国民からの批判を受け、民主党小沢幹事長が、ようやく検察の取り調べに応じた。

だがその後の「説明」は、予想通り(というより、予想以下)
「全ては秘書の責任で、私は知りません」
というものだった。

【4億円の銀行口座への入金や売買代金支払いへの関与について】
全て担当秘書が行っており、私は、全く関与していないので、具体的な処理については分かりません。

【所有権移転日を平成17年にした理由について】

そのことについては何の相談も受けておりません。

【売買代金支払い後に定期預金を組んで預金担保に借り入れをした理由について】

具体的な事務処理については、私は関与していないので分かりません。

【銀行から融資を受ける際に個人が借り入れ、陸山会に貸し付けた理由】

これについても私は関与していないので分かりません。

【収支報告書の記載について】

本件不動産に関する収支報告書の記載については全く把握していませんでした。

【収支報告書の内容の確認について】

担当秘書を信頼し、実務については一切任せておりました。



こんな通り一遍の言い訳で、国民が納得するはずがないのは誰の目にも明らかだ。あまりに国民をバカにしている。

子供手当として一万そこらを配れば、こんな問題すぐに忘れて、すぐに民主党支持にまわるとでも思っているのだろうか。そんな動物レベルの国民は少数だろうと信じたい。


小沢一味の犯罪行為は、既に末端構成員である秘書その他が自白している。
刑事事件としては、既に小沢の使用者責任が問えるか否かという点だけが問題になっている。黙秘権を告知されての小沢幹事長への聴取は、被疑者としてのものだった。

支配欲の塊のような小沢一郎という人間の下で、秘書が勝手に犯罪行為に及ぶことは到底考えられない。

仮に、小沢の使用者責任が立件できなかったとしても、国民はこの手の利権政治家が国政を壟断することに心底嫌気がさしている。

そして、その国民感情を煽って政権を取ったのが、他でもない民主党だ。

もし、このまま小沢を擁護し続けるのであれば、民主党は嘘、偽りによって国民を騙し、政権を盗んだということになる。
民主党議員諸君はその点を自覚し、断固とした行動に出て欲しい。

それができないなら、二度とでかい口を叩くな。