ホラー以外に好きなジャンルとして
世紀末系パニック映画があります。

実際に起きたらどうしようという
擬似体験的なハラハラドキドキするのが楽しいですね。

また世界は紛争が絶えませんが、
共通の外敵や至難が訪れたら
(アメリカを中心に)団結するあたりが、
パニック映画の魅力でもあります。

いろんな世紀末映画がありますが、
やっぱり、個人的にこの2つを超える名作はないかな。

まじかるクラウン2004年に公開された、ローランド・エメリッヒ監督の「デイアフタートゥモロー」
同監督といえば「インディペンでンスデイ」も有名ですね。

まじかるクラウンそして1998年、イライジャウッド主演の「ディープインパクト」
(日本だと競走馬の方が有名になりましたが)

どちらも10年以上経った今みても十分に面白い映画。

今回、この2つを比較してみたいと思います!

パニックの原因
・(デアフタ)地球温暖化による異常気象、極寒
・(ディープ)  巨大隕石落下による津波
残された時間
・(デアフタ)6週間!短い!
・(ディープ)  1年ちょい、準備期間あり
大統領
・(デアフタ)死ぬ。
・(ディープ) 生きる。
自由の女神
・(デアフタ)凍りついて雪に埋まる
・(ディープ) 津波で流される
国の対策
・(デアフタ)暖かい南半球に逃れる
・(ディープ) 隕石のうち1つは撃ち落とす
       政府のシェルター
パニック後
・(デアフタ)死者多数、たぶん人類の半数
・(ディープ) 死者多数、
→両方同じくらい死んでそうだけど、準備期間が、1年以上あるディープインパクトの方がマシ?


両作品、パニックのなかで、恋愛や家族愛を描いています。
(恋愛はどちらも男が女を助けるという王子様スチュエーションがステレオタイプな感じはしますが)

ただ、ディープインパクの方が伏線的に色んな人の人生が描かれていてドラマチックな部分が多いですね。最後に隕石につっこんで心中するアトランティスのクルーの姿や、死を前にした時の家族愛が散りばめられていて泣けます。

デイアフタートゥモローは、オオカミと戦うシーンなど含めてサバイバル感が強いので、
ドラマチックなパニック映画が見たい場合は前者、
サバイバルなパニック映画が見たい場合は後者をお勧めします。

現実味という意味では、いくら異常気象いえど6週間で地球に氷河期が訪れることはないと思うので、1年後に地球に隕石がぶつかるディープインパクトの設定の方がリアルかな…

ディープインパクトを見たなら、オマージュ映画で、ディカプリオ主演の「ドンとルックアップ」も面白いのでお勧めします。

巨大隕石が落下するって言われたら、
あなたならどうする?
サイズ、規模によるけど、映画みたいなアメリカの状況だったら、とりあえず高台や隕石の影響少ない場所に逃げるかな…
いろいろ想像しますが、どうしようもないなら、ジタバタしても仕方ない。最後はやっぱり家族と過ごして、好物(卵かけご飯、みたらし団子)をたらふく食べるかな。

隕石、宇宙は怖い!!


デイアフタートゥモローは、地球温暖化への警鐘も含まれた映画です。