ぼけりんです。本日ロンドンから帰国しました。


このブログは、だいぶバックデートで

まだエジプトの話を書いていますが、

カイロのハン・ハリーリでテロがあったそうですね。


私は、事情によりハン・ハリーリには

立ち寄れなかったのですが、

観光客に人気の場所だそうです。


テロがなくなって、

世界中どこでも安全に旅ができるように

なることを祈る今日この頃です。


さて、3日目です。


朝4時にカイロのホテルを出て、

飛行機で、アスワン経由でアブシンベルへ。



ぼけりんのすすめ-アブシンベル大神殿

アブシンベル大神殿です。


おおーー、で、でかいです(汗)。さすがです。

ほんとに、すばらしい壮大さです。



ぼけりんのすすめ-ラムセス二世アップ

ラムセス二世アップ。なかなかきれいなお顔です。


しかし、4体とも自分の像を作らせるって、

どんだけ自分大好き王様だったのでしょうか?


ここいらへんから、

ジャイアンの解説がますます怪しくなってきました。

(ああ、ひとりできたらどんなに楽しかったことか・・・)


「アスワンノ水位ガ、アガーリマシタ。デスカラ

ロシア、フランス、タスケノシゴトデシタ。

遺跡アッチカラコッチ、ウゴーキマシタ」

解説以上。

なんのこっちゃ・・・。


大丈夫です!!

ピラミッドで懲りたので、

地●の歩き方、常に携帯しています。


えーと、なになに・・・な、なにーーーっ??!!!


アスワンハイダムの建設により、水没することが決まった

アブシンベル神殿はじめ遺跡群を保護するため

世界中の国々が協力したユネスコ遺跡移転計画大キャンペーン

のことでした。


ユネスコの「ユ」も出なかったぞ、

ほんとにこの人はガイドなのか・・・・。


何千回も同じこと話しただろうに、

いつもこの解説なのか・・・・?


【チップの話】

実は日本出発の前日になって、

現地の旅行会社の日本における代理店が

「チップリスト」(英語版)なるものを送ってきました。


その何日か前にも、

「チップの目安」のような

日本語の書類が送られてきたのですが、

不思議なことに、

英語版は日本語版のほぼ2倍の金額

になっているんです。


カイロ ドライバー1日:20USドル

カイロドライバー半日:15USドル

カイロ ガイド1日:25USドル

カイロ ガイド半日:20USドル

・・・・・

などなど、都市別、ケース別に

細かく金額が書かれています。


思うに、日本語版は

現地事情に詳しい日本人から見たおよその相場、

英語版は、

現地のガイドやドライバーの言い値ではないでしょうか。


日本語版でも高いなぁーと思うのに、

英語版は言語道断と思い、

日本の代理店に電話してみました。


「この金額、

 絶対払わないといけないわけじゃないですよね、

 チップなんだから、気に入らなければ減額したり、

払わなかったりできるはずですよね?」


と聞くと、


いえ、払わないとトラブルになるでしょうね、

女性一人だし、なにがあるかわかりませんよ


あ、あのーー、これって脅迫でしょうか・・・・・。


少々カチンときたぼけりんは

速攻でJATA(日本旅行業協会)の相談窓口に相談しました。

出発の前日なのに・・・。


事情を説明すると

「あーー変な代理店に頼んじゃったかもしれないですねーー、

どれどれ、あ、

この代理店は親会社がXX(結構有名な旅行代理店)なので、

親会社に相談したらどうですか?」

とアドバイスを受け、親会社にクレーム。


一応、親会社の方からは

「脅迫するつもりはなかったのです、

言い方はまずかったので申し訳なかったのですが・・・・」

という丁重なお詫びはいただけたものの、

結局チップの額についてはうやむやのまま、

出発してしまいました。


そんなこともあったので、

初日のジャイアンのチップハ気持デース発言

つながったのかと思いますが、

とにかくエジプト旅行では、

チップをしょっちゅう払わなければいけないのです。


「ボケリンサーン、ドライバー二10USドル、オネガイシマース」

などと、しょっちゅうジャイアンの指示が飛びます(ムカッ)


しかし、その額は日本語のチップリストの額だったので、

それほどでもないかと思い、素直に払っていました。


しかも気が付けば、

ジャイアンには初日から1USドルもあげていません。


ジャイアンにもいくらかあげておこうか

と考えた心優しい私は

「じゃあ、これはジャイアンへのチップね」

と80USドルあげました。


これで、1日10USドルとすると、

8日間なので、もうあげなくてもいいかも、

くらいに思っていました。


なにかいいことしてくれたら、もう少しあげよう・・・。

(きっとそれはないな・・・)


・・・しかし、皆さんの予感どおり、

当然それでは終わらなかったのですが・・・・。

(これについてはまた後ほど書きます)


ちなみに、初日に食事をおごってもらった

エジプト人H氏にもこのリストを見せたところ、


「これはひどい。だいたいこの30-50%くらいで十分、

極端な話をすれば、まったく払わなくてもいいんだから」

とのことでした。


やはり私は正しかったか。


ちょっと長くなったので、次回に続きます。