今度ブリーデンから新しいネックライトが発売になります。


こういったライトですという紹介や説明の前に、『釣り用のライトとして』私の思っているところを書いてみたいと思います。

発売されるライトについて『どうして今回の仕様になっているのか』、また『今存在するライトと比べてどのような違いがあるのか』を知っていただきやすくなるかと思いますので、もし興味のある方は読んでくださいませ。


まずは・・・以前のモデルの話からです。
<初期ネックライト BNL-01>
以前、ブリーデンからBNL-01というネックライトを販売していました。
発売は2010年ですから、今から約6年前ということになります。




<ネックライト誕生>
その当時は、釣り用のライトといえば頭に付けるライトしかありませんでした。”当時は”と書きましたが、今でもほとんどのライトがそうですね。
頭につけるライトというのは、人によっては頭を長時間締め付けられ頭痛をおこす人もあります。
そして、その問題だけでなく、「首につけた方がスタイリッシュだ」ということもあり、ヘッドライトとして販売されているものの頭上部ベルトを外してネックライトとして使っている方もいらっしゃいますね。釣り雑誌の紙面を見ても、そのようにして使われている方を多く見ることができます。

しかし、ヘッドライトをネックライトとして利用すると、専用品ではないので、「着脱がしにくい」のです。ゴムの窮屈なバンドを引っ張りながら首の位置までもってこなくてはなりませんので、帽子を被っていたり、フードがあるウエアを着ている場合は特にやりにくいです。

それを改善したのが、BNL-01で採用したこの「バックル」でした。




このバックルがあることで、ウエア類を着こんだり、帽子をつけた後からでも首に装着することが非常に簡単になりました。

私の記憶では、この商品より前に首につけることを前提として販売していた釣り用ライトはありません。おそらく釣具初のネックライトです。

BNL-01は、ネックライトとしての使い勝手は最高でした。



その一方で、”頭にも着けることが出来れば便利なのに・・・”と感じる時もありました。

ライトとして普通の堤防などで使う時は全く問題ないのですが、ちょっと危険なところを歩く時などです。

テトラ帯を歩いたりするときに、首を見たい方向に向けてもライトは首に付いているので、自分の頭が向いた方向を照らしてくれないのです。
こういう時だけは頭に付けれた方がいいな・・・と。

BNL-01でもベルトの長さは調整できたので頭のサイズに合せられるのですが、ベルトが伸縮するタイプではないので頭に付けた場合の安定感はイマイチ。
ヘッドライトとして使うには少し辛かったですね。

ここは次期モデルへの課題点でした。



<ライトの明るさについて>
BNL-01の明るさは、150ルーメンです。
今となってはこの数字自体は平凡な数字に思えますが、当時としては最大限に明るく目が眩むような強烈な明るさでしたし、実際今でも明るいな~と感じます。
現在のライト市場を見渡してみると、とにかく明るい(ルーメンが大きい)モデルも増えてきていますね。

ただ私としては、150ルーメンの明るさがあれば釣り用としては十分と思っています。周りの人に聞いても、同じ意見の方が多いです。

釣りでのライトの使用は、主に自分のリグなどを確認するのが目的であって、100メートル先を見るような用途ではないですから(笑)

まぁ、これ以上の明るさは正直必要ないと思っています。




BNL-01の話はこれくらいにして、釣り用のライトとしての欲しい機能をもう少し掘り下げていきます。


<ライトのスイッチについて>
よく森君と話をしたことがあります。
どうして、ライトってどれも複雑なんだろう。いろんな機能が盛り込まれていて。

その話の結論は、『オンオフのみができるシンプルなライトが欲しいね』という話になるのですが、そこまでの話にもお付き合いください。

ライトとして沢山の点灯モードがあっていろんな使い方ができるというのは、ライトの特徴でありとてもいいことだと思うんです。
「強い明かりで見たい時」、「弱い明かりで見たい時」、「魚に見つからないように赤色のライトで見たい時」、「万が一のトラブルの時にSOSとして」。など、一番必要な状況にあわせて選択することができるのですから。

