聖なる怪物たち (文庫) (文庫) / 河原れん

 聖なる怪物たち (文庫) (文庫) / 河原れん
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第7回

【あらすじ】

三恵(鈴木杏)の遺族について探っていた健吾(岡田将生)は、三恵が本間(田中哲司)という男性と不倫関係にあったこと、そして三恵が特殊な血液型の持ち主だったことを知る。
「三恵は輸血が間に合わなくて死んだんでしょう?」という篤志の言葉を聞いた健吾は、大久保記念病院に戻り、手術の際に本当に正しい血液が輸血されていたかを春日井(中谷美紀)に確認。だが春日井はその事実を否定。さらに「三恵さんが亡くなったのはあなたが未熟だったから」と健吾に厳しい言葉を浴びせるのだった。
執拗に真相を知りたがる健吾に危機感を感じた春日井は、大久保(小日向文世)を使い、慶林大学病院の教授に連絡。大久保記念病院で医療ミスを犯したと伝え、健吾を無期限の謹慎処分にさせる。
どんな処分を受けようとも医師としての、そして人としての責任を果たしたいという健吾の熱意に打たれ、瑶子(大政絢)は三恵の血液サンプルを持って健吾のもとへ。そして水原(勝村政信)もまた、その熱意にほだされ協力をしようとしていた。
だが、そんな動きを知った春日井や大久保は…? そして驚がくの事実を知った健吾に追い討ちをかけるように、新たな試練が!
そして、敏雄(長谷川博己)と圭子(加藤あい)夫妻と日向一家にも、ある転機が訪れようとしていた。

(録画して見るので記事は放送日以降になることもあり)

ナレ(優佳)「人は皆嘘をつく。何一つ包み隠さず生きられるはずがないから。
しかし、一つついた嘘を包むため、多くの嘘が必要になる。嘘を消すには嘘と
真実をすり替えてしまえばいいのだ。ただ・・それだけのこと・・」

先週のラスト。本間から三恵が「輸血が間に合わなくて死んだのでしょう?」と
聞かされ、健吾は一目散に大久保記念病院に戻る。

健吾は優佳にあの時の手術で本当に正しい血液型が輸血されていたのかを問い
詰めるのだが否定される。逆に「三恵さんが亡くなったのはあなたが未熟だっ
たから」と厳しい言葉を浴びせる。そして立ち去る。
(それを覗き見していた大久保院長・・)

このシーンでもそうなんだけど春日井優佳ってなにかを相手に言う時、決まって、
相手の顔にかなりちかよって言い含めるように言うね^^;

健吾の探索は続く。今度は平井瑤子を問い詰める。

健吾「ちょっと聞きたいことがある」
平井「健吾・・」
健吾「有馬三恵さんの血液型判定したの君?」
平井「えぇ・・」
健吾「血液型は何だった?」
平井「O型プラス・・だったと思う」
健吾「間違いない?」
平井「(うんうん)間違いないわ。どうして今更そんなこと聞くの?」
健吾「ほかに何か変わったことなかった?」
平井「変わったことって何?」
健吾「何でもいい・・思い出すことがあったら教えて・・」
平井「もうやめて。」
健吾「瑤子・・」
平井「全部終わったんだから。私とあなたとのことも・・(と、去ってく)」

その帰り、健吾は病院の入り口で「腹腔鏡手術システム」とかかれた荷物が
運び込まれるのを目撃する。
健吾の脳裏に以前、竹内が言っていた「日向は慶林大の塩野教授のパトロンだ。
「これからは慶林大学がここを支援する」の言葉・・。
大久保の「これ以上この件を蒸し返すことは遺族の心情を逆なでするだけです」
という言葉が過る。

