浦和駅構内は、懸垂幕にポスター、

そして階段と、140周年の

お祝いムード一色です。

 

東口のパルコ、西口の伊勢丹と、

浦和の誇る二大商業施設も、

垂れ幕でお祝いです。

 

 

 

さてこの10年、浦和駅は

どのような足跡を辿って

来たのでしょうか。

 

2013年の浦和駅といえば、

3月に高架工事の完了に伴い、

湘南新宿ラインの列車が

停車するようになりました。

 

その2年後の2015年には、

従来上野発着だった宇都宮・高崎線が

東京延伸を果たし、上野東京ラインとして

東海道本線方面に乗り入れを

開始しました。

 

この二つの大きな出来事により、

浦和駅は一躍利便性の高い駅へと

変貌を遂げたのです。

 

高架化で整備された浦和駅に対し、

JR東日本も商業開発を抜け目なく行い、

2015年11月には高架化空間に

商業施設「アトレ浦和」がオープンし、

2018年3月には更に駅ビルが完成、

アトレ浦和はグランドオープンを

果たしたのでした(画像は2018年

3月16日のグランドオープンの

模様です)。

 

駅の利便性の向上に加え、

商業施設も充実している事から、

リクルート社の「住みたい街

ランキング首都圏版」では、

浦和が上位に顔を出すなど、

街の持つ雰囲気が変わって来たのは

確かかと思います。

 

その一方で、些か趣味的な話と

なりますが、湘南新宿ライン停車

開始時に、大きく増えた浦和停車の

特急列車は、「スーパービュー踊り子」が

廃止されると、跡を継いだ

「サフィール踊り子」には

大宮発着便が設定されず、

東武直通特急も2023年3月に

平日を中心に減便されて

しまいました。

 

上野口の特急も、「草津・四万

(旧名「草津」)」が、185系から

651系を経て、今春からE257系に

変わったのは良いのですが、

グリーン車なしの5両編成と、

少しパワーダウンした印象です。

 

特急停車駅としての浦和駅は、

2013年のインパクトに比べると、

先細りした印象は否めません。

 

 

 

つづく真顔