挑戦への足音 ~ 2021年へ導かれるように | ブルージェットの空からブログ|プライベートジェットの機長・航空会社社長ブログ
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挑戦への足音 ~ 2021年へ導かれるように

父が脳梗塞で再び倒れ、父の人生が詰まった会社を若い経営者に売った。

「大変申し訳無い、父が人生かけてやってきた会社は継がないと決めていた」

「いいんです。私の人生お父様に助けられて・・・・」 父と共に30年以上働いた従業員が泣き崩れた。

会社取引が終わり次の日に昭和有機株式会社専務から零戦52型の素晴らしいダイキャストモデルが

3機も会社に届けられ、1機はスカイランドラウンジへ、1機は水産航空へ、1機は自宅に飾ることにした。

自由に角度を変えられ、飛んでいて、本物の金属製でどの模型より重厚感があり素晴らしい。

「今日は、肉じゃがが食べたいよ」 「作りおきもしておきますね」

誕生日の深夜生まれた時間に、作りおきを食べながら味噌汁を飲んでいたら

作った彼女からのメールの着信音に驚いた。早寝の彼女には生まれた時間は言っていないはずだ。

素敵な女性達に囲まれ、人生で初めての経験に戸惑った。

バカラのゆでたまご置きをプレゼントしてもらったのは本当に嬉しく、

一人が「これ着てみて!どこにワッペンをつけるの?」 「なんで日本の国旗はないの?」

そうだ1年前の今日は、コンドールスコードロンで4機編隊で追悼飛行にサンタバーバラを飛んでいた。

誕生日会に作ってもらったクラムチャウダーは世界一美味しいと思った。

お気に入りのサンタバーバラのカベルネのワイン

手作りの愛情こもったハンバーグを食べながら、再び挑戦への足音が聞こえるようだった。

北海道からわざわざ取り寄せた僕が大好きそうなケーキに1本の火がロウソクに灯る。

みんなからのメッセージカード

「身体には気をつけて夢に向かって頑張ってね!応援しています!」

親友のデイビットの墜落死からコロナでのリノ・エアレース中止、そして翼休める本物のゼロの飛行中止。

よく考えて、フライトスーツに日本の国旗をつけるのはまだだと思った。

旧日本海軍と旧日本陸軍のパイロット達の歴史を背負う航空会社の社長と日本人の誇りは胸にある。

来年のアメリカ独立記念日、ハリウッドのコンドールスコードロンで記念飛行で飛びたい。

「タケさん、フライトスーツの左胸に着けるTAKEのネームタグ出来ていますよ!」

「右胸にコンドールスコードロンのワッペンと左腕にアメリカの星条旗を付けて緑のフライトスーツで」

「みんな待ってますよ!」

すべてが整ってきた。

「今日みたいに晴れた日ならば優しい歌を歌っていたい♪」

来年飛びながら、この歌が頭に浮かぶだろう。

挑戦の足音が聞こえてきた。

 

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