副作用 | 甲状腺の扁平上皮癌

副作用

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ここしばらく抗がん剤の副作用で危険な状態が続いていたので、なかなか更新できなかった。


非常に強い骨髄抑制で白血球が一番低い時で100まで下がった。

感染症の危険が強い為に抗生物質と白血球を増やす薬を入れる。


40度の熱と吐き気、下痢が続き先生から言われたのは、

MRSA腸炎(院内感染で一番有名)と腎不全。


面会も身内だけで、しかも15分のみ。

アルブミンという血液製剤を入れる同意書を書く。


非常に危険な状態でという説明を受けた後、一晩、母の元で付き添った。

一晩中、高熱と吐き気、お腹と首の痛みと下痢の為眠れず、高熱の為か、はえが飛んでるとか幻覚を見出したりした。痛みが酷いので、なんとかならないか相談して、一度家に帰り、汚れた洗濯物などを洗濯して干してから会社に行った。


会社が終わり病院に行ってみると、病室にはだいぶ回復した母がいた。

モルヒネの点滴が増やされたようだった。

でも、痛みが少しでも和らいだだけで、だいぶ違うようだった。


それから、日ごとに回復して、点滴も2箇所だったのが1箇所になり。

おしっこも出るようになり、腸炎も治ってきて、ようやく明日から食事を胃ろうでとることになった。


胃ろうで食事が取れるようになれば、点滴がとれて、退院が見えてくる。

そろそろ、母が家に戻ってくる準備をしなきゃいけないなと思う。