個人的に2009年は「オカルト」「グロテスク」
「テケテケ」「テケテケ2」と白石監督イヤーでした。
あまり知られていないだろうけれど
「オカルト」が僕は大好きだ。
あとは「チェイサー」と「映画は映画だ」も
案外見逃されてそうなので要チェック。
【第1位】
愛のむきだし
★良質韓国映画が蔓延る中、園子温は最後の砦。
【第2位】
チェイサー
★岩井俊二、石井克人、大林宣彦、黒沢清、
西川美和、松尾スズキ、若松孝二などなど
日本を代表する監督達に絶賛されたことで
注目を集めた戦慄の実話サイコサスペンス。
オールドボーイ、殺人の追憶、そしてチェイサー。
とその2作品と同列に扱うという所までは
さすがにいかないかもしれないが
それでもこのチェイサーは文句なしにおもしろい。
僕が、私が、なぜ、どうして、こんな目に!
真実を内に秘めていくら正義の名の下に
祈りを捧げたとしてもそんなことは無意味、
僕らの世界は時として恐ろしいほどに非情、
そして泣き叫びたくなるほどに
理不尽な現実を唐突に叩きつけてくる。
それは誰の身にも起こりうる事態。
映し出される夜景は我々の生きる日常において
いつ自分の身に降りかかるかわからない予測不能な死と
狂気に満ちた人間の徘徊を予感させる。
今、デリバリーヘルス嬢達がもっとも
見なければならない映画でもある。
ナ・ホンジンという男、これが初監督作とかやばすぎ。
手に汗握るほど見る者を夢中にさせる演出、
これぞ映画、エンターテインメント!
【第3位】
空気人形
★ペドゥナは09年のベスト女優。
【第4位】
映画は映画だ
★09年は新人監督としては
チェイサーのナホンジンばかりが騒がれていたが
このチャンフンという監督も相当ヤバイ。
アウトローの世界に身を沈めた男の
覚悟がひしひしと伝わってくる稀有な映画。
対照的な二人の男が
終盤本気でぶつかり合うバトルの圧倒的な迫力と
それによって起こる融合。
2009年度ナンバー1といってもいいあの
素晴らしいラストカットを見れば
タイトル通り「映画は映画なんだよ!!」
と叫びたくなるに違いない。
【第5位】
レスラー
★究極の男の映画。
男のすべてがこの映画にあると行っても過言ではない。
この映画の良さは女にはわからないだろう。
男だけが見ればいい。
家族に愛想をつかされ、女に見放されたとしても、
男にはなんとしてでも辿りつかなければならない場所がある。
女にひれ伏すだけの人生は送りたくない。
ボロボロになりながらもミッキロークが叫ぶ
「俺に"辞めろ"と言えるのはファンだけだ」
という名言に震えながら泣いた。
ベネチア金獅子賞納得の超名作。
【第6位】
イングロリアスバスターズ
★たしかにデスプルーフの後半は素晴らしい。
だがそれでも今作の最初から最後まで続く緊迫感と
ハリウッド的カタルシス展開を
斜め上に突き進む物語は一瞬たりとも
目が離せないしこの映画こそが
タランティーノの最高傑作だと叫ばずにはいられない。
【第7位】
スペル
★こんなにも楽しい気持ちにしてくれる
映画はなかなかない。
上司に向かって鼻血噴射シーンは09年における名シーンの一つ。
他にもゲロにウジ虫、老婆の噛み付き、
眼球飛び出しなどの衝撃描写には興奮を抑えきれない。
あまり有名ではないかもしれないが
ライミの1、2でなく
「死霊のはらわた3キャプテンスーパーマーケット」は
名作なので絶対見ておくように。
【第8位】
新世紀ヱヴァンゲリヲン破
★旧劇場版もとてつもなく好き。
でもあの破滅的な感情を
そのまま現在まで引きずってちゃダメなのだと思う。
傷つくことはあるだろうけれど
それでも人と向き合うことに関して
背中を押してくれる希望の映画。
【第9位】
オカルト
★「クローバーフィールド」よりも「REC」よりも
「放送禁止」よりも「パラノーマルアクティビティ」よりも
日本人なら断然「オカルト」だ!!
