男のロマンが叶う時~生きるを考える | ブルージェットの空からブログ|プライベートジェットの機長・航空会社社長ブログ

男のロマンが叶う時~生きるを考える

生きるとは自分を愛することである。自分を愛せる人生を歩まなければ他人を愛せるはずがない。

その考えはわがままと言われるかもしれない、その頑張りは周りを幸せにしていくそう信じて今まで、生きてきた。

飛行機は機械で感情もなく、うそもつけない、この鉄の塊に誠実に向き合う、それが自分を誠実にする。

機械である飛行機は、努力を裏切らない。

僕の航空会社に訓練事業は業務にない。ハートが動かないと教えない。教育はビジネスでは出来ないからだ。

僕が彼の訓練を引き受けたのは、愛とロマンを感じたからだ。

会社を守り、家族を守り、責任を果たした状態にするだけでも大変な事で、お金で買えないものが必要だ。

このような方たちに教官と言われることを嬉しく思う。腕がいいからでなく、僕の姿勢と結果を出し続ける評価。

教えるようで教えられることも多く、教える側のうほうが一瞬一瞬を見逃さず適切な指導を出来なければならない

水産庁の赤潮調査飛行で水産航空のセスナ206も北九州空港に集合した。マスタングも準備された。

国の認可をもらった日本一小さい航空会社だが、60年以上の無事故記録が誇りである。そこにも愛がある。

「教官、京都で取材と東京で役員会あるから1日半だけ休ませて下さい」 「僕は福岡に残ります」

「私はアップルパイ」 「僕はバニラアイス」 「ケーキは半分づつね」

試験前に、日本エアロテック社長になって、僕は研ぎ澄まされているのか、誠実な彼女に逢いたくなった。

「私、バイクの免許持ってるんです」 「キリンというバイクの漫画を知ってる?」

40代後半に差し掛かった男が、ひと周りj以上も離れた女性に出会い愛車のBMWを売って

攻撃的なカタナに乗り換え、ポルシェと高速で命がけのバトルを繰り広げる。

そこには、お金ためでも名誉のためでもない。自分の生き方を問いかける。

彼女の楽しそうな素敵な笑顔を見ていたら、世界最高のプロペラ戦闘機P-51マスタングで飛びたくなった。

天神のデパートをお散歩してると、いろいろな店や物を見る感覚の違いや合う趣味を楽しんでいた。

これはデートとは、言えない。こんなことしたことがない事ばかりだったと振り返る。ただの連れ回しだ。

彼女の目に映る僕は何色だったのだろう?

会ったのはこの1ヶ月半で5回目「5回会ったらわかるかな」最初に会った時に言っていたのを思い出した。

また僕は、次の約束をしないでお別れした。

訓練生のその男は、役員会が終わって夜23時に合流して、明日の最終訓練の打ち合わせする予定だった。

「教官!だめですよ、あの子に、そんな失礼なことをしたら!」1時間位、僕が怒られた。時計は24時を過ぎた。

「まだ会ったばかりの人に、教官のことなんかわからないし、普通の感覚じゃない自分を自覚しないと」

「彼女の側から考えてあげるのも愛情だよ!」「もう連絡来ないよ!お・わ・り・」そうだと・・・・思った。

次の日の訓練は最終訓練で僕が操縦するが、初めて、着陸で滑走路を飛び出しそうになった。

「途中まで完璧、お手本のような進入、最後、滑走路接地前になんか考えていたでしょ!」

今まで生きてきて女性に、二度と会えないような事を気づかずにしていたことが過去にもあったと反省した。

相手の側から考える力が僕の生き方には欠けていたかもしれないと気づいた。

そんな僕に試験前の夜、「花が咲くように祈っています」彼女からの暖かいメールが来た。

「彦星タオル忘れてますよ。預かっておきますね」 

合格しなかったら次に会える機会はなくなるだろう。お互いの環境は1000キロ以上離れ、接点がほぼない。

明日は試験官が東京から2人、僕の操縦を見に来る。教官としても見られる。

プライドにかけて失敗は絶対に許されない。

つづく

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