カシラ日記
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ドッグメニュー

■今は台風目前のどんより空。夏が終わった。。。。毎度のことで特に夏休みとかは取らないけど、今年の夏は子供の頃以来で夏を満喫。過去二十年分くらい海で泳いだ。

 

 

 

 

 

海辺の飯屋で貝とか焼く。気が狂いそうに暑い。

 

 

ドッグメニュー、水。人間でよかったワーン。

 

 

 

 

片や、伊東のガストは涼しい、酒安い、シッコし放題って三拍子揃った、ぼくがかんがえたパーフェクトな海の家って感じで最高。

 

 

 

とはいえ、マイホームチームの小田原御幸の浜がなんつっても最高であります。

ここの海の家は地元のライブハウスで経営してるらしく、年季の入った先輩方が渋い選曲で営業してんだけど、妙齢のギャルお姉さんが、ねーねー、もっとさー、最近のJポップとかかけてよーっておねだり。オレら、じじいだからそーゆーのわかんないなー。どんなの?に、お姉さま方が「ドリカム!!」つってたの、面白かった。

 

 

■漁港祭り。ライブで眉村ちあきが来るってから行ってみたけど、とにかく暑い。

 

 

ちょっともう限界だから、帰ろうかなんつってたらはじまったから、はじまったんなら見てくかーくらいのテンションだったんだけど、最後はなんだかボロボロ泣いてしまった。どんなくだらないことやってても、声の力で全部持ってっちゃうの、ズルいよなー。前野健太と同じ枠の人。

 

 

 

 

前野さんの新譜、サブスクに入らないから随分久しぶりにCD買った。”寝ながらお菓子を食べると/ゴキブリが来るよ”とか、相変わらずこの人何いってんだろって感じだけど、カッコイイんだよなー。

 

 

 

 

 

 

■夏がはじまった。今月はとにかく海。玄関開けたら二分でごはん、的な感じで事務所の玄関開けたらすぐバス停、海パン履いてそっからバス乗って海、ひと泳ぎしてガード下の海の家でツユ。ここん家、お東陽先生の漫画に出てきそうな佇まいでホントイカす。

 

 

 

 

■いつやってんだかわかんなくて、よーやっと行けた茅ヶ崎ポセイドン。海の家でツマミがウマイっつーか、釜揚げひじきが出てくるなんてミラクル過ぎて、色々サイコーでした。

 

 

 

 

 

■三島から伊豆っパコに乗り換えて中伊豆。ホームセンター居抜きの魚屋食堂。

 

 

ガラーンと天井が高い場所で昼からお酒飲むの、昔の王子山田屋みたいでチョー楽しい。

 

 

 

■ほいで、そこそこ近所にボルダリングジムがあんのみっけたから、燃えるような日に行ってみたら、鉄骨屋根で死ぬほど暑い。

「この暑さだとエアコン夕方まで効かないんですよー。次はもっと遅い時間に来たほうがいいです」って。

頑張って登ったけど、死ぬかと思った。

 

 

商店街はロマンス通り。真ん中にあるマニラ食堂、の廃墟。かげろうのよう。

 

 

 

 

■インドネシアの甘ソウルバンド。この灼熱が少し和らぐ按配で気持ちイー。

 

 

山田屋

■今年上半期一番のお楽しみ、「マッドマックス:フュリオサ」。当然初日にチャリ飛ばして近所のシネコンへ。チャリで行けっとこに映画館があんのは大変ありがたい。あーーーーーっ!!面白かった!!!!

 

 

■プチ上京。

 

 

 

カツ煮とカツカレーのアタマは全居酒屋に設置義務づけを法制化してもらいたい。

 

 

 

 

 

そして上京の目的、三年ぶり?かな、に復活の、王子、俺たちの山田屋。前の店舗の、ガランと体育館みたいにダダっ広い趣はなくなってしまったけど、昔のままの、時計、卓、国宝級の酒燗器、がそのまま残ってるだけで感無量であります。

 

■開成で年に一週間だけやってるあじさい祭り。今年は天気もあって週末に行ったら激混み。

 

 

 

とはいえ、週末しか出てない出店なんかもあって、お祭り感が楽しかった。お茶の葉の天ぷら。美味しゅうございました。

 

 

 

■あじさい祭り、下田も。

 

 

下田行くたんび気になってた昭和湯、やっと入湯。キンもちかったー。

 

 

 

