私には秘書業務のアシスタント的なことをしてくれている後輩がいます。



仕事を振る時、「〇〇さん、今ちょっといい?」と隣の席の彼女に声をかけると、


毎回笑顔で
「いいですよ〜おねがい

と言って身体ごと向き合ってくれます。


説明しながらお仕事を渡すと、
聞き漏らすことなくメモを取り、

「はい、承知しましたおねがい

と言って受け取ってくれます。


そして、無心で取り組んでくれ、ブツブツ声に出しながら見直しをし爆笑、いつも期日より早めに返してくれます。

一つ一つにかかる時間は長めですが、その分丁寧で、正確です。


それが何ともいじらしいのです。


アシスタントがいなくて一人でこなしていた頃は、仕事量と孤独と不満とに押し潰されそうでしたが、彼女と一緒に仕事をするようになってからは、仕事量の負担が少し減ったことははもちろん、状況を共有できることも精神的に有り難く、ストレスがマシになりました。


それに加えて、自分でも予想していなかった感情が芽生えましたキョロキョロ

「彼女を守ってあげたい」

言葉にすると何だかアヤシイ感じですが滝汗
彼女に楽しく働いて欲しい、その為なら自分の負担が増えても構わない、と感じるのです



いや、これ以上仕事が増えるとパンクして発狂するので困るのですがガーン、彼女がストレスを抱えるなら、取り除いてあげたい、彼女が苦手なことをして彼女らしさがなくなるくらいなら、得意なことをさせてあげたい、その代わり苦手なことを引き受けてもいい、と思うのです。



もちろん仕事はドライに充分な量を振っていて、彼女の今の状況はかなり厳しいので、ここまで頑張っているのだから、これ以上のストレスは不要という意味なのですが。


今までの自分にはなかった感情なんですニコニコ
子を持つ親はこんな気持ちになるのかしら?

上司は部下にこんな風に思うのかしら?
(私は彼女の上司ではありません)


守るべき存在がいることで、目一杯出し切っていると思っていた自分の力が、どこからかまた少し湧いてきた、そんな気がしますニコニコ


丸ビルのクリスマスツリー。
街はもうクリスマスですね。