こんにちは

ぼちやまです。

 

自己紹介だけだとつまらないかと思いましたので記事を1つ挙げておきます。

 

昨今の中学受験は既に第2世代(つまりパパやママも中学受験経験者)が大多数ではないでしょうか?

私の周り(中高一貫校経験者や東大関係者)でも子供がいる場合は、概ね中学受験を子供にさせている印象です。

 

そんな自身も中学受験経験者に向けた、昔の今の中学受験の違いを私が感じたもの中心に3点記載したいと思います。

 

1,圧倒的な復習主義

自身がY谷準拠塾に通っていた影響もありますが、当時の中学受験塾は復習というよりも予習が中心だったと思います。

しかしながら、SやWそしてGをはじめとして昨今は復習主義が全盛の時代です。

前の週にやった内容を、翌週に完璧に仕上げることを塾は求めています。

さらに一定期間置いた後に、再度同じ単元を少し難しくして学習させるスパイラル方式がとられています。

これは、単純に学力を伸ばすという点においては非常に効果的だと思う一方で、子供たちにとってより我慢が必要だなと感じています。

 

2,問題の高度化

次に問題の高度化が挙げられます。30年前の感覚で現在の中学入試の問題を見ると痛い目にあいます。

イメージ30年前の開成の問題が、現在の偏差値S50~55ぐらいの感覚です。

昔ブイブイ言わせたパパ・ママも久しぶりに問題を見ると中堅校でも結構歯ごたえがあります。

超上位校の問題は時間制限内では、ほぼ解き終わらないと思います。

中学受験の準備期間は主に小4からと30年前からはあまり変わっていないと思いますが、習得しなきゃいけない項目は増えていると思います。

まあ冷静に考えれば、30年前に1960年代の問題とその当時の問題を比べると明らかに難しくなっていたと記憶していますので、それと同じことかと思います。

また、30年前は、上位層は小5ぐらいでガンガン方程式を習って問題を解いていたと思いますが、昨今は中学範囲の解き方は教えていないように思います。(現在中学受験塾に勤めている親友にも確認済み)

 

3,学校の合格難易度の変化

これも30年前に学校ごとの特色、保護者が学校に求めるものが少しずつ変化しているので当たり前のことかと思います。

30年前の中高一貫校になまじ、なじみがある分、いろいろな先入観を持って学校を見てしまう癖があるかと思いますが、そこは冷静に現在の学校の方針や人気度を見ていくのがいいと思います。

1点男の子の上位層で言えることは、開成と麻布の合格難易度の差が広がったという点かと思います(武蔵については言わずもがな)。

開成と麻布って30年前ですと、なんとなく開成の方が目安となる偏差値は高いけど、それよりも問題の癖を見て、志望校を決めていたと思います。

「考える事が好きな人は、やっぱり麻布を目指すよね」という風潮は有ったと思います。(私自身は考えることは好きではないので開成にしましたが)

しかし今は開成と麻布の偏差値差は歴然で、Sの特訓では明らかに差が設けられていると思います。

 

上記で挙げた点は、あくまでも思い付きで記載していますが、やはり1世代異なると環境も異なるので、先入観なく物事を見ていきたいですね。

 

 

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