ついでに冷やし系の話・・・
ちなみに熱交換理論を基に冷却効率を考えると・・・
ラジエータクーラントやオイルは、熱を吸収させ冷却フィンで放熱を行ってます。
ちなみに多くのチューニングファンの方から支持を受けている
ウチのレーシングクーラント(高性能ラジエータ冷却水)は、
熱を吸収する素材にプロピレングリコール(PG)を主成分の55%に採用し、
特殊添加剤と精製水によって製品化しております。
最近の自動車は、アルミエンジンやアルミラジエータも採用されてますので、
アルミの腐蝕防止剤も配合されているのがポイントです。
ちなみにエコカーと呼ばれるクルマは、排気温度(排ガス温度)が高い設定になってます。
ですから、本来は高性能冷却水を使用しなくてはならないのですが・・・
はい・・・
新車で購入して、運良く保障期間内に壊れてくれればOKですが、
保障期間が終わってから壊れると、非常に高額な修理代が掛ってしまいます(滝汗)
省燃費性能を謳ったクルマにお乗りの方やハイブリッドカーにお乗りの方は、
エンジンを全損にする前に高性能冷却水に交換した方が良いでしょう!!
ちなみにプロピレングリコールは、熱を吸収しやすいのが特徴ですので、
エンジンを始動させてから、水温が適正値になるまでが早いです♪
はい・・・
つまりは、従来のクーラント液と比べると暖機時間が大幅に短縮されます♪
って書くとオーバーヒートするんじゃない??って思う方もいらっしゃると思いますが、
エンジン冷却は、水温が規定の数値に上がるとサーモスタッドという弁が開いて、
エンジン冷却水をラジエータへバイパスさせる構造になっております。
これにより、冷却水を一定温度で保つ構造になってますので安心して下さい。
値段は少々お高いですが、1年を通して使うことができます。
冬場は、暖機時間が短い=アイドリング時間の短縮&ヒーターが早く効く。
夏場は、安定した水温をキープ=オーバーヒートの軽減&冷房が効きやすい。
という効果が得られるわけです♪
意外とレーシングパーツって、考えられてるでしょ??
と言うことで、本日の冷却理論のお話は終わり(笑)