由緒正しい座敷犬もお見送りだワン。

 

 

 

■当てもなく山裾をチャリ漕いでたら、御殿場線の山北駅に出た。

 

 

 

 

いきなり、って感じで山中に趣のある街があって、何かスゲー得した。

 

■上半期おしまい。毎度のことだけど、今年は引越しに追われてたからいつもの三倍速かった。上半期ベストは『ぼっち死の館』。今年の作品ではないけれど。狂言回しの主人公たちと、老人たちが暮らすたそがれ団地の物語。なんかもー、今住んでっとこが団地ではないんだけど、まさにそんな場所だから、身につまされ感がリアル過ぎるっつーか。最終話で主人公二人の話。わたしとあなたの話。ホント、こーゆーの弱くて、思い出すだけで泣けてくる。オススメ!!

 

 

 

 

■asuka andoさんの新譜、スコーンって晴れた日もイイけど、梅雨のじっとりした日にもイイ。最高。

 

 

 

■タイの覆面バンド、_less、アンダースコアレス、と読むそーですが、曲はもちろんイイんだけど、ダンサーの鬼とひょっとこがチョーかわいい。

 

 

 

 

 

 

親知らず

■引越しで県も月もまたいでのこの数カ月の歯の不調。新しい保険証もらって、近所の歯医者によーやっと診てもらったら、「いっかー、オメーの歯ぁ、マジでガタガタ。どーすんだよ!?」って恫喝されて、結局親知らず入れて三本抜くハメに。親知らずは町医者じゃ手に負えないって、総合病院送り。かなり昭和な総合病院の診察室に、新しい学校のリーダーズのリーダーみたいな先生があらわれた。ぼくがかんがえたリーダーのイメージのまんまに、若干首をカクカクさせながら、キビキビ予定が決まる。でも、親知らずって歯をハンマーでガンガン割ったりするっつーし、リーダーの細腕で大丈夫かなーって思ってたら、当日は三谷幸喜似の男先生だった。「ハイ、えーと、今日は左の親知らず抜きますねー」っつーんだけど、抜くの右!!逆々!!ってあせる。もー、こーゆーとこで面白い目に遭わなくてもいいよー。「なんだコレ、カッテーなー」って三谷先生が四苦八苦して、メチャクチャに歯を割ってやっと抜いてくれた。治療っつーか、ほぼ大工仕事。これは、専門のとこじゃないとムリだなー。「コレは腫れるよー」っていわれた通り、いまマンガみたくホッペ腫れてる。しかし、親知らずって親も知らない奥に生えてっから親知らずでしょ?このボディーもメモリーも、五十過ぎたらほぼ全身親知らずだわー。

 

 

 

■トレイルランとは名ばかりで、上りはキチー、マジキチーっていいながらほとんど歩ってるだけだけど、裏山をよく走ってる。10分も上れば結構な山。

 

 

車道に出れば車通りはそこそこあるんだけど、歩いたり走ったりしてるバカはわたしと近所の部活高校生くらい。上り切って下りに入ると一気に天国。海の向こうに虹が出てた。

 

 

 

■小田原は魚偏差値が異常に高くて、陸の孤島にあるよーな、よろず屋に毛が生えたくらいのミニスーパーでもピッカピカの生シラスが売ってたりする。あと、市場に流通しない未利用魚ってやつ。こないだ買ったワニゴチ一匹299円、名前の通り、焼くとマジでワニ。でもこーゆー、モンスターヅラに限って、お上品なお味なんだよねー。うまい。

 

 

■湯河原。いままで行ったことなかった奥にある、こごめの湯はかなり昭和の趣でとてもイイ。露天風呂入ってたら、ネコが木からのそーって降りてきてウロウロしてた。ネコ湯。

 

 

こいつがフロネコ。

 

 

 

沼津どんぐりインスパイアなのか、流れる喫茶があるから当然入る。殺菌されたみたくキレイ。ビールが!いなりが!!流れてくる。意外っちゃ失礼だけど、いなりがすごくウマかった。なんで流すのか?面白いから。って意味のなさがいいよねー。

 

 

 

 

ちなみに、本家どんぐりはこんな感じ。よくいえば趣、悪く言えば沼。

 

 

■墓参りでプチ上京の後、沿線で飲酒。新丸子三ちゃん食堂。はじめて行ったけど、ほぼ七割昼飲みしてて、落ち着くわー。三角ハムカツがすごくうれしい気持ち。

 