健吾「あの日・・やっぱり何かあった・・」

@聖応育英会 敏雄のもとに平井の兄・邦夫が訪れている。

邦夫「日向敏雄さんですか?」
(名刺には「警視庁八王子警察署刑事課 巡査部長 平井邦夫」とある)
敏雄「警察の方が私に何の御用ですか?申し訳ありませんがご用件を。
   時間がないもので」
邦夫「でしたら早速本題を。三ヶ月前の深夜、八王子の大久保記念病院という
   ところである妊婦が男の子を産んだ。お宅にも男のお子さん産まれた
   そうですね。」
敏雄「そうですが。それが?」
邦夫「奥さんが子供を産む二日前なんです。大久保記念病院に男の子が産まれ
   たの・・しかもその妊婦は死んだ。そしてその男の子は消えている」
(敏雄はスマートフォンを取り出しなにやら・・)
邦夫「見た人が居るんですよ。大久保記念病院から赤ちゃんが連れて行かれる
   ところを・・。どこ行っちゃったんでしょうねぇ。その連れて行かれた
   赤ちゃん・・」
敏雄「本題はそれですか?」
邦夫「?」
敏雄「時間がないと言ったはずだ。あなたの銀行口座教えてください」
邦夫「ふ・・さすが日向グループ御曹司。話が(早い?)」
敏雄「金額は?」
邦夫「ま・・これ(チョキ)で}
敏雄「いいでしょう」
邦夫「何せこのことが表に出れば、日向家にとっては一大スキャンダルだ。
   このくらいの金で・・」
敏雄「これでいいですか(と、2億と出したスマートフォンを見せる)」
邦夫「2億・・」
敏雄「あなたのような者にいつまでも付きまとわれるのは好きではない。
   遠慮なく受け取ってください。」
邦夫「いいのか?」←(邪な心がぐらぐらしてるぞ!)
敏雄「あ・・それからおたくの刑事部長に会ったらよろしくお伝えください」
邦夫「え?」
敏雄「退職されたら政界に打って出られるそうで資金面のバックアップを頼まれて
   居ましてね。日向がよろしく言っていたと」
邦夫「(唖然・呆然)」
敏雄「どうされましたか?さ、どうぞ。口座を・・」

部屋を後にした邦夫は「すました顔しやがって・・」(あれ?あの2億は???
ぶりぷり怒ってるから受け取らなかったのかな)
敏雄の前妻・希実代とすれ違い目が合う。
(敏雄っていろんなところにお金ばら撒いて、スキャンダルが起きないように
手を回していたんですね・・刑事部長にまで資金面のバックアップってさぁ・・)

邦夫「あの女・・?」

@インテリアショップ?? 希実代と華江が品定め中。

希実代「お義母さま、ご本家の来賓応接の間にいかがでしょう?」
華江「えぇ。そうね」
希実代「エレガントでお義母さまがかけられたらきっと素敵ですわ」
華江「そうね・・希実代さん」
希実代「はい。」
華江「あなたには敏雄の再婚で心労与えちゃったわね。」
希実代「いいえそんなこと・・」
華江「ごめんなさいね。」
希実代「どうかお気になさらずに。こちらこそ身の程をわきまえず、
   出過ぎまして・・もう立場は違うのに」
華江「希実代さんのしおらしさ、圭子さんも見習ってくれないかしら。」
希実代「どうかされたんですの?」
華江「日向家の嫁にしたのは間違いだったのかも。どんな育ち方をしたのか
  分からない女に日向家の跡継ぎを産ませてしまった」
希実代「お義母さま・・」
華江「なに?」
希実代「そのことでお義母さまにお伝えしたいことがあるんです。(壁の
  向こうに居る平井邦夫に目配せ)」

平井兄は、こっちにも手を伸ばしてるのか・・喋っちゃったんだろうな。

@慶林大学病院

塩野がもの凄い剣幕で部屋に入ってくる

塩野「司馬健吾!」
健吾「はい・・なんでしょうか」
塩野「君は、大久保のところで医療ミスを犯したそうじゃないか」
健吾「は?」
塩野「手術中、妊婦を死なせたんだってな」
健吾「確かに患者は亡くなられました。しかし正確な死因は・・」
塩野「言い訳はいい!この塩野の名の下で働くものがそんな大事件を隠そう
   とした・・実に不愉快だ!」

大久保が電話でお礼を言ってるから、これ大久保と優佳の仕業じゃん。

@大久保記念病院

平井瑤子さん。廊下を歩きながら悩んでます。良心の呵責に苛まれてる。
健吾を助けたい気持ちもある。しかし優佳には脅され口止めされてる・・
つらい・・?その頬を涙がつたう・・「ごめんね・・」
平井にはまだ正常な心が残ってた?手術室に向かい、保存してあった血液の
サンプルをとりだし、健吾の元に向い手渡す。

健吾は水原を病院の裏口に呼び出す。

健吾「水原先生!」
水原「なんだ・・裏口に呼び出されるなんて高校ん時以来だ。それも
   バレンタインデーにな・・(健吾が内ポケットをまさぐる・・のを見て)
   まさか・・お前オレにプレゼント?」
健吾「(血液の瓶を見せ)珍しい血液型なんです。水原先生、血液型に
   詳しい検査施設、知りません?」
水原「んなもん、機材の揃ったおたくの大学病院で検査すりゃいいだろ」
健吾「それができないんです。謹慎処分になっちゃって」
水原「ストップ!聞きたくない。余計なことに首突っ込むからだろ!」
健吾「僕は人としての責任を果たしたいんです・・」
水原「はぁ・・。(血液の瓶を奪い)」
健吾「水原先生!」
水原「オレはなぁ、青春ドラマみたいなの大っ嫌いなんだよ。」

