到着したのは新尾道駅。

 

再び広島県に戻りました。

 

新岩国駅と新尾道駅は、山陽新幹線の

乗車人員で、下から数えて

一二を争います。

 

そんな二つの駅を行き来するのは、

ほとんど趣味人しかいないでしょう。

 

新岩国駅は他線との乗換駅と

言えなくもないですが、

新尾道駅は純粋な新幹線単独駅です。

 

新尾道駅が新岩国駅に勝っている点、

それは東京直通の「ひかり」が

僅か1本ながら停車する事です。

 

この後バスに乗るのですが、猛暑なので

時間までは外に出るのを控えます。

 

駅構内には、お土産屋さんが何故か

二つもあり、観光案内所も設置されて

いるなど、意外と充実しています。

 

 

 

新尾道駅は1988年3月13日に開業した、

山陽新幹線の中では後発の駅です。

 

地元の請願駅ではありますが、

両隣の福山・三原両駅から距離も近く、

開業時からの社会状況の変化もあり、

利用者は想定ほど伸びなかったようです。

 

1987年4月1日に国鉄がJRになり、

1989年1月7日に昭和が終焉したため、

この駅は「昭和生まれのJR駅」と

なります。

 

もっとも、1988年3月のダイヤ改正では

多くの新駅が誕生したため、それほど

珍しい存在という訳ではありません。

 

1988年3月13日は、新尾道駅を含め、

東海道・山陽新幹線には5つの新駅が

誕生しています。

 

 

 

つづく真顔