7月末にカンボジアの総選挙があり、予想通り人民党が圧勝しました。
まあそうだよなあ、対立候補の噂もなく、選挙運動は日本と同じレベルで過ぎていきました。
そして8月に入ったある日、驚きの報道がありました。
首相以下、古株の内閣が総退陣!(すいません、少しオーバーです)
首相の席は現首相のご子息が引き継ぎ、議長や副首相など内戦後のカンボジアを支えてきた方々多数が引退するとの事です。
一党独裁が色濃い政権ではありますが、思い切った政策だと驚きました。
これからどこに向かうのか。
与党内での人事刷新ですから国の方針が大きく変わるとは思いませんが、明らかに変化が見えてくるでしょう。
今日は、2022年暮れから2023年2月にかけての、農場の様子です。
乾季対策、目玉事業の共同菜園の様子、機械の整備などです。
脱穀して残った稲わらは、貴重な乾季の資材です。乾燥防止に活躍します。
キャッサバの根本に敷き、強い日差しからを乾燥を防止します。
池の水も今のところ十分です。下流にダムがあるので、乾季になってもそれほど水位は下がりません。
試験農場の全景です。ジャングルを開墾して畑にしました。遠くに見えるのはメコン川の支流です。
昨年作った小型のディスクハロー、収穫が終わった高畝を崩し、プラウ作業とその後の整地に一役買っています。
調整はみんなで行います。
レンタルしているバックホーのゴムキャタが切れました。まあ、中古なので仕方ありません。
取り替えるゴムキャタも中古ですがね。
8本掘った井戸の周囲に作った共同菜園の収穫が始まりました。
小松菜、からし菜、ナス、などなど。
自分でも種を買って一足早く収穫が始まった農家。意欲を感じます。
要望があったので、如雨露をプレゼントしました。
せかっくなのでホース、如雨露、タンクなども皆さんに届けました。
大根、小松菜、空心菜など、奥の道路沿いには、キュウリなどが植えてあります。
小さなプランターでネギなどは作っていましたが、乾季に大きな家庭菜園を作るのは、全員初めて。
1月から3月頃までは、お米の収穫とカシューナッツの収穫時期で忙しいのですが、きれいに育てています。
2年3年と続いてくれることを願います。