 

 

隣の武蔵小杉まで歩ってく。途中に寄った酒屋さんの酒タンクが、AKIRAを封印してそーなくらい物々しくてカッコよかった。

 

 

武蔵小杉っつーと、タワマンが林立してるシャラくせー街、ケッ、ってイメージしかなかったけど、見上げるタワマンの足元に昭和街が広がって、貧民富民みんな昼酒飲んでて、なんかホーチミンみてー。って好感度アップしました。

 

 

 

■マレーシアのバンド。おじちゃんたちがチョーカワイイしカッコイイ。

 

 

 

「けもの」のタイトルがカッコイイ。メイシモネスさん。

 

 

 

 

わんぱくらんど

■事務所引越しから一カ月、よーーーーーーやっと片付いた。

 

 

小田原城で桜とサル見よーって行ったら、桜は咲いてるけどサルがいねー!!!

檻ごと消えた!?って調べたら、茨城に引っ越したとのことで安心。配管の跡だけ残ってた。

 

 

 

■事務所の裏山をちょっと歩くとすぐに結構な山の中。「人を撃たないように」ってハンター向けの看板が。怖ぇーよ!!

 

 

そのまま、冷たい熱帯魚みたいな殺風景な中を登ってっと、踏切の警報機の音が聞こえる。???この山の中で?キツネかタヌキのしわざ??って慄いたら、山頂にランドがあって、チビっ子向けのミニSLが走っててナゾは解けた。

 

 

 

とはいえ、走るトレインにお客は誰もいなくて、やっぱしなんかおとぎ話っぽい。

 

 

■近所の肉屋さんのモツ焼き。シロコロとガツ。デカイ、ウマイ、安い!!の煽り文句通り、デカくてウマくて安い。早くこのガッタガタの歯を治して、全種むさぼりつくしたい。

 

 

 

 

■年に一度の秩父の屋台でイカ焼き食うはずが、諸事情(ネコがクソしない)のため、朝九時に急遽予定変更で全く逆の伊豆方面へ。今井浜のシブキ風呂。多分、コロナ以降初めて来た。思い立ってすぐに伊豆のはじっこまで行けるのは大変ありがたい。

 

 

シブキが飛んでくるくらいの海っぺりだけど、湯はチョー熱い。ヒーヒーいいながら湯上りに素っ裸で海風に吹かれんのサイコー。ここん家は町営だから300円。ありがてー。

 

終点の下田まで下って、車内用のツユなどを買ってキンメ号で帰る。「下田出身の佐藤さんの夫の生まれ故郷のあんだんすー」って、ムリがないか?って押しの強さの産直のポップ。

 

 

サフィールもいいけど、なんたってキンメ号。だってこれが全部タダなんだもの。タダ最高。

 

 

 

 

 

 

■この圧倒的ルパン感。タマランワーン。

 

 

 

 

 

タカアシガニ

■中三日で、事務所と家の引っ越しは、あまりにもハードなスケジュール過ぎた。ヘトヘトを通り越してベトベト、一週間で2、3キロ痩せたし、身長も2、3センチ縮んだ。小田原の山側に越したから、山からの風がハンパない。鼻水がズルッズルで、花粉がチョースゲーんだなーって思ってたら普通に風邪だった。体力の限界。

 

 

とはいえ新しい街はチョー楽しい。スーパーではいつも馴染みが無い地の魚が山盛り。魚どころかタカアシガニまで。スティンアライブで。ちーがーうーだーろーっ!!!って感じで脚をザンザン振ってて、隣のアンコウのパック破んないかヒヤヒヤした。

 

 

■飲み屋もちょいちょい開拓。駅前の炉端焼き、昭和にもほどがあってシビれた。大声、手たたき禁止って、高田文夫先生が団体で来たのかな。バウバウ。

 

 

 

市役所の食堂のカツカレーのちょうどよさ、適切にもほどがあってウマかったー。

 

 

■引越し前から調子悪かった歯をよーやっと診てもらったら、あちこちガタガタで当面硬いモンは食えない。小田原名物ホルモンもお預け。涙。引越しから二週間以上経ってよーやく事務所も最低限片付いて、熊手を安置できたから、早く歯が生えますよーに!!って。

 

