携帯電話の緊急警報が鳴りました。

 

で、受け取ったメッセがこちら。

 

[서울특별시청] 서울 미세먼지 비상조치 발령. 내일(15일) 출퇴근시 대중교통 무료, 승용차 이용 자제 및 대중교통 이용바랍니다.

【ソウル特別市庁】ソウル微細粉塵緊急措置発令。明日(15日)通勤時の公共交通機関無料、乗用車利用を控えると公共交通機関ご利用ください。

 

ソウルだけでなく、東京も大気汚染対策はちゃんとやればいいのになあと常々思っていましたが、公共交通機関を無料にするなどソウルの方が東京よりも、だいぶ粋な計らいではありませんか。

 

ロンドンでは、2003年から混雑税が導入されてから、一般車両はかなり減って、大気汚染の軽減面でもそれなりに効果が出ました。税金の掛かるエリアに入らないようにロンドンの周囲をビビりながら運転するのもなかなかスリルがあります。事後申請だと税金が割り増しになるのです。

 

ソウルに漂うものは、微細粉塵や排気ガスだけでなく、タバコのケムリもあります。

 

こちらも徹底されつつあります。

 

最近、当方の棲むアパート周辺から喫煙者が消えたと思ったら、こんな貼り紙があちこちに。

 

以下、訳文。

 

喫煙禁止案内

 

私たちのアパートは、ソウル市に禁煙アパートとして登録されています。

 

いくつかの世帯で階段、家の中、トイレなどでタバコを吸う場合、階の上下、両隣などにタバコの臭いが浸入して近隣に苦痛を与えています。

 

私たちの隣人に体の不自由な患者の方、妊婦、お年寄り、子供、青少年などが生活しており、世帯内では、必ず禁煙してください。

 

以上、訳文。

 

家の中でも吸ってはいけないとは、かなり手厳しい気もしますが、嫌煙家の当方としては有難いことこの上無し。罰則規定も相当厳しく、吸った者も、その施設内で吸わせた者も故意や過失に関わらず課金されるそうです。

 

しかし、運用レベルには疑問があります。

 

街中は禁煙のサインがあるのに、タバコのニオイは消えませんし、憎むべき歩きたばこもあちらこちら。

 

今回は当方のアパート内と周辺で規則の順守が厳しくなりましたが、韓国全体でのコンプライアンスレベルはどうなのか?  何事につけ法があって無いように感じられることも少なからず。

 

それでも、タバコに関しては、今の日本よりソウルのほうがだいぶマシです。

 

いえ、褒めていません。単なる事実です。

 

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