
ので、無事に生きて帰って来るのを願って待つだけなのです。
 
 
 
 
 
 
 
今日も読んでくれて ありがとうございます。くま
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