曽我

■財務大臣が、納税は各自の判断で!!って述べてっから、忠実な臣民ハチ公であるわたしは初日にダッシュでワンワンワーン!!!ってゼーキン払いにいってきた。っつーか、去年アホみたく予定納税払わされた分、とっとと還付金返せこの泥棒野郎!!!って気持ちで。この場合の還付金は、裏金aka還付金ではなく、正しい方のやつ。

 

 

 

ゼーム署の後は、ガラガラの昼間、阿佐ヶ谷の角打ちで一杯やるのがワンセットだったけんども、これも今回がラスト。次の街ではどこに行きましょうかね。

 

 

■今年も無事に小田原曽我梅林梅まつり。コロナを経て色々あったんでしょうが、おまつり食堂で名物の梅大根と梅ちくわがなくなってしまってとてもさびしい。んが、おでんの大根がデッカいから無問題。梅越しの富士山もデッカいよ。

 

 

 

 

駅前のイカす中華も閉店してしまった。コロナ前にギリ間に合ってよかったな。

 

 

■この十何年か、年に一、二度集まる飲みチームで大森。最初のころ、今度ウチ子供生まれるんっすよーなんつってたその子がもう中二だって。ビビるわー。今まで何だか行きそびれてた煮込みの名店へ初訪。

 

 

うん、食べなくてもウマい。

 

 

 

噂に違わぬ名店で泥酔。その後も朧気なまま何軒かハシゴして、気がついたら大宮で終電もなく。なんでだ!!大しか合ってない。

 

 

あきらめてシメに何かススるかって駅前ウロついたら、キャバクラのキャッチだらけでホーホーのテーで逃げ出した。

 

 

多分、大宮で下りたの初めてだけど、裏道はナカナカイイ路地なんかあったりして、キミとは違う形で逢いたかったよって感じ。

 

 

 

そしてラーメン食って、おまけにシッコがしたくなったって理由で富士そばまで。

 

 

ほしたら次の日、二日酔いを超えたツラさで、多分、暴飲暴食で胃腸が完全にやられた模様。一日ウンウンうなって、休肝どころか断食。歳は取りたくないもんですワン。

 

 

「不適切にもほどがある!」舞台設定の86年に中二から中三だったわたしにはドンピシャ過ぎて、面白くないわけがない。ケーシー高峰とドクター荒井のミクスチャー、ロバート秋山演じるズッキーの回は、この何年かのドラマで一番面白かった。とはいえ、ドンピシャだからこそ、ドクター荒井の性感マッサージは86年にはもうやってなかったよなー、とか、他にも細々したとこで、例えば、路線バスでタバコ吸ってたりとか、これは大分、この頃の話ではないなーってのがあっけど、そこはまあ、ざっくりあの頃の話ってことで。それよりも、コンプラが難しい現在を過去から描いて、かつ面白く&アップデートされたところに着地させなきゃなんないっての、そーとーギリギリのバランスで仕上げなきゃだから、難っずかしーだろーなー。最終回までズーッと楽しみ。

 

 

 

 

■YouTubeロボから流れてきたkpmライブラリーっての、なんだろこの丁度イイ感って流されるまま聴いてたら、60-70年代の映画、TV、CM音楽のライブラリーレーベルとのこと。この曲とか、ズーーッとこんな曲だけ聴いてたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大理

■引越しなもんで、事務所の片付け。本棚に入りきらない本があちこちに収納されてんの箱詰めすっと、だんだんウンザリする量になってきて。よーやっと、メドがついたかなってとこで、十年以上封鎖してたエリアを開けたら、そこからも本がどっさり。泣きそう。もー、十年以上、持ってんのも忘れてた本なんだから、マルっと捨ててもいいだろって箱を開けてみっと、そーゆーのに限って絶対捨てらんない本なんだよなー。なんとか全部箱詰めして、三分の一くらいは引き取り屋に送ったけど、そんでも、これ、どーすんだって量。泣ける。

 

 

 

■行方不明の写真もたくさん出てきた。写真は百枚あったって本一冊分だから気分がラク。2000年ごろ、雲南省の大理に行ったときの写真がみっかった。大理は、世界遺産的な、昔の街並みが残った素晴らしい街なのに、街の写真とかイッチまいも!!無いの。全部、野に生える草の写真ばっか。オマエ、マジでバカな。って説教したくなる。

 

 

 

