ファンサービスで中日松坂を襲った最悪悲劇を繰り返さないための手段はあるのか?

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松坂の悲劇、サイン転売、選手への暴言…いま問われているファン側のモラル

なぜ松坂大輔はファンサービスを厭わないのか 根底にある思いとは

「特別、意識はしていないですよ。
やっていることは至って普通のことだと思っているので。
時間があって(サインを)書ける時は書きたいと思っているので」
(中日ドラゴンズ・松坂大輔)


ニュースで既に周知のことだが昨日、ドラゴンズの1軍
キャンプ地でとうとう悲しい事件が起きてしまった。
これはもはや全球団軽視できない大事件で、ファンサービスの
在り方、ファンとの距離感を考えさせられる事件だと思う。

昨日、このニュースが入ってきた時、リアルタイムに記事を
更新するのは止めた。

できるだけブログには選手を応援する記事、自身が直接触れて
戦いの中では垣間見れない顔を紹介したり、できるなら前向きな
ことを書きたいし、例えそれが後ろ向きな記事でも、そこから
気付きや学びがあるような、そんな内容にしたい。

だけど昨日だけは自身も血が通った人間なので、体中の血液が
脳天に一気に逆流するほどの強い怒りを覚えた。
そんな状態で記事を書いたら冷静じゃないワケで当然ブラック
降臨確実。
下書きしてもロクなことがないのであえて止めた。
過去に下書きでお蔵入りしたブラック降臨記事はアメンバーに
さえ公開しないだけで数え切れないほど在る。
だから1日置く事にした。

ワシが言うのもなんやけど、もう松坂クンは充分なくらい
頑張りすぎてる。だからもうその手を戦う為だけに使って欲しい。
北谷に行った時、あまりのサイン待ちの行列に驚愕した。
松坂クンは好きな選手やけど、並べない、いや並んではいけ

ないと思った。

人だかりの隙間から見える笑顔で接する松坂クンを横に

そのまま通り過ぎた。

実際、その後の報道で300人超えのファンにサインを書いたと
知って仰天した。
少し前に投手出身の虎OBに叱られたハナシをしたけど、

あの時彼の言っていたことが改めて理解できる。

そんな矢先の事件。

引っ張った相手が子供なのか大人なのかは知らない。
どんな相手がやったとしても、恐らく松坂クンのコトやから
相手を責めるようなことは何も言わないだろう。

だけど他の投手陣は思っただろう。
もしこれが自分だったらと、恐怖心に駆られたのではないか。
そして怒りや悲しみを覚えたのではないか。
それは他球団の選手たちも同様だろう。

厚意を仇で返されるなんて信じたくはない。
だけどこれを現実としてもはや危機感を持って
受け止めざるを得ない。

大切なものを傷つけてまで我欲に走り、それを強要することが
ファンサービスだというなら、もう廃止になっても仕方がない。
一部の心無い人間の愚行が真のファンと選手との距離を

遠ざける。

 

球団も選手もその身を削ってシーズンを戦っている。
遊びではない。
その中で近年各球団はファンサービスを向上しつつある。
対応しなければ球団に苦情が殺到、SNSには球団や選手を
非難する書き込みがなされ、ファンとの距離にも頭を悩ませて

いる現実。

同時に球団の警備体制も強化せざるを得ないと思う。
事実、北谷に行った折、選手の移動通路の警備が手薄で、
また柵もなく至近距離でファンが接することが可能な
場所が幾つかあり、明らかにここはヤバイと思う場所があった。

松坂クンが利き腕を引っ張られた場所は其処ではないかと
推測するが、其処はファンがサインや選手との接触したさに
殺到、密集していた。
選手の通路は確保されているとはいえ、何かされたら守り
切れない位の場所だ。
其処に柵を作ると選手の移動自体にも支障を来たす為、
仕方がなかったのかも知れないが、その時に何も起こらな
ければいいがと思った。

 

↓やっぱりその場所でした(2019.2.13追記)

松坂は右肩炎症 ノースロー調整継続へ 中日が検査結果発表


今回の反省すべき自身の愚行も告白する。
何も知らなかったとはいえ、事前に調べていればと大いに
反省した事件がある。

 

今回のキャンプ初参戦で到着してすぐの場所に
ポールや注意書きがなく他のファンが居たのもあり、
てっきり見学可能な場所だと勘違いして、何も知らずに
関係者以外立入禁止領域に入ってしまい、険しい顔の
スタッフから注意されて慌てて外へ出るという事件を
起こしてしまった。
その後は球団側がポールと注意書きを強化したので
同様のことは起こっていないと思う。

 

だけど知らなかったでは済まされない軽率な行為と猛省した。
自身が足を踏み入れたことで更にファンが増えてしまった。
場所によっては機密エリアで報道機関以外はSNSなどに
画像や情報が漏洩してはいけない(他球団には知られては
いけない等)場所もあるのだから。
(自身は幸いこの場所への移動中にカメラ設定が狂って
動作不能に陥り撮影はしていない)

 

少し前に自身が叱られた虎投手OBの言葉を思い出す。
「オマエらファンが選手生命を縮めるようなことをして
どないすんねん!」

 

ガッツから今回書いてもらった身としては改めて耳が痛い。
いくら現役を引退していると言っても、彼はグラウンドで
キャッチボールにトス、ノックも打つ。
そういう意味ではまだまだ現役なのだ。

当初は日ハム、ジャイアンツ、そしてドラゴンズ現役時代の
ユニにも書いて欲しいなという想いがあった。
でもそういう過去のものにもガッツが今のサインと背番号を
入れているのに気付いて、ああ今をしっかり見ているんやな
と思った。

 

今回で自身は長年の願いが叶ったし、ようやく止まっていた
時計を動かすことができた。
だからこれで一度終わりにしようと思った。
ガッツがチームを代わって背番号が変わらない限りは。

落合さんが求めてきた一番の真のファンサービスは、
試合に勝ってファンを喜ばせること。

自身が思うファンサービスは、、、
怪我なく元気な姿でファンに姿を見せて、
シーズンを戦って、勝って笑顔を見せてくれること

自身はそれを記憶して記録する、それでいいんじゃないのか。
まぁ勝負の世界やから喜怒哀楽の記録になるんだろうけど。

サインは、オフイベントや抽選で留めれば選手の負担も
セーブできていいかもしれない。
本当に応援しているファンには悲しく、そして腹立たしい
事件だ。

だからこそファンのマナーの向上が今こそ大切で、
マナーの悪い、改めない身勝手な輩への対策も球団と
ファンがガイドラインを設けられるように全球団が
足並みを揃えて改革していくことが早急な課題だろう。

今回の愚行を行った人間への社会的責任追及、刑事訴訟
など、泣き寝入りすることなく正攻法で然るべき処罰を
下さない限り、第二、第三の加害者が生まれる。

松坂を「破壊」したファンが払う代償…損害賠償がすごいことに?

 

これ以上の悲劇が起こらないためにも、球団は選手を守り、
ファンはマナーを守り、2020年の東京オリンピックを目前
にプロ野球というスポーツを盛り上げていかなければと思う。

自身も、自分本位にエゴに走って迷惑を掛けていないか
改めて振り返り自分の執着からいい意味で卒業出来た事件と
なった。そういう意味では気付かせてもらって感謝している。

Excentric*Kanon