最高のPOV映画の誕生。
一つの概念に関して妄信的になってしまった
派遣男の暴走は現代のテロリストや
カルト宗教団体の思想を彷彿とさせとても恐ろしい。
それでいてインドカレーを食べて
インディージョーンズを観に行く流れが神。
居酒屋での説教シーンもおもしろすぎ。
【第10位】
ライブテープ
★74分1カット、至高の音楽体験。
松江監督と前野健太は
10年代を引っ張っていく存在。
【第11位】
母なる証明
★母は時としてモンスターになる。
【第12位】
エスター
★地味なけど良質ホラー。
【第13位】
めちゃ怖3
★このシリーズは3が断然おもしろい。
霊能者と女優の禁断の恋を
ぜひとも目撃してほしい。
オススメ。
【第14位】
グラントリノ
【第15位】
ウォッチメン
【第16位】
ちゃんと伝える
【第17位】
チェンジリング
【第18位】
マーターズ
★前半「ファニーゲーム」、後半「ホステル」ながらも
「ホステル」や「SAW」のような
若干笑いの要素が漂う過剰な残虐描写は一切排除して
少女を徹底的に痛めつけるネガティブな演出が永遠に続く。
しかしこの映画が他の拷問映画と一味違うのは
人間を傷つける側の人間がたんなる性的嗜好で
暴力を楽しんでいるわけではないところにある。
その拷問には一体どんな意味があるのか。
なぜ執拗にまで少女を痛めつけるのか。
すべては最後に明らかになる。
そのオチこそが昨年もっとも騒がれたホラーが
マーターズとなる原因であった。
【第19位】
グロテスク
★全編、変なおじさんが
長澤つぐみちゃんの乳首を切ったり
手マンしたり、腕や足を切断したりしてるだけなのに
エンターテイメントしてるから良い。
イギリスでは発禁に…
本編はグロいだけじゃなく感動的です!
【第20位】
フロスト×ニクソン
★ニクソンのしゃべりに圧倒された。
「テケテケ」「テケテケ2」と白石監督イヤーでした。
あまり知られていないだろうけれど
「オカルト」が僕は大好きだ。
あとは「チェイサー」と「映画は映画だ」も
案外見逃されてそうなので要チェック。
【第1位】
愛のむきだし
★良質韓国映画が蔓延る中、園子温は最後の砦。
【第2位】
チェイサー
★岩井俊二、石井克人、大林宣彦、黒沢清、
西川美和、松尾スズキ、若松孝二などなど
日本を代表する監督達に絶賛されたことで
注目を集めた戦慄の実話サイコサスペンス。
オールドボーイ、殺人の追憶、そしてチェイサー。
とその2作品と同列に扱うという所までは
さすがにいかないかもしれないが
それでもこのチェイサーは文句なしにおもしろい。
僕が、私が、なぜ、どうして、こんな目に!
真実を内に秘めていくら正義の名の下に
祈りを捧げたとしてもそんなことは無意味、
僕らの世界は時として恐ろしいほどに非情、
そして泣き叫びたくなるほどに
理不尽な現実を唐突に叩きつけてくる。
それは誰の身にも起こりうる事態。
映し出される夜景は我々の生きる日常において
いつ自分の身に降りかかるかわからない予測不能な死と
狂気に満ちた人間の徘徊を予感させる。
今、デリバリーヘルス嬢達がもっとも
見なければならない映画でもある。
ナ・ホンジンという男、これが初監督作とかやばすぎ。
手に汗握るほど見る者を夢中にさせる演出、
これぞ映画、エンターテインメント!
