北の国境を臨む停留所

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停留所には

 

「江華平和展望台」と書かれています。

 

 

つまり、江華島の最北端の場所から、川越しに北韓(朝鮮民主主義人民共和国)の領地が見えるということです。

 

のどかな畑が国境の最前線になります。

 

 

南韓(大韓民国)からは

 

こうして展望台が設置されているわけですが、

 

 

北韓は観られることを想定して、豊かな国土をアピールするために、農作業をする人たちの姿を意図的に晒しているそうです。パンフレットにはフェイクの農作業だと書いてありますが、実際に収穫しているようですので、フェイクの意味がよく分かりません。

 

しかし、「豊かに見せかけている」という点では、フェイクかもしれません。社会主義や共産主義では全員平等の理想社会ですから、全人民が同じ生活を送っていると思わせたいのでしょう。

 

北側には南側の様子を展望できる公共施設は設けられていません。その理由は当然のことながら、北の人民には南の豊かさを見せたくないからです。

 

望遠鏡で、働く人々の様子も見られます。その表情までは判らないけど、同じ人間である生々しさが伝わってきます。

 

そして、この静かな景色を眺めていると、

 

国境って何なの?

 

という気分になります。

 

この展望台では、

 

北に向かって手を合わせて祈る人々を見掛けます。

 

朝鮮戦争で離別し、音信も途絶えた肉親を想う北の出身者、南北分断が解かれる未来を願う人たちです。

 

この展望台は平和記念ではなくて、平和「祈念」のための象徴だなあ、と思いました。

 

 

軍の車両もあちこちで見かけます。

 

この辺りは河口に近い汽水域で、魚種も豊富なのですが、国交のない国同士の国境なので漁業は営めないそうです。

 

汽水域ならば、さぞ美味い天然のミンムル(淡水)うなぎや貝類も多いだろうな、とつぶやくと、妻に言われました。

 

「アナタはなんでも、そうやって食事に結び付ける」

 

だって、美味しい食事は平和の象徴ではないですか?

 

どんな思想もオイシイご飯には抗(あらが)えません。

 

利権を確保するために、思想の枠組みを維持する権力者だけがデbになっている現実がちょいと苛立たしいです、はい。

 

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