■電車に乗ってっと、ドアにたいがいWebコミックの広告貼ってあるでしょ。気になったサイトの漫画をいくつか読んで引っかかったのが「終の退魔師―エンダーガイスター―」タイトルからして今どきっぽい中二感だし、どんどん先をクリックさせたいWebコミックの特性で展開があっさり早過ぎだし、ストーリーの粗も多いけど、とにかく全部盛りって感じでエンタメに振り切っててチョー面白い。今200話くらいまで行ってんのかな。一日一話タダで読めるってシステムだから、週に一回しか読めない週刊連載なのに、毎日新しい話が読めるっつう、子供の頃のジャンプ少年時代から何十年かの漫画人生で初めての体験でコーフンした。んが、ついに追いついてしまった。さすがに全部タダ読みは申し訳ないから、そこそこ課金して早回ししたけんども。早く来週の回読みてー。

 

 

 

 

 

 

■Infinity Song「ヘイターのテーマ」。この美メロと、「チンケなテメーを棚に上げて♪ヘラヘラ他人を冷笑して♪ヘイターってチョー気持ちイイーーー!!!!」って歌詞のギャップ。洋の東西問わず、やっぱヘイターとかネトウヨってそーゆー認識なんだなー。

 

 

 

 

 

 

 

2023

■わたしの頭の中の消しゴムがあやういから、年末は自分メモに今年のベストを色々置いとこう。

 

映画「エゴイスト」。なんつっても役者さんが全員素晴らしかった。特に阿川佐和子さん。まーまー近所なのに初めて入った吉祥寺プラザで観て、こんな渋い映画館だったんだーって、ここで観てよかったとしみじみしたけど、来年一月で閉館とのこと。間に合った感。

 

 

映画「ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー」。まひろ役の伊澤彩織さんの体幹の強いアクション。ドニー・イェンっかっつう。シスターフッド、ブラザーフッド物としてもすごく良かった。

 

 

でも、なんつっても今年観た映像作品で一番よかったの、ドラマ「ミワさんなりすます」。なんなんだよー、これよー、って失笑しながら夢中になって最後は感動させられるの、子供の頃見たスクールウォーズみたいだった。まさに主題歌の「MY夢中」。堤真一の八海さまのマネが一時我が家で流行しました。

 

 

 

 

小指「宇宙人の部屋」

《なぜか付き合う男が、全員アル中だった…》で始まる、過去に出した同人誌・宇宙人の食卓の"その後"の話。

 

作者と、アル中のパートナーたちとの17年間。かなり重い内容になってもいいんだけど、そこかしこにある間抜け味とドライな文体でむしろ爽やか。誰でも自分の人生を書けば本が一冊書けるなんていうけど、こんな人生をガリガリ削るような本は誰にも書けない。

 

 

 

ネルノダイスキ「ひょんなこと」。とにかくブ厚い。

 

 

異常に緻密に描き込まれたペン画の情報量と、現代のおとぎ話としかいえないストーリー。下のページは、なまずを助けて鳥になったネコが夜の森に佇んでいるところ。って、なにそのシーン?って思うでしょ。そしてこの絵。絵!!っていいたくなる。読むのモッタイなくてゆーーっくり読みたくなるから、お正月にオススメ。

 

 

 

 

 

逆柱いみり「New! ケキャール社顛末記 」。これもまあ、ブ厚い。

 

 

「ケキャール社顛末記 」のリメイク?なんだけど、途中から全然違う話になってる。いみりワールドでおなじみの無間地下迷宮を経て、

 

 

五歳児の妄想が具現化したような、大怪獣バトルに至る。サッッッッイッッコォーーーーー!!!!!!!いみり先生の漫画は多分全部持ってっけど、集大成、最高傑作といってもいいんじゃないでしょーか。家宝。

 

 

 

 

 

 

■オラが街のランドマーク、下高井戸駅前市場が来春ついに取り壊し、涙。お別れ写真撮った。

 

 

 

 

魚屋さん八百屋さんなんかは、近所に移転継続するみたいなんで何よりっす。

 

そして、こちらは現役。

コロナを挟んで四年ぶりに出た旅の宮崎は、南国のカオスが街に色濃く。

 

 

ここが一部店舗現役ってのスゲー。

 

 

繁殖する廃墟も現役。よく見ると上の階、電気点いてる。確かここは今夏の台風でかなり壊れたってニュースがあったような気が。。。。

 

 

 

ほぼブレードランナーな雨のニシタチもよかったなー。

 

 

 

 

