聖なる怪物たち (文庫) (文庫) / 河原れん

 聖なる怪物たち (文庫) (文庫) / 河原れん
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第6回

【あらすじ】

三恵(鈴木杏)の死の真相とその遺族の行方を探る健吾(岡田将生)。だが、病院の事務から入手した住所は架空のもので、そこに三恵の家族はいなかった。途方に暮れる健吾のもとに平井邦夫(長谷川朝晴)という男が訪ねてくる。刑事だと名乗る平井の正体とは? そして健吾が何を探っているのか、聞き出そうとする平井だったが…?
病院に戻った健吾は院長の大久保(小日向文世)に、三恵の遺族の住所がデタラメだったことを説明。すると「これ以上あの件を蒸し返すな」と叱責されてしまう。急に羽振りがよくなった経営状況や、医師たちが次々病院を去っていく様子を不審に思う中、なぜか健吾も慶林大学病院に戻るよう指示される。突然の出来事に戸惑いを隠せない健吾。手術の執刀をすると約束していた患者の糸川(渡辺いっけい)に愛想をつかされ、さらに落ち込む出来事が重なった健吾は慶林大学病院の塩野教授の部屋である衝撃の事実を目にする!
一方、三恵が産んだ子どもを引き取った圭子(加藤あい)と敏雄(長谷川博己)は、その子を慶と名付け、日向家の跡取りとして育て始めていた。だが慶の教育方針を巡り、圭子は姑の華江(山本陽子)との対立を深めていく…。ひとりの赤ん坊の誕生をきっかけにさまざまな人物たちの人生が変わった。真実を知るそのとき、健吾はどんな行動をとるのか?

(録画して見るので記事は放送日以降になることもあり)

あれ~。ナレ、岡田君から中谷美紀ちゃんにチェンジ?

ナレ(優佳)「あの日から私の望みはひとつだった。だから弱さにつけいり、
   正義を踏みつけた。すべてを闇に葬りすべてを終わらせ嘘を真実に
   変えた。真実は永遠の眠りにつくはずだった。でも・・闇に差す一筋
   の光のようにあの事件を終わらせられない理由があった。」

先週のラストで健吾に声をかけてきた男。身分証を見せる。刑事らしい・・
しかもあの平井瑶子の兄?でもあるらしい。(刑事ってホントかよ・・。)

健吾は院長室に向い、院長に三恵の遺族の住所がまったくのでたらめだったと言う。
すると院長は「これ以上この件を蒸し返してはいけない」と叱る。

こんなに頑なに否定したらかえって怪しいと思うよねぇ・・。

@日向家 敏雄の両親・重敏と華江、希実代+昭輔が来ている。

華江「圭子さんはこの子の教育をしっかりお願いね。日向家の跡取りなんですから」
圭子「はい。お義母さま」
華江「(昭輔が慶に触れようとするのをみて)昭輔!汚い手で慶に触ってはダメよ」
昭輔「ゴメンナサイ」
希実代「でも・・慶くんって敏雄さんにも圭子さんにも余り似てないわね」
圭子「え?」
希実代「本当に敏雄さんの子かしら。」
圭子「希実代さん・・何を仰るんですか」
希実代「流産していくらもたたないうちに妊娠ってできるものなの?」
華江「希実代さん・・」
希実代「お義母さまもそう思われますよね」
華江「(希実代をひっぱたく)二度と日向家の敷居をまたがないで頂戴!」
圭子(希実代を見つめて、冷笑)

その頃、優佳は三恵の遺骨を墓に納め、寺の住職に供養を託している。

@大久保紀念病院 

糸川の検査結果が出た。胃の上部に5センチの腫瘍があるコトが判明。
健吾は「手術で切除するか」「化学療法を行うか」。糸川を説得中。
しかし、糸川は拒む。
水原に糸川の状況を説明するが、水原は「「いいんじゃない?
本人の希望なんだから切んなくても」とそっけない。。
そんな中、同僚の一人が念願がかなって長野にかえると聞かされる。
その彼のおごりで食事!といって出かけていく。