【第3位】
空気人形
★ペドゥナは09年のベスト女優。
【第4位】
映画は映画だ
★09年は新人監督としては
チェイサーのナホンジンばかりが騒がれていたが
このチャンフンという監督も相当ヤバイ。
アウトローの世界に身を沈めた男の
覚悟がひしひしと伝わってくる稀有な映画。
対照的な二人の男が
終盤本気でぶつかり合うバトルの圧倒的な迫力と
それによって起こる融合。
2009年度ナンバー1といってもいいあの
素晴らしいラストカットを見れば
タイトル通り「映画は映画なんだよ!!」
と叫びたくなるに違いない。
【第5位】
レスラー
★究極の男の映画。
男のすべてがこの映画にあると行っても過言ではない。
この映画の良さは女にはわからないだろう。
男だけが見ればいい。
家族に愛想をつかされ、女に見放されたとしても、
男にはなんとしてでも辿りつかなければならない場所がある。
女にひれ伏すだけの人生は送りたくない。
ボロボロになりながらもミッキロークが叫ぶ
「俺に"辞めろ"と言えるのはファンだけだ」
という名言に震えながら泣いた。
ベネチア金獅子賞納得の超名作。
【第6位】
イングロリアスバスターズ
★たしかにデスプルーフの後半は素晴らしい。
だがそれでも今作の最初から最後まで続く緊迫感と
ハリウッド的カタルシス展開を
斜め上に突き進む物語は一瞬たりとも
目が離せないしこの映画こそが
タランティーノの最高傑作だと叫ばずにはいられない。
【第7位】
スペル
★こんなにも楽しい気持ちにしてくれる
映画はなかなかない。
上司に向かって鼻血噴射シーンは09年における名シーンの一つ。
他にもゲロにウジ虫、老婆の噛み付き、
眼球飛び出しなどの衝撃描写には興奮を抑えきれない。
あまり有名ではないかもしれないが
ライミの1、2でなく
「死霊のはらわた3キャプテンスーパーマーケット」は
名作なので絶対見ておくように。
【第8位】
新世紀ヱヴァンゲリヲン破
★旧劇場版もとてつもなく好き。
でもあの破滅的な感情を
そのまま現在まで引きずってちゃダメなのだと思う。
傷つくことはあるだろうけれど
それでも人と向き合うことに関して
背中を押してくれる希望の映画。
【第9位】
オカルト
★「クローバーフィールド」よりも「REC」よりも
「放送禁止」よりも「パラノーマルアクティビティ」よりも
日本人なら断然「オカルト」だ!!
最高のPOV映画の誕生。
一つの概念に関して妄信的になってしまった
派遣男の暴走は現代のテロリストや
カルト宗教団体の思想を彷彿とさせとても恐ろしい。
それでいてインドカレーを食べて
インディージョーンズを観に行く流れが神。
居酒屋での説教シーンもおもしろすぎ。
【第10位】
ライブテープ
★74分1カット、至高の音楽体験。
松江監督と前野健太は
10年代を引っ張っていく存在。
【第11位】
母なる証明
★母は時としてモンスターになる。
【第12位】
エスター
★地味なけど良質ホラー。
【第13位】
めちゃ怖3
★このシリーズは3が断然おもしろい。
霊能者と女優の禁断の恋を
ぜひとも目撃してほしい。
オススメ。
【第14位】
グラントリノ
【第15位】
ウォッチメン
【第16位】
ちゃんと伝える
【第17位】
チェンジリング
【第18位】
マーターズ
★前半「ファニーゲーム」、後半「ホステル」ながらも
「ホステル」や「SAW」のような
若干笑いの要素が漂う過剰な残虐描写は一切排除して
少女を徹底的に痛めつけるネガティブな演出が永遠に続く。
しかしこの映画が他の拷問映画と一味違うのは
人間を傷つける側の人間がたんなる性的嗜好で
暴力を楽しんでいるわけではないところにある。
その拷問には一体どんな意味があるのか。
なぜ執拗にまで少女を痛めつけるのか。
すべては最後に明らかになる。
そのオチこそが昨年もっとも騒がれたホラーが
マーターズとなる原因であった。
【第19位】
グロテスク
★全編、変なおじさんが
長澤つぐみちゃんの乳首を切ったり
手マンしたり、腕や足を切断したりしてるだけなのに
エンターテイメントしてるから良い。
イギリスでは発禁に…
本編はグロいだけじゃなく感動的です!
【第20位】
フロスト×ニクソン
★ニクソンのしゃべりに圧倒された。