こんにちは、木村です。

 

 

 

4月の朔日から

遠距離の夜間学校に通い始めて

一週間。

 

この週末は

穏やかな春の陽気につつまれ

外からは

鳥たちの楽しげなさえずりが

聞こえてきます。

 

 

全身に日の光を浴びて

新鮮な外の空気を肺いっぱい吸い込み

庭の植物に触れて

ゆっくりとご飯を食べて

好きな音楽を聴き

読みたかった本を開き…

 

とにかく

今までになく新しい知識を

アタマに詰め込んだ一週間

だったので

 

こころと体が

気を抜いてゆっくりしたい〜って

叫んでいるのを感じましたね(笑)


 

今回は

精神医学の講義の中で

印象に残った言葉について

 

わたしなりに思ったことを

書いてみようと思います。

 

 

 

それは、

 

人間には3つの側面がある

 

ということ。

 

 

 

人は誰もが

 

バイオ(bio-) 身体

サイコ  (psycho-) 感情

ソーシャル (social-) 思考

 

の3つの側面、

 

つまり、

 

身体 =”生き物”

としてのわたし

 

常に周りから影響を受けて

何ごとかを感じているわたし

 

社会の中で生きているゆえに

アタマでイロイロと思考するわたし

 

この “3つのわたし”を持っている

というのです。

 

 

 

また、

講師の先生は

 

この3つの側面の

バランスを取ることが大切

 

だとも仰っていました。

 

 

バランスを取る って、

 

過剰なものは、抑えて

足りないものは、補って

 

その人の内側に

本来備わる力を

引き出すこと

 

なんだそうです。

 

 

それって… 要するに

 

アタマ、こころ、身体の

バランスが取れている時に

その人が本来持っている力を

発揮できる

 

ってことですよね。

 

 

わたしは今、学校に通って

たくさんの知識とか理論とか技術を

外側にコテコテと貼りつけて

外側の殻を分厚くしているわけですが

 

そうすると、

殻の内側の生身のこころと身体は

 

アタマばっかり使ってちゃダメだよ〜

こっちにも意識を向けてね〜!

こっちの声にも耳を傾けてちょうだいよ〜!

 

って、

バランスを取るよう

主張してくるんです。

 

このこころと身体の主張を

キチンと受け止めて

それを満たしてあげることが

すごく大事!なんですよね。

 

 

 

 

アタマと、こころと、身体の

バランスが崩れてしまう時、

 

それは

大抵の場合、

 

ぐるぐる考え過ぎになっていたり

アタマでっかちになっていたりして

 

自分は今、何を感じているのか?

体は今、どんな状態なのか?

 

について

 

無自覚だったり

無頓着だったり

無視したり

抑え込んだり

するような場合です。

 

 

 

そうやって

バイオ(bio-) 身体

サイコ  (psycho-) 感情

ソーシャル (social-) 思考

のバランスが崩れてしまうと

 

こころと身体は

何らかの症状や病気という形で

バランスを取るように

主張してくるんですよね…

 

 

 

 

ヒトは社会の中でお互いに

関わり合いながら生きているから

 

”ソーシャルなわたし”は

生きていくためには欠かせません。

 

同時に

”ソーシャルなわたし”を生きることは

人間がこしらえたルールのもとで

生きることでもあります。

 

 

でも

”ソーシャルなわたし”は

自分の一部分でしかない。

 

”生き物として、

常に何かを感じているわたし”は

 

ヒトがこしらえたルールよりも

もっとずっと大きなもの

 

〜 月、太陽などの天体とか

それから生じている四季とか 〜

 

要するに

“自然界”という広大な枠組みの中で

その影響を受けながら

そのリズムに従って

生きているんですよね。

 

 

だから

”ソーシャルなわたし”が

 

人間関係とか

仕事とか

ヒトとの関わりの中で

ヒトの作ったルールの中で

消耗してしまった時には

 

まずは思考をストップさせましょう。

(これには深くゆっくりと呼吸をして

身体に意識を持っていくのが効果的です^^)

 

 

そして

自然の一部である生き物として

実はたくさんのことを感じながら

生きている

自分のこころと身体に

耳を傾けてあげて

その欲求を満たしてあげること

が、

 

健康でいるためにも

 

アタマ、こころ、身体のバランスを整えて

自分が本来持っている力を

発揮していくためにも

 

最良の方法なんですね!