そこに一本の電話。電話の主は健吾に用だったのだが優佳が出る。
「11/4の夜に妊婦さんを運んだ車があったかどうかと問い合わせがあった
 が、そのような配車はございませんでしたので・・」

これで、あの事件を健吾が探ってることを優佳が知るわけね~。

@日向家

慶のミルクの時間になったのでベビーベッドにやってきた圭子。そこに
慶の姿がない。慌てて「慶、慶」と呼ぶ。すると華江が慶を抱いて二階
から下りてきた・・。なぜここに華江がいるのか不審に思い「どうやって
中へ?」と問うと、華江は「合鍵で入った」のだという。

圭子「お義母さま、慶はこれからお昼寝の時間なんです」
華江「(圭子が慶を抱き取ろうとするが泣く)この泣き方はお腹よ。
母乳をあげてちょうだい。」
圭子「あたし・・でにくい体質みたいで・・」
華江「(慶に)あなたはかわいそうねぇ。」
圭子「かわいそう?」
華江「わが子への愛情があれば出ないはずないもの。」
圭子「愛情は関係ないと思いますけど」
華江「仕事の片手間に育児なんて嘆かわしいわ。」
圭子「締め切りが近いので仕方がないんです」
華江「もう結構よ。あなたが育児本を執筆している間は私が毎日この子
の世話をしにきます」
圭子「ベビーシッター頼みますから」
華江「日向家の跡取りを他人に任せるなんて言語道断です」
圭子「今はそれが普通なんです」
華江「私の考えが古いって仰りたいの??」
圭子「子育ても時代によって変わりますから」
華江「あら・・なんでも新しければいいってもんでもないわ。この子の
   名前だってそうよ。「慶」だなんて。男か女かわからない名前で
   はなく日向家の男子にふさわしい名前を私が考えてたのよ」
圭子「敏雄さんは気に入ってくれましたけど」
華江「それはあなたへの気づかいよ。あの子は優しい子だから」
圭子「気づかいではなくあたしを愛してくれているんです」
華江「愛している・・(冷笑)」

華江は「慶」が圭子の子供でなさそうなことうすうす勘付いてる?

健吾は敏雄の会社へ乗り込み、直接答えてもらおうとする・・。

健吾「大久保紀念病院の司馬と申します。」
敏雄「・・・」
健吾「うちの病院から赤ちゃんを引き取られましたよね」
敏雄「人違いをされているのでは?」
健吾「あの赤ちゃんは今どこにいるんですか」
敏雄「人違いだと言ってるだろう。何なんだ君は」
健吾「あなたの奥さんがあの子の産まれた二日後に赤ちゃんを産んだと
   記事で見ましたが・・」
華江「あなた・・何を仰ってるの?」
敏雄「(警備員を呼び)おい君、不審者だ。連れ出してくれ」
健吾「お願いします。あの子のことを教えてください。日向さん。お願い
   します。あの子のことを教えてください。日向さん。お願いします!」
華江「敏雄さん。今は大事なときよ。身辺整理はできてるの?」
敏雄「ふふ・・お母さんが心配するような事はないよ。あの男、ホントに勘違
   いしてるだけさ。さ・・行こう」

怪訝そうな華江の表情。このシーンだと、華江は知らないのかなとも思える・・。
ホント、何なんだろう・・なぁ。

いろんなところに探りを入れている健吾。「うざい、邪魔だ」と思っているらし
き人たちが動きはじめた。実際、この次のシーンから連続する。

まず「唐突」に転勤指令が下る。

@院長室

健吾「大学病院に戻る?私がですか?」
大久保「今度、慶林大学で手術支援ロボットを導入した胆嚢摘出手術のチーム
   を作るそうです。」
健吾「手術支援ロボット?」
塩野「難易度は高いが成功すれば国内初の例になる。」
大久保「司馬先生のように優秀で熱心なスタッフをぜひ返してほしいとじきじきに
   いらしてくださったのだよ」
健吾「ですが・・ここに担当の患者さんも居ますし・・」
大久保「こちらのことは気にしないで。すばらしいお誘いじゃないですか」
塩野「週明けにはうちに出勤してくれたまえ」
健吾「ちょ・・ちょっと待ってください。なんでこんな急に」
大久保「運と言うものは突然舞い込むものですよ」
健吾「ですが・・こちらでやり残した仕事が・・」
大久保「もうこの病院にあなたの席はありませんよ」
健吾「え?」