でも通常時の釣りでライトを使う時(普段の用途)を考えてみてください。

1.車から道具を出して、釣り場に向かう時
2.釣場に着き、準備をする時
3.釣りの最中(ルアーのチェック、交換、魚を外す、ノットを組み直すなど)
4.釣りが終わって片付ける時


1、2、4については実は1回のみです。
ですので、この時に自分の好きなモードを選ぶまでに何回かスイッチを押すことは別に苦ではありません。

1回の釣行として考えると、実際には
1→2→3→3→3→3→3→3→3→・・・・・・・・・・・・・3→3→3→4
という感じで、ほとんど3の動作でライトを使用しています。
だから、『3の動作をいかに快適に行えるか』というのが大事になってきます。

3の動作を少し詳しく説明すると、”ルアーに藻が掛かっているかも”、”ルアーが蝦ったかも”、”ワームがずれているかも。”などをチェックしたい場合です。

要は手元が確認できる明るさで、パっと照らして確認してすぐに消せる。
そういった機能。

あなたのライト、このような使い方できますか?

この動作の時にスイッチをカチカチと何回も押すという行為は、ストレス以外の何者でもありません。

そこで行きつく結論が、最初に書いた
「単純にオンオフだけできるライトがあればいいのになぁ。」
です。

しかし、ライトを探してみていただくとわかりますが、実はこの単純にオンオフだけの機能を持ったライトというものがほとんどありません。

釣り用ライトとしては結構大事、いや一番重要な部分だと思えるのですが。。。



<その他の機能として>
この6年間にライトについてもいろんな進化がありましたね。
その間私もいろいろなライトを使ってきました。その間感じたことを書きますね。

電池について
小さい電池(単4)を使うものや使用する本数が少なくて済むもの(単3×1本)は、電池の重量が少なくなるのでライトとして軽く使い勝手はよかったです。大容量のものより当然点灯時間は短くなるのですが、釣行時間を考えると必要十分です。
 そして、充電池が搭載されているモデルも登場してきました。これも移動中の車で充電できたりと使い勝手はいいです。そして、電池容量はそれほど大きくないのですが、その分軽量になっている点もグッドです。
 電池が重いタイプは私的には無し!たとえ、ライト+電池ボックスと重量分散させていても、後ろが重くなり引っ張られているような感じになって、使っていて少し違和感を感じてしまうんですよね。(個人差あり)

ライトのカラーについて
 もちろん基本は白色LEDですが、赤色LEDが付いているタイプも使いました。
 アウトドア用として夜間に相手の目をくらませないために赤色LEDを装備しているライトが多いのですが、この赤色LEDは釣り用のライトの機能としても有りだと思ってます。
 魚が赤色を見辛いというのは事実だと思います。(バッカンに入れて、赤色で魚を照らしても魚は驚きません)
 ですので、ウェーディング時のルアー交換などは、できるだけプレッシャーを掛けないようにするために赤色LEDを使っています。

ベルトについて
 ベルトは一度バックル付きを一度使ってしまうとバックル無しには、戻れません。他のライトを買っても、BNL-01のベルトだけ移植して使っていました。

センサーについて
 センサー機能でスイッチを押さなくてもジェスチャーでオンオフできるライトもいくつかありますね。
 釣り人は手が汚れたりすることもありますので、ボタンを押さずにオンオフできるセンサー付きは最高なのでは?!私もそう考えました。
 しかし、実際使ってわかったことがあります
 それは、首に付けて使用した時の誤動作です。
 頭に付けていると、センサーの反応距離(一般的にはセンサーの前10cm以内くらい)に物が横切ることはほとんどないので、快適に使えるのですが、ネックライトとして首に付けると釣りの動作がセンサーに反応してしまうという問題。
 そう、センサーによるスイッチオンオフの快適さが逆に迷惑になってしまうということです。
 センサーが使えるなら使いたいけど、今存在しているセンサータイプは使いにくい。なんとかならないかな。。。


私の用途(主にライトリグメイン)で釣り用ライトに対して思っているのはこんなところです。


次回のブログでは

今回あげた項目と比べながら、新発売となるネックライトBNL-02/BNL-03の紹介をしていきたいと思います。

ブリーデンLEDライト『BNL-02』解説

ブリーデンLEDライト『BNL-03』解説