諸行無常。

滅びの美学。

最近TVを見ていて繋がった話。

 

山崎晃嗣って人知ってますか?

東大の法学部在籍中に

光クラブいわゆる闇金を設立。

凄く設けたけど秘書として雇った女スパイに

リークされて2億の借金を背負い。

青酸カリを飲んで

借金を清算。

(光クラブ事件の詳細は→ http://matome.naver.jp/odai/2146683069820599401

東大の後輩には

あの初代日本マクドナルド社長 藤田 田がおり

山崎は天才だといっていたほど。

TV番組では光クラブ事件を紹介していたのですが

俺思ったんすよ。

何で死ぬ?

そんなに才能あって

天才ならホリエモンみたいに刑務所から出てきて

何回でもやり直せばいいじゃんって。

生きていてれば

藤田さんみたいに

ホリエモンみたいに

世の人に知ってもらえるじゃん。もったいないって。

 

その日の夜中ですよ。

お前TVばっか見てるな

暇かと思った?

そです。

暇ですw

まあそんな批判はおいといて。

結構好きな番組なんすけど

SWITCH 達人達

http://www4.nhk.or.jp/switch-int/5/

この番組で

杉本博司×田根剛 をやってたのね。

(杉本さん詳細→http://matome.naver.jp/odai/2134080180825806401

その中で杉本さんが現代美術家で売れるまでは

嫁の古美術商の仕事を手伝ってたらしく

夜は自分の写真を現像して

昼間は古美術を買ったり売ったり

その物を評価する為に関連の本を読みまくって勉強したり。

歴史を学んで

ニホンの美学は「滅びの美学」だ。

平家物語もいかに美しく滅びるかの物語。

この話を聞いて

繋がったんです。

 

山崎の後輩の三島由紀夫も自害した。

武士の美学。

恥より死を。

生き恥を晒す位なら自ら死を。

それが美しい。

美学。

山崎や三島が生きた時代には

そうした滅びの美学が生きていて

歴史と地続きだったんだなと。

翻って私たち現代人は

どうなのかと。自問自答中。

 

自分は自ら死を選ぶことは

絶対しない。

たとえ這いつくばっても

泥水を飲んでも生きると

常々固く心に刻んでおるのですが

こんな生き方もあって

歴史と繋がっているんだな

ニホンジンのDNAの中に

あるものなのなのかと

はっとした今日この頃です。

 

おまけw