藤岡さんの母君から頂いた藤の木が元気に育ってます。
このままでは鉢が壊れてしまうと言うことにもなるのでこの辺りに地植えすることに・・・
才能に恵まれ、真に善良な人が、あまりにも早く私たちから奪われてしまったとは。私はその人のことを個人的には知りませんでしたが、彼のギターの演奏を聞くのがとても好きでした。
彼が地上にいた短い間、私たちに与えられた本当に稀な贈り物です。
私は彼と、そして彼が人生を歩むにつれて生み出したであろう音楽を恋しく思うでしょう。
安らかに、いつか天国のライブでお会いしましょう。
国名は分かりませんが男性の方からのコメントより
お孫さんたちお二人は南あわじに越して、おばあちゃんと一緒に住んで居ます。ご自分がいなくなってもお母さんが淋しくないように可愛い女の子二人を残して逝ってしまった優しいお父さん。
六年が経ったという今、お二人ともお父さんによく似てとても可愛い。小学三年生の下のお嬢さんはお父さんそっくり。
おじいちゃんとおばあちゃん、そして優しいお母さん。
他には桜の時期に拾われてきたさくらと名付けられた子猫と他に二匹の猫がいるようです。
すごく大きな綺麗な目をしたキジ猫だ、この新参者が一番威張っているらしい。南あわじではトラ猫というようだ。(一番多い猫の模様の一つ。)
何もかもうまくできているなあと感心してしまう。誰が台本を書いているんだ。
ただ皆が幹大さんに居て欲しいと言う願いだけが、叶わない願いだった。
母君は幹大さんがミュージシャンをやめたらこのお店で働くようにと思って建てたと言っていたのが凄い。
彼は世にも稀な偉大なミュージシャンですのに大根を売ったりして近所の方々と楽しく、家族仲良く暮らしていて欲しいと願っていたなんて。
ある日、京都に住んでいる妹さんが帰省していて、私は例によって母君と幹大さんのことを話していたら、妹さんが「お兄ちゃんのような人は居ないよ。」と言って出掛けた。
その言葉が妙に耳に残って何を話していたのか何一つ覚えていない。
その妹さんを、他県で会っても、後姿でも彼女が判別できると思った。会ったばかりの赤の他人の私に判別できるほどに・・・
どうも母君の印象が幹大さんにも妹さんにもあまりにも強烈に焼き付けられているからだ。
藤の地植えが済んだので、藤岡さん宅へ鉢を返しに行ったら猫のさくらちゃんが変電所に閉じ込められて大騒動でした。
関西電力が来てくださるそうで、ハナちゃんがそれまで猫の面倒を見ています。おばあちゃん(母君)は夕食の支度、一方、お姉ちゃんは犬の散歩でした。
この平穏な生活をどこかで幹大さんが見ているのだろう。