友達が監督やってる高校を真夏の甲子園で応援して初勝利、からの、きずしで一杯はウマさ百割増し。おまけにその後快進撃で、県初のベスト8までいったんだよなー。スゲー。

 

 

スリランカのカレーはウマかった。これは基本の野菜カレーにマトン、イカ、オムレツの全部乗せ。ウンまかったなー。腹パンパン。

 

 

オシャンなサンセットも見たりしてね。

 

 

コネコにナンパされたりね。

 

 

ほいでもやっぱし、街に一軒の居酒屋で、メザシとウィンナでビールにショーチュー、ってのが最高にタマランチンでした。今まで多分千軒以上は酒場に行ってっけど、まず間違いなく十本指に入るタマランチン。

 

 

 

 

■柴田聡子さん、ちゃんと聴いたことなかったよなー、って去年リリースのアルバム聴いたら、何で今まで聴いてなかった、このバカチンがーっ!!って、一気に大好きになった。

 

 

 

 

ウクライナのバンド、DakhaBrakha。Youtubeで知って結構漁ってアルバムも買ったんだけど、戦争前の動画がほとんどだから、いまはどうしているんだろうってSNS見たら、無事に活動されているようでホッとした。いや、ホッとしなくてよくならなきゃいけないんだけども。

 

 

 

 

体感でいやあ、今年は三分の一くらい夏、猛暑で、なんもしたくない日が多かったから、そんなときはずーーっとエチオピア歌謡聴いてた。溶ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

ほいではみなさまこんな感じで。来年も健やかにどんぞー。

 

 

 

 

 

あらかわ

■秩父で電車がぶっ壊れてしばらくカンヅメに。

 

 

たどり着いた長瀞。久しぶり。駅がイカすんだなー。

 

 

 

秩父の街は週末の夜祭りに向けてワッショイしてました。これはまあ、見事な生垣。

 

 

どこか知らない大陸で、十年に一度やる長柱漫才に見える。ナニをゆー!!!って、ツッコんでるところ。下からヒモで操る。

 

 

 

■最近ご無沙汰だった東京の東から西へ横断。

 

 

町屋のときわ。ンモー、こんなあったら選べないョーって、壁一面のお品書きの前でクネクネ身悶える。豚皿500円なんてあったら絶対頼むよねー。ほいで、想像してたんと違うゴージャスなんが出てきてさらに悶絶。

 

 

満足してあらかわ遊園。

 

 

観覧車はスケルトンのを狙ってゴー。

 

 

カピさんがチョー噛んでる。カピバラって、小鳥みたいな涼しい声で鳴くの知ってた?

 

 

 

同居のカンさんはだらぁーってしてっけど、夜行性だから夕方になった途端、ピーンって立って走り出す。

 

 

 

王子の北とぴあ展望台はしばらく廃墟みたくなっててモッタイナーイって思ってたら、カフェ(仮)みたくなってた。かなりの絶景で、遠くに富士山が見える。イイ気分になって、ちょっとしたハンコとかだったらホイホイ突いちゃいそう。

 

 

さらに西へ。中野の第二力酒蔵。ここん家の豆腐煮の完璧なルック。無形文化遺産に指定して欲しい。

 

 

シメにオラが街の荻窪カッパ。この風景も、もちろん無形文化遺産。

 

 

 

■自由が丘で友達と飲み会だから、ゼロ次会してたら、隣のおじさんがなんだかクセが強い。チラって見たら、大木凡人さんだった。凡ちゃんの隣で飲んでるなんて、スゲーミラクルって思ってたら、お連れさんが帰った凡ちゃんが、クルってこっち見て「声デカくてごめんねー」って話しかけてきて。「いや、大木さん、そんな全然平気っす」つったら、「凡ちゃんでいいよー」って。それからずーーーーっと、昭和芸能界プロレス界の、とても大声じゃできないような話をしてくれて、正直、約束スッポかしてあと五時間くらい聞いてたかったけどそーもいかず。どうしても聞きたかった大木凡人芸能界最強説の件、最後に聞いてみたら、そんなのねーって笑った後、

「でもね、闘るときは五対一だったよっ!!!」

キッてポーズとってくれた。最高!!!

 

 

 

■今月一番聴いた曲。西日暮里の緑ってワードのセンスだけで満腹。

 

 

 

 

出たばっかの民謡クルセイダーズの新譜も当然サイコー。

 

 

 

 

 

 

 

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