読者への神対応と葛藤と

スポニチさんは何と立派な部下をお持ちなのだろう。

スポニチには忘れられない優秀な記者もおられた。

長久保さんと小海途さんのコラボによる写真集は伝説になっている傑作だ

その大切で優秀な長久保さんがこんなに悩まれたことに心が痛む

 

最新作「羽生結弦写真集『y』」の発売が予定日から延期になった。

その理由についてはちゃんと説明があったが改めて長久保さんから

本当に長久保さんらしいお手紙が届いている。

 

この誠実な対応こそ今のメディアに恐ろしく欠けているものである

絶望から希望へ。どれほどの生みの苦しみがあったかという事を

心にとめて見せていただこう

こちらはいつになるだろう電話のお知らせを舞っているところだ

 

今回特に長久保さんの言葉で写真集への思いの部分を大切に紹介したい

 

 

「あとがきにかえて」

絶望の中でした。「いざとなったら軽のワゴンでも借りてさ、荷台に写真パネルと写真集積んで全国を回って手売りしよう。また最初に戻るだけだよ」。軽のワゴンという言葉がいやに現実的な、こんな会話がありました。

みなさまへ。

本日「y」がやっとみなさまのところへ旅立って行きました。長い時間お待ちいただきありがとうございました。本当に申し訳ございませんでした。謹んでお詫び申し上げます。ご迷惑をおかけした全国の書店、取次のみなさま、ここで改めましてのお詫びと御礼を申し上げます。

12月、発売延期の判断を迫られ読者の方になんてお詫びしよう、羽生結弦選手になんて報告しようと思い悩みました。でもみなさまは「いつまでも待つ」と言ってくれました。「気にしないで、いいものを創ってください」と羽生選手の関係者の方からはメッセージをいただきました。絶望が希望になるのを感じた瞬間です。

 

目指したのは「音を聴く写真集」

 

今回の写真集、タイトル初案は「CURTAIN CALL」でした。羽生結弦選手のプロとしての一年を「アクトコール」から始まる舞台に見立てようと思いました。でもしっくりこない。

YUZURUのY、大文字ではなく小文字筆記体のyならどうだろう。字にした時に未来に繋がるイメージがある。その「y」をわれわれの思い通りにデザイナーの小島さんがレタリングしてくれたものです。

 

目指したのは「音を聴く写真集」。フィギュアスケートを志した子供たちはピアノの鍵盤を飛び跳ねるようにして音を追います。もっと上手くなると五線譜の上を滑って行きます。

その五線譜の音符の中に自分のエッジ音までを入れ込んで旋律を完成させてしまうのが羽生結弦選手です。プロになってからではありません。競技のことからずっとです。もちろんスタンド上部にいる人やお茶の間に彼のエッジが奏でる音、依擦れの音、呼吸する音が届くわけではありません。でも間違いなく聞こえてくる感覚。

彼は音を可視化することができる唯一無二の存在です。リンクサイドで誰よりも彼のそばにいて実際の音を聞いている写真家はそれを写し込むことが責務。写真集は旋律を奏でなければいけないと思います。

俺の撮った羽生結弦 特別な場所で「氷から思いを吸い上げて――」神カメラマンが厳選した1枚#12 (日テレNEWS) - Yahoo!ニュース さん

小海途良幹は決して器用なフォトグラファーではありません。「スタンドから俯瞰する写真も撮れ」と上司だった時代から何回か言ったことがあります。「目線が変わった写真があれば写真集のリズムも変わって構成が楽になる」。

でも従ってくれたことはありません。頑固者でいつもリンクサイドにへばりつきます。

一期一会の羽生結弦選手の音も聞き逃したくないのでしょう。

 

みなさま、「y」がお手元に届きましたら

写真からバックに流れる音楽がきこえるか、

ノイズのない羽生結弦選手の滑りの音や衣擦れの音、

熱い息吹が聞こえるか、

それが最後のページまで美しく旋律を奏でているか、

ぜひ確認してみてください。

 

羽生結弦選手の夢の旅路がいつまでも続きますように。

それをみなさまと一緒にずっと追いかけてられますように、

ただひたすらにっております。

 

2024年2月7日 長久保 豊

 

 

 

長久保さん小海途さんたくさんのご苦労とご尽力に心から感謝し手います

 

これからもずっとずっと羽生選手を追いかけてくださいね。

 

 

 

特定の政党に対する誹謗中傷を繰り返して いたDappiなるアカウントが別の政党からの
 依頼で叩いていたのではないか、という疑惑は記憶に新しいが、以前も書いた通り、
 メディアからの自発ではなく対立側からの持ち込みで書くことは商業メディアでも
 残念ながらある。ましてこうした有象無象のトレンドブログやバイラルメディアは
 社会的な立場もなければ正体そのものを明かしていないためやりたい放題だ。

 

 また羽生結弦ほどの対象だからこそ、 こうした悪意の加担者の中には、陰で
 誹謗中傷をせっせと撒き散らさなくては「自分の推し」を応援できない哀れな個人も
 あっただろう。もちろん依頼者の目的は「金」である。
 また金を得るには羽生結弦クラスでなければ十分な結果は得られない。
 いっぽう、個人は金と同時に「羽生結弦を貶めて、推しに貢献したい」

 という欲望だろうか。愚かな考えだと 思うが、羽生結弦がその程度で

 

 

 

 

 

 

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