こんにちは!
投資教育セミナー講師の森田朝美です。
今日は公務員のボーナス支給日でしたね。
早い会社で今月上旬に、遅い会社でも来月半ば
くらいには支給されるところが多いのではないでしょうか。
この時期になると新聞などにはやたらとボーナスに
照準を合わせて金融商品の広告が載っています。
相変わらず人気なのは、外貨定期です。
特にオーストラリアやニュージーランドは金利も高いです。
ところで、「3ヶ月もの14%」という外貨定期があった場合、
単純に3ヶ月後に14%の利息がつくのではありません。
14%というのは、1年預けた場合の金利になりますから、
この場合、14%を12カ月で割って、それを3ヶ月分かけた
数字分しか金利はつきません。
しかも利息からは20%の税金が源泉徴収されます。
となると、3カ月で税引後には2.8%の利息のみと
なるのです。
ちなみに満期時には為替の影響もありますから、もし
預けた時よりも円高になっていたら、金利は飛んで
しまう可能性もありますから、注意して下さいね。
一見すると高金利に見えるものでも、実際にはそうでは
ない場合もあります。
広告は目を引くように書かれていますから、よ~く
吟味してから選んで下さいね!(o^-')b