夢見る妄想小説⑧ | 女性への憧れを永遠に求め続け夢見るフェチ度の高い女装香織

いよいよデート前日の夜

「香織、明日は例の下着上下とストッキング(靴下なし)とサテンブラウスと黒のサテンタイトスカート履いてくる様に!以上!」

え…上下…それにサテンブラウスって…無理でしょ~…

とは言え無理と言っても許して貰える筈も無く…

ハードルの高い要求に緊張して殆ど眠りにつけず解決策もみつからぬまま約束の4時間も前に起きとりあえず着てみる事に。


男性とは違う女性の肩幅を想定してつくられたぴっちりとした女性らしさを醸し出すシルエットのブラウスが関節の動きさえも制限し

 

窮屈な拘束感に包まれる感覚とピンと張った締め付けてくる生地だがサテンのツルツルと滑らかな肌触りに嫌が応にも女性だけの為のアイテムだと意識させられる


前を見ればふっくらとした美しい弧を描くブラが窮屈そうに抑えつけられながらも存在感を主張している

今の香織はもう解決策の事など忘れ女性になっていく過程の自分に酔いしれてしまっている。

化学繊維でできた薄い糸によって脚全体にまとわりつきながら繊維を伸ばし形を歪めさせながらも執拗なまでに皮膚を包み、

下半身を飲み込んでしまう拘束感を感じる締め付けパンスト

タイトスカートの裏地は対照的に艶やかでスベスベした女性らしい肌触りのキュプラにより優しく上品に抵抗なく脚の上をすりぬけていく

互いに違う素材同士が繊維の糸を1つずつ確認しながら交差し
滑ってゆく感触とずりずりと擦れる音を奏でながら女性を意識させ作り上げていく


裏地に反してタイトスカートは絶対的な拘束という
お尻や腰や腿までも締めつけ自由を奪い下半身をまるごと甘く拘束されているかのよう

歩くたびに身体にまとわりつきながらもぎゅーと締め付け体の動きを制限させ再びタイトスカート本来の形へと戻そうと脚、お尻を引き戻させ主張してくる


常にスカートの存在を意識させ1秒たりとも忘れさせない程の強い主張。  

これこそが女性として纏っている事を実感させる最高のアイテムなのかもしれない
常に皮膚の表面に当たりスカートが主導権握っているという主張に全ての神経が寄せ集まって皮膚につたわってくる

下着、ストッキング、ブラウス、スカートの1つ1つが
体を通り抜けおさまっていく度に心も体も女性化していくことを再確認させられる。

締め付けられきついと思えるものは逆に私の体の輪郭線が悪いのだと教えられ躾けられている様

綺麗に見せる為に女性は色々と努力している事を感じさせられるなぁ等と思いにふけっていると自分の今の置かれてる状況を思い出し慌てて我に返る!


言われた通りの格好はしたものの胸の膨らみと明らかに女性物とわかる

男性とは違うぴっちりとした女性らしさを醸し出すシルエットのブラウスだけはどうにもならない。

スカートはズボン履いちゃうからOK,ストッキングも靴下は履けないけど靴で見えないからOKと確認しつつも、後の解決策に悩むなか1筋の光が。

秋とはいえコート着る程ではないが秋らしい薄いコートなら

コートを脱ぐ機会があった時にはスーツを着て行けばスーツのジャケットが胸の部分をある程度は隠してくれるし、

 

ジャケットの膨らみは立派な筋肉のある胸と思って貰えるかも?

これしかない!!これだ!! 

何かやり遂げた感に意気揚々と待ち合わせへ