大学病院時代の同僚・竹内が健吾の代わりに配属されている。
水原からは冷たく「何にもいわずに喜べよ」と言われる。 
優佳には私物をまとめられ避けられる。瑶子からは別れを告げられ、
合鍵を返される。

とどめは糸川の一言かな。

糸川「やめるってどういうことだ。」
健吾「糸川さん・・」
健吾「僕もいったい、なにがどうなってるんだか。」
糸川「オレを切ってくれるんじゃなかったのかよ。」
健吾「そのつもりだったんですが・・」
糸川「えらそうな口たたいて大学病院に帰れるとなったらあっさりぽいか。
   オレはあんたになら命を預けられるよ。あんたの手術で一日でも長く
   生きたい。と思ったんだよ。」
健吾「糸川さん・・」
糸川「それがなんだ。今頃になってとんずらか・・」
健吾「もうしわけありません・・」
糸川「せいぜい、大学病院でお偉いお医者様にでもなればいいよ(と点滴を
   放り投げて去っていく)」
健吾「・・・」

健吾が大久保紀念病院を去る。後姿を冷たく眺めている優佳。
そして院長・大久保は敏雄と電話で話している。
(院長、おぬしも悪じゃのぅ・・院長だけじゃないけど。。)

大久保「日向さんのお口添えのおかげです。塩野教授が迅速にお手配くださ
   いました」
敏雄「司馬健吾を大学に戻したのは姉の提案です。」
大久保「首や左遷よりポストを与えて管理する方がコントロールしやすい。
  まったく・・師長らしい発想だ」
敏雄「まったく・・怖いひとですよ。あの人は」


大学病院に戻った健吾は「日向圭子」を調べ始める。しかしデータが出ない。
どうもそのカルテは「ロック」してあり、塩野教授の端末でしか見られない。
健吾は圭子の手術の頃のことを知りたいと師長に尋ねるが、
その頃の担当医はすべて担当かえになっていていないのだという。

ある時塩野に呼ばれた健吾は棚のカルテから「日向圭子」のデータを見つける。
あの「日向圭子」は「子宮を摘出していた」事を知り愕然。

@日向家の出版パーティー

健吾はそのパーティーの場で圭子に抱かれた赤子を見、その赤子?に目がいく。
会場が祝賀ムードの中敏雄が健吾の姿を見咎め、顔色を変え係りの者を呼ぼうと
する・・。しかし圭子の方はなんの不審も抱かない。「あ。司馬先生。姉の病院
の先生なんです」と言って、健吾に近づき話かける。

健吾は赤子を抱かせてもらい「日向さん、この子はやはり?」と言いかける。
するとそこに(待っていたように?)優佳が現れ「司馬先生。せっかくいらし
ていただいたんですからあちらでなにかめしあがってください」と言い、
裏の部屋に連れ出す。

