なんだか、自分の持ち物をほじくり出すブログになってしまっています
その流れで、今回はコレ
森高千里の17歳バッジです。
ある土曜日の放課後。
ああ、「土曜日の放課後」ってだけで、
ある世代以上だってわかってしまいますね
「お前、この後ヒマか?」
そう聞いてきたのは、クラスメートのN君でした。
知り合いと一緒にライブを見に行く予定が、
急に行けなくなったそうです。
N君とは特に親しい訳ではありませんでしたが、
一緒に行ってくれれば、誰でも良かったのでしょう。
ライブ・コンサートの類に足を運んだのは、
これが生まれて初めてでした。
会場は汐留Pit。
なんでしょう、凄くバブルの香りがします。
どういう場所だったか、検索しても、
何故か情報が少ないです。
今の日テレ社屋があるあたりなんですかね
大人になった途端にバブルが弾けてしまった世代なので、
バブルという物にいまひとつピンと来ない部分があるのですが、
今思い返してみれば、あれがバブルだったんだなっていうのは、
結構あるんですよね。
入場者全員に配られたのが、このバッジです。
当時の森高千里は、まだ一般的に
それほど知られた存在ではありませんでした。
私も「ザ・ミーハー」のPVを、どこかで目にした事がある、
という程度でした。
席は2~3列目でしたが、端の方だったので、
それほど良く見えた記憶はないです。
そもそもファンではないから曲も知らないので、
「ザ・ミーハー」と「ザ・ストレス」と「17歳」以外、
何を歌ったのかも覚えていません。
ただ、前の列にいた、バンダナを巻いた兄ちゃんが
ノリノリだった事だけは印象に残っています。
この直後、ほとんど間をおかずに、森高千里は大ブレイクしました。
このライブがきっかけで、彼女のファンになったというような事は
特にありませんでしたが、結果的に平成を代表するアーティストの
一人となった彼女の、ブレイク間際のライブに行けたのは、
貴重な体験だったと思います。
彼女も白髪染めのCMに出演するような年齢になりましたが、
CMでその姿を見るたび、「全然オバさんになってないやん!」と
突っ込みを入れたくなります