あれ?水原先生が調べてくれるのね・・。この人もいい人か・・。

@日向家 

圭子が慶をあやしている。何も知らない無邪気さが痛い・・
「慶が笑うと敏雄さんに似てる」「なくと、機嫌悪くて泣き喚くと私に
そっくり」「大きくなったら慶はどっちに似るんだろうね」だもん・・。

そばで見ている優佳は苦笑するしかない・・よねぇ^^;


事務室に水原あての検査結果が届いた。(優佳がさりげなくチェック。
気づかれたみたいだ・・)

健吾「ボンベイ型?」
水原「インドのボンベイで発見されたから「ボンベイ型」。俺も昔聞いた
   かなって感じだ。でな、この血液型ににほかの血液が入ると激しい
   溶血反応がでる。しかもボンベイ型のややこしいのは手術室にある
   血液型の検査キットで調べるとO型プラスの結果が出るそうだ。」
健吾「O型プラス・・」
水原「お前、この血液型どこで手に入れた」
健吾「それはあの日手術した妊婦さんの・・」(後ろに人影?)
水原「おぅおぅ。知りたくないんだった。じゃな」
健吾「ありがとうございました。ほんとに・・」
水原「司馬。気の済むまで走るつもりなんだろうけど、ちゃんと戻って
   こいよ。白衣着て」
健吾「はい!」
水原「虫唾がはしった・・」

やっぱり後ろの人影は優佳。立ち聞きかよー。水原先生大丈夫かな・・。

@千葉・銚子

健吾は三恵の恋人・本間に結果を報告。本間は健吾に感謝の言葉を述べるが
自分を責める。三恵のことが好きだったのに冷めた妻とのことを世間体を
気にして煮え切らなかった自分・・。

健吾は去っていく本間の背中に呟きます。
「本間さん、三恵さんは旅立つ時に赤ちゃんを産んだんです。命を作り、
 この世に残して逝ったんです・・しかしその子は・・。
 そこまで好きな人が居た三恵さんが自分のおなかで他人の子?
 ありえない・・。」


健吾はこの前の日向家のパーティの席で、慶を抱かせて貰った際に髪の毛を
数本抜いて持ってきていた。DNA鑑定する気なんだね。
結果は白。あの子・・慶は本間と三恵の子供に間違いないと出た。

@日向家

華江は面白い話を聞いたと言い(平井兄が喋ったんだね。)
「三ヶ月ほど前、帝王切開で産まれた男の子が居る。大久保記念病院という
ところらしい。おかぁさんはなくなったけど、男の子はひそかに引き取られ
たそうよ・・」
最初は黙って聞いていたが、圭子はすべてを語りだす。
結婚式の日、流産をして子供とともに子宮はこの世から消えた。しかし卵巣
は残ったので敏雄と自分の遺伝子を使って別の女性に産んで貰ったと。

華江は「騙したのね」と絶句する・・が圭子に温かい言葉をかける。
あなたに指輪を渡したことは間違ってなかった。日向家を託したい。
慶の出生の秘密はまもりなさい・・と。

翌日、取締役会で希実代が解任される。
余計なこと(慶のこと)を吹き込んだということが原因みたいです。
華江には「もうお義母さんとは呼ばないでね」と念押しまでされちゃったよ。
勝ち誇った顔の圭子・・。

健吾は糸川の手術を行おうとする。(糸川さんの病気、その後どうなったんだ
と思ってたよ^^;)糸川と約束はしているんだけど、健吾はこの病院の医師
ではないから、「無断で」執刀したことになってしまいましたねぇ・・。
糸川さん感謝してたけど・・。感謝のお返し?ではないでしょうが、糸川は
あの手術の日、優佳が血液バックのラベルを張り替えるのを見たと言う。