健吾「あの子はあの日なくなった女性の子ですか?」
優佳「いいえ。慶はたしかに圭子と敏雄さんの子です」
健吾「妹さんは妊娠以前に子宮を摘出していて子供を産めるハズがありません」
優佳「(知られてしまい観念した?)慶は代理出産で産まれたんです。」
健吾「代理出産?」
優佳「出産は代理母が行いましたが遺伝子は圭子と敏雄さんのものをうけついで
   います」
健吾「どうして・・どうしてそんなことを」
優佳「それしか方法がなかったからです。それが何だって仰るんですか?」
健吾「開き直らないでください。国内では代理出産は原則禁止のはずです」
優佳「法律、倫理、道徳。そんな理論に付き合っていたら今頃妹は死んでいました」
健吾「でも・・あの人は死なずにすんだかもしれない」
優佳「三恵さんが亡くなったのは不幸な事故でした。」
健吾「三恵さん?」
優佳「有馬三恵さん。妹の境遇に同情して代理母を引き受けてくれた妹の幼稚園
   の先生です」
健吾「彼女のご遺体はどうしたんですか?」
優佳「身寄りがないので私が郷里のお寺に埋葬しました」
健吾「岡先生が辞めたのも僕を大学に戻したのも非難を恐れてすべて隠蔽する
  ためですね?」
優佳「妹夫婦は聖職者ですから」
健吾「師長・・僕はあなたのことをずっと信頼して来ました。まさかあなたが、
   僕を騙していたなんて・・」
優佳「司馬先生・・あなたは優秀な医者です。一年足らずでしたが一緒に仕事が
   できて光栄でした。もう二度とお会いする事はありませんが・・
   慶林大学でいい医者になってください。司馬先生・・」
健吾「いい医者ってなんですか?病院の不都合には目をつぶる都合のいい医者
   ってことですか?師長!」

優佳「あの子には明るい未来が約束されているんです」

それでもまだ健吾はあきらめられない?聖応幼稚園の野口園長にも話を聞く。
野口園長から有馬三恵のことについて聞き、千葉の銚子の生まれとしり向う。
そこで一人の男・本間とであう。
よくよく話を聞くと、本間は三恵と不倫していたという。小さな町なのでその
うわさが広まり、妻につめよられ三恵は町を出て行った・・。
三恵が東京へでてからもちょくちょくあっていた。ようやく妻と別れるコトが
できたので三恵の居所を探していたという。

健吾は自分のミスで三恵を死なせてしまったと「ごめんなさい」する。
すると本間は思いがけないことを言い出した。
「三恵は輸血が間に合わなくて死んだんでしょ?」
「いつも事故には気をつけろといっていたんだ。三恵の血液型は特殊な
ものだから」その瞬間、健吾の脳裏にあの手術のシーンが蘇る。


平井の兄と言ってたあの刑事。平井瑶子をゆすってた。やっぱり怪しい。
大久保院長も塩野教授と敏雄を目の前に「援助のさらなる依頼」
華江が慶を連れだそうとする。「このこはしばらく本家であずかります」
圭子は奪い返し、華江をつきとばす。
健吾は大久保紀念病院に向う。「師長!」

ナレ(優佳)「果てしない欲望はひとを怪物に変える。金がひとをゆがませる。
欲望がひとをゆがませる。愛がひとをゆがませる。
ゆがんだ怪物たちはまっすぐなものをもろいと侮る。でもこころのどこかで
そのまっすぐさをおそれているのだ」

じゃぁ、三恵のおなかにいたのは当時不倫していた本間の子供??
それをかくしたまま敏雄とも不倫・・。丁度そのときに敏雄の妻・圭子が流産、
子宮摘出。圭子がどうしても子供が欲しい・・代理出産の話に乗っかる。
てことはあの子供、日向夫妻はまったく関係ないことになるよー。
だとすると、跡継ぎはなれないじゃん・・。うわー。キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!


予告見ると、健吾が血液型しらべたりいろいろしてるね。警官に連行される
とこも映っていたから、無理やり逮捕されちゃうのかな?
健吾は「知りすぎたこと」が、かえって大ごとになっていきそうです。

予告には「鍵を握る血液」「秘められた殺害動機」「意外な真犯人」と
あった。優佳じゃ見え見えだし、敏雄と華江、大久保院長&塩野教授も
無関係じゃない。平井兄妹はどうだろう。
代理出産に絡んで敏雄からお金を受け取ってる村澤も関係あるかな。
「秘められた」「意外な」っていうのにひっかかるんです。