健吾は優佳への追求がはじまる・・

優佳「あなたの執着心には感心しました。それにしてもこういつまでも過去の
   こと掘り返して・・」
健吾「過去に流したのはあなたです」
優佳「・・・」
健吾「まだ終わっていない。三恵さんが亡くなったのは偶然じゃなかった。
   三恵さんはボンベイ型という非常に特殊な血液型でした。」
優佳「そんな血液型だったんですかぁ。三恵さん・・」
健吾「妹さんの代理出産をしようとする人の血液型をあなたが知らなかった
   はずはないでしょう」
優佳「(うっとおしいって表情~)」
健吾「一般的ではないボンベイ型の輸血バックは通常病院には置かれていない。
   入手も難しい。だからあなたは事前に三恵さんの血液を保存していた。
   そして手術前、三恵さんとともに運ばれてきた三恵さんの血液・・
   ボンベイ型の血液バックにあなたはO型プラスのラベルを貼り付けた。
   裏でそんなことが行われていようとは思わない。
   そのうえ、血液型の簡易検査ではボンベイ型は通常のO型プラスと同じ
   反応が出る。だから検査した瑤子はじめ誰も疑いをもたなかった。
   そしてここからだ・・無事赤ちゃんが産まれると、あなたは三恵さんへ
   の輸血をボンベイ型ではない病院に備蓄されていたO型プラスに変えた。
   それがどんな結果を生むか知りながら・・」
優佳「それがあなたの知るすべてですか?」
健吾「・・・」
優佳「すべたあなたの推測・・想像ですね」
健吾「いいえ。目撃者が居ます。あなたが血液バックのラベルを張り替える
   のを見ていた人が・・」
優佳「わたしがなぜ。三恵さんを殺さなければならないのです?三恵さんは
   妹の子を産んでくれた大切で・・とてもいとおしい代理母です。
   私が手にかけたと思いたい理由は何ですか?」
健吾「それがわかりません」
優佳「これで終わりにしてください!」
健吾「僕にはわからないと言うことです。そんなことで人を殺めてしまうな
   んて・・」
優佳「そんなこと?」
健吾「子供が圭子さんの遺伝子を継いでいないことです。」
優佳「そんなことですかあなたの真実って・・」
健吾「しかも・・敏雄さんの子ですらない。代理出産って・・代理母って
   何だったんですか?かかわった人は皆、その事実を知ってるんですか?
   調べました。DNA鑑定の報告書です。あの赤ちゃんは亡くなった
   有馬三恵さんとその恋人だった本間篤志さんとの子供です。
   妹さんは知ってるんですか。ご主人の日向さんは・・
   これを持って妹さんに会いに・・」
優佳「(半狂乱)ダメ!(といって体当たり。スゴい。鑑定書破り捨てる)」
健吾「三恵さんはあなた方が持ちかけた代理出産話を利用して自分の子供
   を安全に産もうとした。それに気づいたあなたはその裏切りが許せず
   医療過誤に見せかけて三恵さんを殺した・・そうだろ?」


(岡田君・・このシーンでは長台詞の連続だ(≧▽≦))

そこに大久保院長と警察官がやってくる。「不法侵入」ということにされ
健吾は連行されてしまう・・。「話は終わってない!」と叫ぶも・・・。

ナレ(優佳)「真実は作ってしまえばいい。私は聖なる仮面を被り続ける。
これからも・・・圭子と産まれてきた慶のために。」

あぁぁぁぁ。先週ラストの予告で連行されるシーンはこれね。
警察呼んでたのかあの院長ったら。ちょっとなぁ・・。

予告じゃ圭子が「慶は渡さない」とか言ってる。(自殺未遂???)
優佳は優佳でストレッチャーで運ばれてる・・。ケガ??
(健吾が手術室で「絶対助けます」と言ってるってことは・・・)
最後までひともんちゃくあるのか?

でも健吾も突っ走ってるなぁ。もう医師の仕事の範疇、超えてる!
いろんな人に事情を聞いて証拠集めをして・・もう刑事みたい^^;
正義心が彼を動かすのでしょうが、どこまでも追求することがいいのかな
とも思えてしまう。
あの子供・・。慶は誰のもとに行くのが幸せなんだろう。子供のことが
なおざり。健吾だけはあの子を自分と同じ境遇(生まれたときから母のない
子)にしたくないって言っているけど・・
ラストの健吾の台詞(赤字にした部分)。三恵も結構強かな女性だったね^^;
そのことによっていろんな人が道を踏み外して、嘘に嘘を塗り重ねていく。
結局笑うのは誰?

岡田君、周りが見えなくてまっすぐにどこまでも走っちゃう役似合うわ。
(岡田君。大河ドラマのほうも頑張ってくれよ!!!って思うわ。4月も民放
ドラマと大河の並行がある様だけど。
大河といえば、このドラマのあと4月から常盤御前役の武井咲さん主演
なのかよ・・。彼女も掛け持ちなの?)